前回のBB取付に引き続き、今回はクランクの取付けを行います。
と言っても、BBに差込み固定するだけの作業なので、わざわざ記事にするまでも無いけど・・・。
あくまでも”記録”として残す意味合いで。
それでは早速・・・
前回取付したBBは今時のホローテックII対応の物になります。
中心部が空洞なんですね。
そこに専用のクランクを差し込んで行きます。
狙いを定めて・・・
エイっと
ちゃんと奥まで差し込んであげます。
場合によっては固い事もあるらしく、そう言った場合はプラスチックハンマー等で叩くと良いらしいです。
今回の物は、ウネウネしながら入れたら比較的すんなり入りましたが、やはり最後の一押しは固めでしたね。
奥まで入ると、反対側の出具合はこんな感じになるハズです。
ここにチェーンリングの付いていない左側クランクを取付ければ完成です。
が、ここでチョットした作業が必要となります。
クランクの内側には、同じように溝が刻まれておりますが・・・
こんな感じですね。
写真上部の箇所に溝がありますので、クランクの角度出しに気を遣う必要もない訳です。
がその溝をよく見ると、何やら黒い物が有るのがわかりますでしょうか。
これ、外れ防止の”爪”らしいです。
クランクの軸側を見てみると、この”爪”がハマる箇所がちゃんとあります。
この穴ですね。
ここに爪が引っ掛かり、最悪の場合でもクランクの抜け落ちを防ぐ役割を担っている様です。
で、左側クランクを取付けるには、この”爪”が引っ掛からない状態にしてあげないとシッカリ入らないんですね。
この”爪”は、クランク取付ボルトを外す事で解除出来る仕組みになってますので、一旦ボルトを外します。
その後”爪”を起こした状態で奥まで差込み、最後に爪を元に戻します。
表面に爪の出っ張りが無くなりました。
これで”爪”がクランク軸の穴に引っ掛かっている状態になった訳ですね。
後はボルトを締め込んで行きますが、ちゃんと指定トルクが書いてあります。
『ちゃんとトルクレンチ使って12~14N・mの力で締めろよ!』と言う事だと思います。
え~・・・トルクレンチは車の車載工具箱の中だな~・・・。
とりあえず得意の”勘”トルクで締め上げます
ギュっと
ギュギュっと
12~14Nmって事は、9.8で割ればkg・mになるので・・・約1.23~1.43kg・mって事なので・・・
1mの棒の先に1.3kgの重りを載せた時の反対端に掛かる力量って事だから・・・
ギュギュギュ~ッと、しておきましょう
(適当)
と、まぁこの位にしといてやる・・・と
これで完成かと思いきや、最後にもう一つ大事な作業が。
左側クランクが穴の開いたままの状態になってます・・・。
ここのキャップをはめてあげないといけません。
左が専用の工具(TL-FC16)で、右がクランクキャップです。
これを左クランクの穴空き箇所に取付けてあげれば完成です。
こんな感じに、専用工具で締め込みます。
指先の力で締められる程度で良いらしいので、程々に・・・でもシッカリと締め込んでおきました。
こんな感じですかね。
と言った感じでクランクの取付は完了です~
前回のBB取付と変わらない位、簡単な部類の作業だと思います。
ディレイラー等と違い、何の調整も要らないので。
写真撮りながらで20分位だったので、実質所要時間・・・10分位かな?
ちなみに何度もシツコイ様ですが、上記TIAGRAは”ホローテック”ではありませんよ。
105以上の”中空クランク”の物が”ホローテック”になる訳です。
”ホローテック”=”空洞技術”って事でしょうか?
TIAGRAはあくまでも”キャップレスデザインクランク”です。
見た目が似通ってるだけにヤヤコシイんだよね・・・。
でも、中空クランクだと軽いんだろうな~・・・。
ま、機会が有ればそのうち・・・(”機会”よりも”予算”か・・・)
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