イタリアは、どんな田舎でも大都市の真ん中でも鐘の音から逃れることはできません。
ゴーンとかガーンとかガランゴロンとか、けっこうこれが気になるんです。
初めて訪れたイタリアで、どこからともなく響く鐘の音は、異国情緒を醸し出してくれますが、これが毎日定時にガランゴロンは、ちょっと耳について煩くなります。
昔々時計が一般的ではなかった頃には、教会の鐘が時刻を知らせてくれる唯一の手段で、毎時0分から15分刻みで鳴っていたようです。
お祈りに行くのも懺悔するのも時刻を教えてくれるのも教会ですから、文句は言えませんね。
イタリアでは、教区制というのがありまして、基本的に自分の居住地に一番
近い教会をChiesa Parrochiale(キエーザ・パロッキアーレ)と言いまして、冠婚葬祭は、そこに全てお任せすることになります。
大雑把に言うと一教区は、鐘の聞こえる範囲くらいでしょうか。
教会が近くに2つある場合は、2つの教会からガランゴロンが聞こえてくることになります。
もちろん現在では、ミサの始まる前の合図と金曜日の午後3時(キリスト様がお亡くなりになった曜日と時刻)にしか鳴りませんが、日曜の朝は、ちょいとムカッと来ます(笑)
昔は人が紐を引っ張ってガランゴロンでしたが、今ではコンピュータが管理して、正確にきっちり鳴ります。
先日お邪魔した教会の司祭さんは、熱狂的なインテルファン(インテリスタ)でして、インテルのリーグ優勝が決まると、ガランゴロンなんてもんじゃなく、ありったけの鐘を一斉に鳴らすんですよ~
日本の教会の司祭さんが熱烈な阪神ファンで、阪神が日本一になった瞬間に教会の鐘ならしたら、新聞沙汰ですよねww
フィレンツェのこれは、あまりにも有名ですね~
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スペインのセビージャに行く前までは(笑
朝から夜中まで鳴ってる時はさすがにイラっと(笑
我が家は2つの教会に挟まれるような場所にあるので、ステレオのように聞こえますw