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BOOM BOOM SATELLITES / TO THE LOVELESS
PINK FLOYD / ANIMALS
KING CRIMSON / ABSENT LOVERS
Sinead O'Connor / faith and courage
FENCE OF DEFENSE / 2235 ZERO GENERATION
THE MAD CAPSULE MARKET'S / SPEAK !!!!
SOFT BALLET / 愛と平和
BOSTON / DON'T LOOK BACK
YES / TIME AND A WORD

19日未明、集団的自衛権行使を容認する安全保障関連法案が参院で可決されたことは、ようやくポスト冷戦という時代状況に対応／順応した日本外交の「かたち」が整備されたと捉えることもできるだろう。その意味で、外交・防衛政策を担う人々の意識下に漂い、沈殿してきた、1990/91年の湾岸危機＝戦争の「澱」が払拭される、換言すれば「湾岸戦争のトラウマ」を脱神話化する絶好の機会でもあろう。とはいえ、湾岸戦争がもたらした「トラウマ」を解消した後に、いかなる外交構想を提起し、いかなる手段をもって実現しようとするのかという、「国家百年の計」に類するような戦略が政府与党から提起されなかったのは、別様の安全保障政策の「不在」を象徴しているように感じられたのも事実である。

そんなわけで、湾岸戦争に見事に触発されたソフト・バレエの「愛と平和」を選択する。

SOFT BALLET / Virtual War