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キャンピングカーの電源をリチウム化するぞ!

2024年05月01日 22時24分53秒 | 車(TOM200)

我が家のキャンピングカーTOM200。

納車時に販売店さんでサブバッテリー2個を新品の物に変えてくれてました。

昔から定番の鉛のディープサイクルバッテリー(Brite Star)ですね。
 
基本的な電気周りでしたらこれでも問題無いのですけど・・・。
 
エンジン停止時に電子レンジとか大容量家電を使ったりするとインバーターが低電圧警告を発する場面も。
 
そこで、キャラバンを手放すまで数ヶ月だけ使ったリン酸鉄リチウムイオンバッテリーが家にありますので、これに積み替えてみようと言うのが今回の企み。
 
その為には走行充電装置やら外部電源用の充電器やら色々載せ替えないと・・・です
 
幸いそれらの機器もキャラバンの時に設置した物がありますので、それらを設置します。
 
え~、まずは現状把握から。
 
何気にこれが1番厄介・・・。
 
ビルダーさんで組まれたシステムがこちら。
 
 
さすがプロ!綺麗に設置してありますね。
 
最終目標としては、これらの機器を部分的に載せ替えて、

 
こんな感じになる予定。(バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンに)
 
さて現状で装着されている機器類を調べてみます。

 
気になるのは充電系機器とリレー類。
 
右上の端に見える『Wenchi』のマークのある機器は、外部100V用の充電器の様です。
 
これはリン酸鉄リチウムイオン電池専用の100V充電器に載せ替えです。

 
こちらはNEW ERA製のバッテリーリレーみたいです。
 
いわば走行充電装置。
 
ACC(又はIGN)オンでリレーが作動し、サブバッテリーとメインバッテリーが並列に繋がる仕組みみたい。
 
それで車両のオルタネーターでメインバッテリーに充電しつつ、余剰分をサブバッテリーに流す方式だと思われます。
 
シンプルな構造ゆえ、昇圧回路とかは無さそうです。
 
ただ、このシステムだとAC DELCO系のディープサイクルバッテリーは満充電にならない・・・かも??
 
どちらにしても、これはRENOGY社のリン酸鉄リチウムバッテリー対応の走行充電器に載せ替えます。
 
またリレー系は、

 
こちらは外部電源と内部インバーターとの交錯を回避する為の様な物か?
 
外部電源の接続があると、車内のコンセントは全て外部電源接続になります。
 
逆に、外部接続が無い時は車内のインバーターからの100Vになる切り替えのリレーですね。
 
これはそのまま生かす方向で。
 
インバーターは正弦波の1500Wなので、そのまま利用です。
 
では取り外す機器と鉛のバッテリーを取り外していきましょう。

 
ザっとこんな感じか?
 
左上にはRENOGY社の走行充電器を当てがって、寸法確認。
 
ここからが少し大変。
 
元々収まっていたバッテリーは105Ah容量の物が2個。
 
俗にいう27MFサイズってヤツでしょうね。
 
そのバッテリーが収まっていた所の寸法を計測。

 
床下から生えてきているケーブル類があるので、実質170㎜チョイといった感じ。
 
Brite Starの外形サイズが172㎜なので、ピッタリでしたね。
 
でも入れ替えるリン酸鉄リチウムイオンの200Ahモデルは、ここの寸法が205mm!!
 
はい、工事開始です。

 
まずは機器ボードの端をカット。

 
とりあえず上辺のスペースは確保出来たが、残りは床面のスペース。
 
床から生えているケーブルを少し移動しないと205mmの確保は無理無理。
 
穴をふさいでいるコーキングをすべて撤去(これが超大変!!)し、ケーブルを寄せる形で移動。



仕上げの粗さは見なかった事に・・・
 
バッテリーを乗せる木板も一部カットして、ケーブルを奥に寄せて再び穴をふさぎます。
 
 
今回はエアコン用の粘土を使いました。
 
防水性OKで固まらず燃えない、再度施工する際もし易いかな?と
 
ただそのままだと表面がベタベタするので、

 
アルミテープで綺麗にコーティング。
 
この状態で試しに200Ahのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを乗せてみると、

 
よしよし、干渉する事なくバッチリ入りましたぞ。
 
となれば、あとは機器を組み込んでいけばOK。

 
一応完成形。
 
元々のケーブルの長さを生かす形にしたので、機器の配置は出来の悪いパズルをやらされてる感じでしたが、
とりあえず綺麗に収まったのではないでしょうか(←自画自賛)
 
これで終わり・・・ではありません。
 
今回取り付けたRENOGY社の走行充電器はソーラーも一緒に制御してくれる物。
 
となると、ソーラーの配線も接続した方が良さそうです。
 
で、現行のソーラー制御器(未来舎製)を無効にします。



ケーブルを外してコネクターで直結状態に。
 
そしてそのケーブルをRENOGY社の走行充電器に接続。
 
一応これにて電気系の移植は完了かな。
 
でもこのソーラーについては、色々意見があるみたいで。
 
RENOGYの走行充電器はソーラーと併用すると充電電流が半分になる仕組みらしいのです。
 
で、ソーラーはバッテリーに直(上で外した最初のコントローラー使用)で、RENOGY社の機器は走行充電に振った方が良いと言う意見も。
 
ん~・・・、電気はややこしい。
 
とりあえず未来舎のソーラー制御器がリン酸鉄リチウムイオンに対応してるのか?とか考え始めた辺りで、集中力が底を尽きました・・・
 
まぁ、とりあえず今の状態で使ってみて、その内細かく調べてみる事にします(お蔵入りの予感)
 
ソーラーの配線戻す程度なら大した手間でもないしね。
 
少なくとも、リチウム化した事で電気系は快適性ワンランクアップしたと思うので良しとしましょう!
コメント (6)
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