これまでもアメリカやイギリスの主要都市で実験は行われてきたものの、ビジネスモデルを構築できなかったり、インフラの整備や接続コスト等のルール造りが上手くいかずに成果を見るには、至っていません。
こういうことは、利益誘導型の企画では、上手くいかないというのが世界各国の共通認識になりつつあり、日本においてもWiMax に移行しつつあります。
このような失敗を受けて、唯一成功の芽が見えつつあるのがFON（フォン）と呼ばれるシステム
簡単に言うと、自分のアクセスポイントを解放することにより他の人のアクセスポイントを無料で使用できるオープンなシステム
ミラノでは、先ずコムーネ（ミラノ市）が先導して自らのアクセスポイントを公開し、２月１３日から３月末日まで、１時間という時間制限（１時間無料）はあるもののオープンWi-Fi に向けた都市実験の第１章が始まります。
こういうことは、遅く始める方がメリットがありますね
成功例に学ぶより、失敗例に学ぶ方がより早く正確にモデルを構築できるのですから。
国際的感覚がちょっと欠乏しているイタリアにとっては、怪我の功名というところでしょうか。
今秋までには、市内のトラム（路面電車）や地下鉄、警察署や学校等の公共施設の無線ランを解放して、さらに広域的に広げるのだそうです。
どうか上手に継続して、世界のビジネスモデル先進事例になってくれることを祈るばかりです。
お願いだから、首相 邪魔しないでね～
日本からこの時期旅行でミラノにいらっしゃる方には、朗報ですね～
モバイルＰＣかWi-Fi対応のスマートフォンを持っていれば、海外ローミングなんて考えずに毎日１時間いつものサイトやメールチェックができます。
ランキング参加中です
ぽちっとクリックをお願いしま～す。
にほんブログ村