葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

迷い鳥2

2007年02月08日 13時35分41秒 | 日記 ・ 雑記録
葡萄舎の近くを飛び回る すゞめ たちに餌をやり始めてから8ヶ月になる。
夏のはじめは15羽前後がご常連だったが、秋には20羽に増えた。
ところが刈り入れが済んだ秋の終わりの2週間ほど、ぱたりと寄り付かなくなった。
米粒とご飯粒を交互にあてがう私の接待に何か落ち度でもあったのかと気をもんだが、
遊びまわるのに飽きたのか、冬には戻ってきた。 その数40羽に膨らんで!
野山に食べ物がなくなれば、安定して食べ物がある葡萄舎はありがたい存在なのだろう。

40羽に増えたところで、すゞめ が食べる量はタカが知れている。
「チュン太郎とチュン子にもっていく」 と言いながら残ったご飯を運ぶ毎日だ。
最近では、家人もそれを助長する傾向にある。

ところで、今年に入ってから <変な鳥> が すゞめ の群れに紛れ込んでいる。
すゞめ と一緒に行動しているが、目も、羽も全く違う。 一見して メジロ だ。
餌をついばみながらも人の気配に敏感な すゞめ と違って、
よく言えば、人懐っこい、悪く言えば鈍感だ。
すゞめ たちが私の動きを察知して一斉に飛び立っても、臆することなく食べ続ける。
餌を与え続ける側からすれば、礼儀を知らない すゞめ たちよりも メジロ? の方が可愛い。

上の写真で、左端から餌ににじり寄るのが メジロ?
自慢にならないが、これまで鳥類図鑑など開いたことがないので、メジロ という確証はない。

(前の記事 「迷い鳥1」 に、その鳥を写しています)

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迷い鳥1

2007年02月08日 13時31分21秒 | 日記 ・ 雑記録
  (次の記事 「迷い鳥2」 からの続きです  
   記事の新旧を逆転させています)

この半月、餌をついばみに来る すゞめ の群れに、
変った鳥が紛れ込んでいる。
私があてがう米粒とご飯粒を すゞめ と一緒に食べている。
目と、羽の色から メジロ だと思うのだが。

北の潮彩 ROUTE MAP

2007年02月08日 09時24分24秒 | 日記 ・ 雑記録
朝6時に見た西空の月と、8時半を過ぎて見た太陽が、
同じような輝きと明るさで薄い雲の中に浮かんでいる。 ということは、
天気は次第に崩れつつあるのだろう。
この何日か、朝起きたら暖房をつけていないのに室温は17度あった。
今も同じ状態で16度ある。
<三寒四温> は熊本地方に起源を持つ言葉らしいが、今年は寒暖の幅が小さそうだ。
高い温度域の中での小さな変化で春に移行しそうだ。

最近、ニュースといわず、天気といわず、「北海道で――」 などといわれると
すぐに反応するようになったから面白い。
札幌の雪祭りは極度の雪不足だったらしい。
今年北海道に降り積もった雪が少なければ雪解けは早いかも知れない。
だとすれば、旅行の出発は4月末に前倒ししようか。

などと考えながら 「北の潮彩」 のルートマップを作成した。(上図)
ルートマップといっても、海岸線をぐるりと一周するだけだから単純だ。
到達できない岬が2つある。知床岬と、北海道最西端の尾花岬だ。
知床岬は立ち入り禁止、尾花岬には道がないからどうしようもない。
広大な北海道で、人が立ち入れない海岸線が2箇所というのは
少なすぎるのかもしれない。 逆に。
どこもかしこも人間が立ち入ってロクなことはない。
自然を壊し、景観を台無しにするのが関の山だから。

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