『5月末、夜の利根川CRの怪』にて破損してしまったフロントディレイラー。
金属部が破断してしまったのですが、我社の新工場長に溶接で修理してもらったFD-5600。
再度車体に取付してセッティングしてみると、なんとか変速OK。
OKなんですが・・・何故かアウターにシフトすると、高確率でチェーンが外側に外れると言う現象に。
あっ、そもそもディレイラーが破損した時も外側に外れたんだっけ。
で、FD-5600について色々しらべてみたら、どうやらガイドプレートが
変形する症状が多発していた様子。
その名も”105病”とまで言われている所もありました。
そうなんだ~・・・、ガイドプレートが曲がってるのか~。
試しに見てみると、確かに中央部が外側に湾曲する様な形になってる。
嫁さんのBianchi君のディレイラーを見てみたら・・・、真っ直ぐだ
となれば、真っ直ぐに修正してみよう!と思い力を加えてみたら、何となく曲がりが直って行く。
・・・って、人の手の力程度で変形しちゃダメじゃないの??
どうやらFD-5600のガイドプレートは強度設計に問題が有る様ですね
となると・・・、FD-5700買うしかないか~。
と言う訳で、
サイクリーで買って来ました。
FD-5700の直付けタイプ。
なぜ直付けか?と言うのは、今後色々と応用が効きそうなので。
ちなみにワタクシのFELT君のフロントディレイラーはバンド止めなので、
直付けディレイラー取付バンドも一緒に購入。
こちらは新品の物(TNI製、φ34.9用)を¥1,000弱にて。
フレームが変わっても、このバンドを変えればコンポは安価に移植可能になりますね。
それが直付けタイプにした狙いです。
組み合わせると、バンドタイプと同じになりました。
さてせっかくなので、ここでFD-5600と比較してみます。
外側のガイドプレートの補強ラインが変更になってる様に見えます。
内側のプレートも、形状は似てますが細かい所が変更になってる模様。
同じ様な部品ですが、地味に全然違うんですね。
上が5700、下が5600。
5600の方が間口が広く見えます。
元々のクリアランスなのか、変形に寄っての事なのかは・・・どうなんでしょう。
手で若干戻して有るとは言え、はやり変形してますかね?
FD-5600には、今まで長い間お疲れ様・・・と言う事にして、5700に変更します。
もともとSTIがST-5700なので、やっと正規の組合せになったと言う話です。
さて、取付・調整したFD5700ですが・・・バシバシとシフトが決まりますね。
やはりメーカーの言う”適合”ってのは、意味が有るんだと思い知りました。
ついでにインナーワイヤーを交換&アウターワイヤー内部洗浄・注油を施してあげたらフロントの変速も軽く楽に決まる様になり、かなり快適に。
これなら新しいコンポじゃなくても良いや!って思いました。
やはり機械物はメンテで蘇えりますね!
ちなみに今回のコストは、
FD-5700(直付けタイプ)・・・¥980
取付バンド(φ34.9)・・・¥880
インナーワイヤー(ステンレス)・・・¥120
DIY作業費・・・プライスレス
合計¥1,980ー.
非常にコスパの良い内容となりました
ちなみに溶接で直してもらったFD-5600は、オブジェとして保管しておきます。
せっかく直してもらったんだしね~
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