闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

高回数体力作りのすすめ

2020年04月14日 | 仲間たちへ
2020.4.14.TUE
皆さんこんにちは。
今日は第4回目の投稿です。
今日のテーマは「自主トレ案2 高回数体力作りのすすめ」です。
フルレンジ(深く、しっかり)が基本なのですが。こだわりすぎると連続して筋肉が稼働する時間が短くなり、回数を増やすのが難しくなります。そこで曲げ方、下げ方を半分にする代わりに回数を普段の2倍、3倍にします。また、スクワットは1.5秒に1回、腹筋は2秒に1回など、ゆっくり行い回数を増やすのも良い方法です。時には「今日はスクワットだけで。そのかわり1000回やるぞ。」みたいなノリで(笑)。上記のペースですと25分でできます。ただし、フォームに気を付けます。顔を上げて視線をまっすぐ、胸を張り腰椎を真っ直ぐにします(おへそを出すイメージ)。膝を爪先の向いた方向に曲げ、爪先より膝を前に出さないようにします。下ろしすぎると膝に負担がかかりますので、大腿部(もも)が床と並行になる位置まで下ろして上げます。お腹に力を入れて、やや上体を前に傾け、腰やお尻、大腿二頭筋(ももの裏側)にも効くように行ってください。
押忍
吉岡智

応対してくれた渡辺支部長の指示で裏に回り、道場に入ろうとすると眼光鋭い茶帯の人に「何だ君は!」
と胸を突き飛ばされます。「にゅっ、入門希望者です。うっ、裏に回るように言われました。」と話すと「あっ、そう。じゃ、入って。」
入門誓約書を書きながら(なんて怖い所なんだ。)と思いました。この眼光鋭い茶帯の方こそ知る人ぞ知る「桐生広喜」先輩でした。
桐生先輩の恐怖のエピソードは数限りなくあるのですが、最も恐怖を感じた最初は、神奈川大学脇の道を皆でロードワークをしていた時です。先頭を走っていた桐生先輩が急に速く走り出し、当時はまだ多かった木製の電柱を勢いのままスネで「ドカン」と蹴り上げました。電柱はその衝撃で「ブルブルッ」と震えました。当時、スネ受けの技術の低さもありましたし、サポーターがなかったこともありますが、まだスネが豆腐?のようにやわだったわたしにとって
「桐生先輩の下段蹴り=スネか膝を破壊される。」
だったのです。