ノーベル生理学・医学賞の発表がありましたね

今日は朝５時起きでお仕事をしてから
17時近くまでお出かけしていたので
ノーベル賞の授賞式があった18時半に
うっかり寝落ちして発表を聞きそびれたsachiakiです。

18時20分までは起きてたんだぜ……orz

今年はがんの免疫組織「PD-1遺伝子」についての研究をされていた
京都大学の教授・本庶佑さんが受賞されましたね。

うっかり寝てしまったけれど、
受賞の記者会見は生で追っかけていましたよ。

本庶先生への質問は微妙なものも多かったけれど
いい話も多くて、生で聞いているからこその良さを
ジ〜ンと噛み締めましたよ。

曰く、
研究はなにが当たるかは分からないから
種をばら撒くことが大事だ。
その時に資金をバラ撒くのではなく、
たくさんの研究の中から有力そうなものを
いくつか選んで、若い人たちにチャンスを与えて欲しい。
（今の研究費への資金の出し方が、絞られすぎていて
　基礎科学への研究費がほとんど出ていないことを嘆いている）

曰く、
『ネイチャー』『サイエンス』に載っているような論文でも
自分は疑ってかかっている。
時間が経てば9割は嘘になるし、
自分の頭で納得できるまで考える。

曰く、
受賞のために研究をしているのではなく、
人類のために研究をしている。
受賞は嬉しいが、見知らぬ人に声をかけられて
「あなたのおかげで助かった」というのが嬉しい。

曰く、
挫折なんてしていたらここまでやってこられない。
大きな壁には当たったけれど、乗り越えられた。

などなど。

他にもかなりの毒舌っぷりで質問に対してキツイ返しをされたりして
かなり見ていて痛快でしたw

林文部科学大臣とは縁があったみたいで
記者会見中の電話交流タイムで肘をついて
リラックスしている感じもちょっと良かった。
とはいえ、記者会見中に電話をかけてきたのに
大臣が秘書から取り次がれるまでの保留音の長さとか
なんかもう、ダメダメっぷりがひどくて
文部科学省のグダグダっぷりが露呈された気がしますw

いろんな質問があったけれど、
全体的にはいい記者会見だったですYO！

書き終わったので、そろそろ頼まれた犬の散歩に行かないと。
そんじゃまた〜。モイモイ☆