つぶやき日記

毎日のつぶやきをまとめた日記

宮原浩一郎 「ニーチェ・賢い大人になる哲学」を読みました

2008年09月29日 06時32分55秒 | Weblog
宮原浩一郎 「ニーチェ・賢い大人になる哲学」を読みました。

「ツァラトゥストラはこう語った」を簡単に解説した本。入門書として読みましたが、「永遠回帰」、「超人」は、なるほどと感心させられました。さすがはニーチェ、ずっと読み続けられてきた哲学だけはあります。

特に「永遠回帰」、確かに今までの人生を振り返ってみても、いろいろなことが繰り返し現れます。職場での出来事も、繰り返し起こります。これらやなことや、うれしいことを含めて超越できれば超人ですが、まずはやなことが起きないように対策を立てて行こうと思いました。

鎌倉建長寺の座禅会に行ってきました

2008年09月27日 06時43分17秒 | Weblog
鎌倉建長寺の座禅会に行ってきました。

以前から行きたかったのですが、なかなか時間が取れなかったので、今日は思い切って有休を取り行ってきました。

17:00-18:00まで、始めに僧侶が座禅の仕方、この座禅会の流れを優しく教えてくれます。向かって右側が熟練者、左側が初心者です。初心者が多く、私のように始めての人がほとんどではなかったでしょうか。

17:00から「般若心経」のお経から始まりました。静まりかえったお寺に秋の虫の声が聞こえる中、一回目の座禅です。警策は、合掌すればしてくれるので、さっそく僧侶が目の前を通り過ぎるときに、合掌しやってもらいました。
それぞれの肩に二回づつ、「びしっ」といい音がします。痛くはなく、とても気持ちがいい、身が引き締まります。あっというまに時間がたち、何がなんだがわからず一回目が終了しました。「無」の境地に入るには、ほど遠く、興味いっぱいの一回目でした。

5分ぐらいの休憩の後、二回目です。こつをつかんだので、呼吸と目の前の一点に集中します。集中したいので、警策も早めにしてもらいました。ただ、二回目の警策の後、とても悲しくなりました。涙が出そうになりました。でも、感情は他に何もありません。ただただ、悲しくて涙が出そうになるのです。それをこらえて、呼吸と一メートル先のただ一点に集中しました。

二回目が終了した後、お経を読んで全体の終了です。

あっと言う間の座禅会でしたが、すばらしかったです。

北鎌倉駅へ向かう途中から、世の中を客観的に観ているような、全てを超越した感覚が自宅に帰るまで続きました。

今まで経験したことがないような感覚です。自分の感情までも超越した感じです。これを超えると「無」の境地が待っているのか、これからも続けて行きたいと思います。

東レパンパシフィックテニスの決勝戦を見てきました

2008年09月21日 19時58分53秒 | Weblog
東レパンパシフィックテニスの決勝戦を見てきました。娘がテニススクールに通っていて、中学行ったらテニス部に入ると言うので、少しでもテニスに対するモチベーションが上げればと思い、行ってきました。

私も妻もテニスの試合を見るのは初めて、しかも世界のトッププロの試合、大変面白かったです。野球と違って、音を出してはいけないので、緊張しました。ただでさえ肩こりなのに、この緊張でますます肩が凝った気がします。シャラポアとか、アナ・イバノビッチが観れなかったのが大変残念でしたが、大満足です。

シングルス優勝は初出場のロシア出身のディナラ・サフィナ。世界ランク5位、この試合優勝したので3位に上がってそうです。対戦相手は、これまたロシア出身のスベトラーナ・クズネツォワ。サフィナは182Cmの長身、観客席から見ていても、ものすごいでかい。ただ、でかいだけでなく、足が長いのでスタイルは抜群、それでもコートをすばやく移動して破壊力のある球を打ってました。
サーブの時は、球を3個要求し、そこから2つ選んで、さらに最後にサーブを打つ球を選ぶという彼女の癖も見られてよかったです。
娘も妻もすっかり、彼女のファンになりました。私は娘のファンです。いつかは、この有明コロシアムにセンターコートに立ってくれたらと夢は広がります。

日光のお坊さんの坐像の目はするどい

2008年09月17日 12時25分15秒 | Weblog
最近寝る前に座禅をしています。いずれは建長寺の座禅会にデビューしたいと思ってますが、まだその自信がありません。

座禅をしていて思ったのは、この間の旅行で日光で行った時に気づいたことです。
それはたくさん日光のお寺の中に、お坊さんの坐像が安置されていました。
そのお坊さんの坐像の目はするどいということです。

奈良とか京都とかのお寺で坊さんの坐像をいくつか観たことがありますが、その目は悟りを開いたような何とも奥深い、何を考えているのかわからない、まさに無の境地に入っているような目をしています。

しかし、日光のお坊さんの目は厳しかった。
厳しい自然がなせるのか、武士を祭ってあるから自然と厳しくなるのか、まさに「かつ!」って感じの目をしていて、身が引き締まる思いをします。

20世紀少年観てきました

2008年09月15日 16時51分40秒 | Weblog
今話題の映画「20世紀少年」を10歳の娘と観てきました。
娘は2週間前に学校の友達と観にいったはずなのに、もう一度観たいと言うので行ってきました。
映画館で映画を観るのは息子とドラえもんとポケモンの映画を観にってから6年ぶりです。

「20世紀少年」面白かったです。娘がまた観たいというのがわかります。
最後まで、どんな展開になるのかわからずはらはらどきどきの連続です。
第2章が来春公開されるそうです。
それもまた観にいきたいと思います。今度は妻も誘って観にいきます。

それにやっぱり映画は映画館で観るのがやはり、一番面白いということを再確認しました。10月公開の「容疑者Xの献身」、怪人二十面相も映画館でぜひ観ます。

そうか基礎代謝か?

2008年09月14日 10時50分58秒 | Weblog
会社の送別会でバイキング形式のレストランへ行った。
食べ放題と2時間の飲み放題。
送別会には、私の他にもう一人デブがいた。

彼はまだ三十代前半で私よりずっと若いのに、私より全然食べなかった。
おかわりも少ないし、お酒も飲まない。
聞くと、いつもこんな感じだと言う。職場でもあまり、間食していないのに、何故デブなのか?

コンピュータ、ゲームおたくなので、運動はしない。
筋肉はぶよぶよ、そうか基礎代謝が、もう低下しているのか?
今日からジョギングだけでなく、筋トレもしっかりやろうと決心しました。

人のふり見て、我がふり直せ。確かに!

土井英司著「伝説の社員になれ!」を読みました

2008年09月14日 10時39分55秒 | Weblog
草思社出版、土井英司著「伝説の社員になれ!」を読みました。
最近読んだ、と言ってもプロジェクトで忙しくてここ2ヶ月ぐらいは、全然読んでませんでしたが、一番のビジネス本です。

それは自分もやっとこの本の書かれているあるひとつの結論にたどり着いたからです。著者はまだ、三十代前半の若さですが、いろいろな経験を積んで、「年収に惑わされる人生、仕事と決別」しました。

「それは、会社の将来や給料に不安を感じて生きる自分に終止符を打つ、新たな人生の始まりでした」と、この本の中で書いているような生き方です。

外資系で働いていると常に会社の将来に不安を感じます。不況になれば簡単に社員をくびにすればいいと考えているからです。実際にそうでした。また当然成果主義で給料が決まるので、今の給料がずっと保障されているわけではありません。

常に給料以上の結果を残さないというプレッシャーの中で働いて来ました。しかも普通の結果ではなく、アウトスタンディングの結果を出そうと。その結果、そこそこ出世し、給料も上がりました。だが権力もなく給料が高くなると、くびのターゲットになってしまい、結局転職せざるをえないことになりました。

その経験を生かして、今の会社ではそこそこの結果を出すようにしています。そうすれば給料は少ししか増えませんが、くびのターゲットとしておびえることもないし、定年まで長く働けるかなと思います。

ただ、この本には書かれているように、手を抜いて働いていると、いつも間にかそれが実力となってしまい、さらに全力で働かない(Outstandingの結果をめざさない)で、手を抜いて働いていると、さらに実力が下がってしまうという悪循環に陥ってしまう。

現在、それをひしひしと感じて、これではいけないと日々思っているところです。

この本のコンセプトである「ソコソコ出生するスーパーエリートより、とんでもなく成功する「伝説の社員」になろう」を、また実践してみようか?

海賊のように話す日

2008年09月12日 21時50分19秒 | Weblog
9月19日は「International Talk Like a Pirate Day」(海賊のように話す日)なので、そうしてくれと今日アメリカのボスからメールがあった。
アメリカ人の子分は早速「Yes, sir Captain」(がってんでさぁ、船長って感じ)と既に答えていた。

そしたら「Catarina,Put up an anchor, and we start on a voyage」(カタリーナ(確かそいつはToddという名前だけど)錨を上げて出航だって感じ)とボスがReplyしていたが、訳がわからない。

こんな日があるなんて初めて知った。アメリカでは結構有名なのかもしれない。
ここがオフィシャルサイトです。
危なそうなサイトですが、見てあげてください。
http://www.talklikeapirate.com/

思い出の渚

2008年09月10日 09時17分10秒 | Weblog
中学二年生の夏、友達がサーフボードを手に入れた。どうやって手に入れたか覚えていないが、たぶん誰かにもらったのだろう。
今みたいにFRP製ではなく、木製のロングボードで、確か樫の木でできていて、とても重たいので友達と二人で抱えて海まで持って行った。

サーフィンしている人なんて一人もいない時代、学校が終わってから近くの海(辻堂海岸)で遊んだ。遊びだからボードの上に立てるわけがない。それでもとても楽しかった。

いつも白いワンピースを着た少女(たぶんおなじ中学二年生ぐらい)が、海岸でいつも俺達を見ていた。後ろにばあやと言っていいような、年取ったお手伝いさんみたいのがいた。長く黒い髪が海風にいつもなびいていた。色が透けるように白くてとてもかわいい少女だったが、いつも悲しそうな目をしていたと記憶している。

夏休みに入って海が海水浴客で混み出してきたので、サーフボードで遊ぶことはしなくなった。

9月になって学校が始まって、またサーフボードで遊び始めたけれど、もうあの少女はいなかった。

噂では、その少女は重たい病気の療養で来ていて、9月を待たずに死んでしまったそうだ。

加瀬邦彦とワイルドワンズの「思い出の渚」を聞くと、あの少女を思い出す。今から39年も前の夏のことだ。