つぶやき日記

毎日のつぶやきをまとめた日記

IT manager's Meeting 第一日

2007年04月25日 21時07分45秒 | Weblog
IT manager's Meeting 第一日

去年の10月から毎週IT manager's Meetingの議長をしているので、約1時間このMeetingのステータスやらイシューやら、やったことなどのPresentationを行った。

例によってイギリス人が、いろいろ口を挟んで助けてくれた。(ただの目立ちたがり屋かもしれないが?)基本的に顔を合わせることが目的なので、このMeetingでは何も決まらない。(なのになんでわざわざインドまで来なければいけないのかは、考えてはいけない)

去年は、ポーランドと東京で行った。みんないろんな国へ行けるのを楽しみにしているようだ。なので、一番重要な議題は秋はどこの国で行うかだ。明日のMeetingの最後に決まるが、みんなの意見ではエジプトで行われるようだ。

ホテルから歩いて10分ぐらいのところに会社があるので、朝は皆と歩いて会社まで行った。途中5匹ぐらいの犬とすれ違った。インドに来たら犬には気を付けろとガイドブックに載っていたので、緊張した。普通の飼い犬のようで、狂犬病では、なさそうなので安心したが、帰りはエジプトとアメリカのポートランド州のIT Managerとタクシーで帰ってきた。夜は普通の犬も凶暴になるとガイドブックに載っていたからだ。

タクシーは、ものすごいスリルであった。
「あっぶつかる」と何度思ったことか。運転手の隣に座ったので(後ろは体の大きいエジプト人とアメリカ人)、右折する時(インドはイギリスに統治されていたので日本と同じ左側通行)、前から来る車がみんな自分に、ぶつかるかと思った。タクシーに乗るときは、後ろの席で運転手の後ろに限ると思った。

こうやってインドでの生活の知恵が増えていくのが、うれしい。

ハイダラバード

2007年04月24日 19時20分08秒 | Weblog
IT Managerの会議でインドのハイダラバードに来ています。

インドはものすごいエネルギーを感じる国です。人や車、バイクの数は、想像をはるかに超える数で、街中はどこも渋滞していますが、それでも日本のように渋滞で止まったままということはありません。みな要領よく車を掻き分けて進みます。

会議は明日からなので、午前中2時間タクシーを借り切って観光してきました。
ハイダラバードは、ITに特に力を入れている都市と聞いていましたが、普通の都市のようです。特に旧市街はすごいです、ものすごいパワーです。露天のような小さな店が無数にあって、道路も迷路のように曲がりくねっていて、まさにフクマ殿といった感じです。誰も、ここを全部把握するのは、不可能のようです。

大学生のころ、いろなんな国で仕事みたいと数学科であるのに英語ばっかり勉強していましたが、まさかインドにまで来ることができるとは思ってもいませんでした。

世界には2種類の人がいて、インドに来れる人と、来れない人がいると聞いたことがありますが、インドまで来れたことは、感無量です。今までたくさんのインド人と良好な関係で働いてきたことへのブッタからのプレゼントでしょうか。

街中には、ブッタとガンジーの銅像がたくさんありました。特に州議会の前に立っていた銅像は大きくてみごとでした。

ブッタが悟りを開いたインドは、今よりもっと階級もきびしかったでしょうし、貧しかったでしょうが。

現在でもいろいろ人生を考えさせてくれる街です。

ペルソナデザイン

2007年04月16日 20時48分58秒 | Weblog
ペルソナデザイン、聞きなれない言葉だけど、とっても役に立ちそうなコンセプトである。
ダイヤモンド社の月刊誌であるハーバードビジネスレビュー誌に載っていた。最近本も出版されたので、早速Amazonでオーダーした。

典型的な顧客(ユーザ)像をデザインする。それによって、部内の顧客への意識が統一される。
ユーザをセグメント化し、各セグメントではITを日頃どのように使っているのか?
どのようなニーズがあるのか?
ITのどの部分に共感し、どの部分は受け入れできないのか?
そういったことが整理できるので、一層ビジネスへ貢献できる。

ユーザ(顧客)にとっても自分達のニーズが整理できたり、思いもつかなかったニーズが発掘されるので、受け入れられるコンセプトであると思われるし、それになにより、セールスのマーケティングツールとして使えるかもしれない。

大きな会社ではないので、セグメント化しても種類は多くない。典型的なユーザ像も4-5種類で済むだろう。さっそくこのコンセプトを部内で理解してもらい、簡単なプロジェクトを組んで取り組もう。


砂に書いたラブレター

2007年04月05日 21時19分52秒 | Weblog
春休み、家族みんなのスケジュールがやっとあって、会社を休んでみんなで新江ノ島水族館を見学して、そのまま下の海へ下りた。

結婚前に女房とデートで来た江ノ島の海で、また砂にラブレターを書いた。

小4の娘「お父さん、いいじゃんこれ!」

中2の息子「お父さん、こんなんで、またラブラブに戻れると思ってるの?」

女房は、靴に砂が入るからと、海には下りてこなかった。

やる気分析システム

2007年04月02日 23時14分41秒 | Weblog
JTB Motivationsのやる気分析システム(MSQ)を部内でやってみた。
個人で申し込めば3,990円と結構お得なシステムだ。
「人間関係」、「業務遂行」、「プライベート」など9個のモチベータと呼ばれる「やる気の基」で、全体的なやる気指数と、それぞれのモチベータの関心の度合いと満足度の乖離がリポートにまとめられる。

だが、これが3,990円とは思えないほど当たる。

日ごろから積極的に仕事を行っている人のやる気指数は高かった。
各モチベータへの関心(やる気の基)と満足度との乖離も少ない。

やる気がいまいちだなあと思う人は、やはりやる気指数が低かった。同年代と比べても低い。(リポートでは、同年代との比較の項目もある)
どんなモチベータに関心があり、満足度が低いのか?
すなわちどんな点で乖離が大きいのか?
乖離が大きいということは、その点がやる気低下のひとつの原因となっている。

これがリポートで出てくるのは、やる気を改善して、楽しく仕事をするために、どうするか?の話し合いを個別に進めるのにとても役に立つ。

ただ、面白かったのは、全員共通的に「環境整備」の乖離幅が相対的に大きかったことである。やる気指数の高い人でも、若干の乖離があった。

あまりに、おもしろそうなので、今週の木曜日に全員で、この点をつっこんで話し合うことにした。

きれいな高層ビルにオフィスがあり、一人当たりの働くスペースが、とても広いこの職場での環境に不満がある訳ない。

不満があるとしたら、トラブル時の本国でのサポートとか、突然連絡もなしに変わるプロセスとか、そういった内部プロセスへの不満が高いとしか思えない。

どんな話し合いになるか、木曜日が楽しみである。

I差別化戦略

2007年04月01日 21時43分12秒 | Weblog
各部のマネージメントミーティング(人数の少ない部署は、部のミーティング)に呼んでもらって、今年予定されているITのプロジェクトや新サービスの説明会をここ2~3週間行ってきた。

ユーザに直に説明することで、ITへの期待は?ITをうまく利用しようとしているか?ITに不満を持っているか?
などを肌で感じることができる。

去年と今年に、ユーザの満足度調査を行った。着実に全体的に満足度は上がっているが、上がっていない部署もある。そういう部署は、ミーティングに呼んでもくれない。

今年の満足度を上げる戦略は、差別化である。

ポーターの競争優位の戦略の一つから選んだ。特にこれはあまり勉強していないので、正しい解釈をして戦略の作成ができたかわからない。

しかし、今年は差別化戦略。
ITへ期待する人には、期待以上のサービスを!
ITをうまく利用したい人には、ソリューションの提供を!
ITへ不満がある人には、不満の原因を取り除いて、満足のいくサービスを!
不満を言ってくれる人も、よい顧客である。一人の人が不満を持っていれば、その何十倍もの人も、同じような不満を持っているに違いない。
一人の人の不満を解消できれば、何十人の人の不満も解消できるはず。

ITを無視する人には、標準のサービスを!

よい顧客には、よりよいサービスを行えば、それは’いいなぁ’と思うユーザも出てくる。
そういうユーザをよい顧客へと呼び込む差別化戦略である。