ここんとこ日本食が連続してるもんですから、調子に乗って煎り豆腐
煎り豆腐、そんなの簡単!って思ってる方
はい。簡単ですww
でもね、本来煎り豆腐は、素材をそれぞれの持ち味が出るように煮含めてから、最後にお豆腐と合わせます。
例えば、干し椎茸とニンジンでは、煮含める時間も違えば味の入れ方も違います
コンニャクを入れる場合は、から煎りしたりしますので、見た目は何の変哲もないたかが煎り豆腐、されど煎り豆腐なんですね
大切な方に丁寧に作ったものを食べて欲しいと思ったら、日本料理の基礎は知っておきたいものです。
にわか婚活は、ボロが出ますからねww
煎り豆腐に限らず、お煮染めも本来は、素材毎に調理して行って最後に調理済みの素材を合わせて温め味を調えるのが本来のレシピです。
忙しい毎日、時間がなかったり手間をかけられなかったりしますが、手順通り本来の日本料理の奥行きを噛みしめながらこさえてみると、いつもとは違ったプロの味が出ます。
高級日本旅館の朝食に小鉢でですが、ツヤっと美味しそうなお煮染めやじぶ煮が添えられていることがありますが、これは前夜のうちに板前さんが仕込んでおいて、朝食の配膳に合わせて温めてくれるからです。
また、煮物は冷めていく過程で素材に味が染みこむってこともどうかお忘れなく。
今日は、ちょっとだけ最もシンプルな煎り豆腐レシピを書いてみますね
材料から お二人分 赤ちゃんの離乳食後期にも使用できます。
お豆腐 木綿 半丁~2/3丁(大きさで加減します)
お醤油 大さじ1
白だし 大さじ1/3
卵 全卵L寸 1コ
ごま油 大さじ1(炒め用)
ごま油 小さじ1(仕上げ用)
ってことで調味料も入れて5つだけ
お豆腐は、このようにキッチンペーパーでくるんで適当な重しを乗せて30分(できれば1時間)水切りします。
厚手のお鍋かフライパンにごま油を引いて、中火で温めていきます
オリーブオイルも同じですが、絶対に油煙が上がるほど加熱してはいけません
なので、温めてと書いています
水切りしたお豆腐をグチャグチャにしながら加え、鍋底にお水が見えなくなるまで、ゆっくり中火で煎ります
水分が飛べば、お醤油と白だしを加え、ここでも水分が飛ぶまでゆっくり煎ります
一旦火から下ろして2分ほど休ませたら割りほぐした卵を加えますが、卵だけが煮固まらないように気をつけ、卵を入れたら大きく急いでかき混ぜます。
その後弱火で1分ほど火を通せばできあがり
この火を通す過程でも卵だけが煮固まらないよう注意します。
ニンジン、コンニャク、鶏ミンチ、椎茸等、別に調理しておいたものは、最後の卵を合わせる過程で加え、全体が温まればOK
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