胃もたれには、これこれ！

わたくし達日本人がイタリアで食生活をしていると、避けて通れないのが胃もたれ。
こちらの生活に慣れてくると、一食あたりの許容量というのか、食事の限界が分かってくるので、頻繁には起きなくなりますが、体調が悪かったり、外食でちょっと重い系のセコンドを食べたりすると、

ふ～っ！胃がぁ～重～いってことになります。

原因は、消化が促進されないためなのですから、それを助けてあげれば解消します

日本には、例えば「太田胃散、いい薬です！」のような消化を助ける胃薬が相当数売られていますから、服用すれば、大体のトラブルには対応可能
でも、イタリアってその手の薬は、ほとんど市販されていません。

そこで、手軽に使えるのが消化酵素
日本の皆さんも、お薬はちょっと抵抗があるって方にはお勧めですし、恐らくコンビニでも買えるんじゃないでしょうか（推測）
こちらイタリアでは、ほとんどの薬屋さんで売ってますし、サプリメントですから、医師の処方箋も不要

我々の体の中には、約３千種類の酵素があって、生命活動の重要な役割を果たしています。
ただ酵素の働きの特徴として、１つの酵素は、１つの役割しか持っていないということと、体内で生成される酵素の量は、遺伝子の影響で一人一人異なります。
このようなことから、同じ物を食べても胃もたれする人しない人がいるわけですね。

じゃあ具体的にどんな酵素が胃もたれに有効なのかを見てみましょう。
もちろん消化酵素という名のとおり、デンプン、タンパク質、脂肪を分解してくれる酵素を用いることになります。

それには、これパパイヤ酵素

パイナップル酵素もいいのですが、一番は、パパイヤ
パパイヤ＋パイナップルのダブルというのもあるそうです。

お肉やハムのステーキにパイナップルの焼いたものが添えられることがありますが、これはとても理にかなってますね～
パイナップルを食べると、時々舌先がピリッとすることがあります。
これは、パイナップルの酵素が原因

じゃあ、デザートにパパイヤ食べればいいじゃんってご意見は、なるほど尤もらしいのですが、パパイヤの消化酵素は、青い果実からしか取れませんので、熟した黄色の美味しいパパイヤでは残念ながらダメなのです。

沖縄では、青パパイヤの炒め物があるそうです。
これは、効き目ありそうですね～

酵素パワーのトップ！って洗剤もこの酵素の働きに着目して、従来の洗剤よりも汚れ落ちをよくして、少量でお洗濯ができるようにしてあるのだそうです。
今では、酵素パワー・ハイブリットってのもあるそうですね～
進んでるなニッポン（笑）


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