闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

小指がパックリ!

2008年12月24日 | 道場日記

 昨日は23日(火)ですが・・・祝日(天皇誕生日)でお休みだったので、街はすっかりクリスマスムードでしたね。間違えて道場行っちゃった人はいなかったでしょうか?

 

 その前日である22日(月)の稽古、一クラス目は型試合出場予定の少年部で都合のつく子達が一般部にお邪魔して稽古していました。
 次のクラスには指導補助担当の播田指導員に加え、沓澤指導員、木村指導員、火曜の女子部の代わりにと来てくれた小林さん、大里さんとその他良いメンバーが集まって、せんせーが組手の輪に入ったところ・・・蹴った前蹴りの足が相手の肘にひっかかって小指が切れてしまいました。(だいじょうぶ!骨はついていますから)
 本人は全く気づかなかったようですが、相手の方が流血に気づいてくださって・・さすがにくっつけない訳にもいかないので、沓澤指導員には病院まで付き合っていただき(一昨年の全日本の帰りと全く同じですね)、播田指導員には指導を代わっていただき、木村指導員には帰ってくるまで自主トレクラスに待機していただき、みんなで流血を拭いていただきと・・・お世話になりっぱなしだったようです。
 治療を終えて自主トレクラスの方には、11:30まで残って指導をさせていただいたそうですが、せっかく稽古に来てくださった皆さんに稽古を中断させてしまったことが何より申し訳なかったそうです。

 

 でも・・・本当に助けられてるな~!!ってこの年の瀬にまた感じた出来事でした。
 何ができるって、この7年半、事故のときと腰痛で動けなかった時と40℃の高熱で石井指導員を呼んで帰った一日以外・・・なんとか道場に行っているせんせーですが。
 何かあっても指導のできない私にはなす術がなく・・・師範はじめとする木元道場の職員の皆さん、文庫の黒帯さんに救っていただいています。

 

  起きてはならない出来事ですが・・・大切なものが見える出来事でもあるんですよね。

 

 本当に皆さんのおかげで道場が成り立っているのだと・・・。


 


 今年も年末にむかい書類の見直し、整理に入っていますが、引き出しの奥から大切にしている封筒が目に入りました。「先生が腰を悪くして黒帯さんが助けてくれた思い出」と書いてある封筒です。
 指導員の皆さんが相談して決めたてくれた稽古のシフト表が入っています。それぞれが忙しい中、ひとつの穴もあけず、道場を守ってくれた記録で、私にとっては感謝してもし尽くせない大切な宝物です。
 そのときに何か力にと一生懸命通ってきてくれた稽古生の皆さんもです!!

 

 本当にありがとうございました。押忍