boban のんびり 株投資日記

備忘録です。ディトレードなどの短期勝負ではないので、日々の変化はあまりありません。

バフェット氏、IBM株を3割強売却 7~9月期

2017-11-15 | バフェット
NQNニューヨーク=戸部実華】

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、保有するIBM株のうち2017年7~9月期に3割強を売却していたことが明らかになった。今年に入り、保有株数を半分以下に減らしたことになる。14日に米証券取引委員会(SEC)に提出した9月末の保有有価証券報告書でわかった。IBMは大型コンピューターの不振などで業績低迷が長引いており、見切り売りに動いたようだ。

 バークシャーは昨年末時点でIBM株を8123万株保有していた。6月末に5408万株に削減し、9月末では3702万株、金額にして53億7183万ドル(約6070億円)に減らした。IBMは7~9月期まで22四半期連続で減収となった。業績悪化を嫌気した売りに押され、株価は今年に入って10%下落している。

 一方、アップルや金融のシンクロニー・ファイナンシャル株の保有を増やした。保有していた優先株を普通株に転換し、バンク・オブ・アメリカ株を6億7900万株新規に取得、筆頭株主に躍り出た。ゼネラル・モーターズ(GM)株や金融のゴールドマン・サックス株の保有株数は変えなかった。

 米著名投資家デービッド・アインホーン氏が率いるグリーンライト・キャピタルは7~9月期に衣料のギャップやスーパーのクローガー株などを新たに取得した。半導体のマイクロン・テクノロジー株を約237万株増やした一方、アップル株は約173万株減らした。

上場企業、7割強が増益=通期上方修正300社超-9月中間決算

2017-11-10 | 2017
11/10(金) 19:01配信  時事通信


 上場企業の2017年9月中間決算が10日、ほぼ出そろった。時事通信社の集計によると、円安・ドル高の進行やこれに伴う輸出産業の業績好調に支えられ、同日までに連結中間決算を発表した1161社(金融機関除く)全体で、売上高は前年同期比8.9%増、経常利益は21.0%増と大幅な増収増益を達成。うち7割強の企業が増益を確保した。

 今回の集計分は、中間連結決算発表を予定する全上場企業(同)の約91%に当たる。米国会計基準や国際会計基準の採用企業は、経常利益の代わりに税引き前利益を用いた。

 世界的なスマートフォンの普及や自動車の電装化の影響で、電子部品の需要が堅調に推移し、ソニーや京セラなどの業績が好調だった。また鉄鋼や化学など素材産業の業績も市況回復で改善し、新日鉄住金の経常利益は前年同期の5倍以上となった。原油など資源価格の上昇を主因に、大手商社はそろって大幅増益を達成した。

 通期(18年3月期)見通しでは、経常利益予想を引き上げた企業が335社に上り、下方修正した企業(106社)を大きく上回った。集計企業全体の通期経常利益予想は13.1%増で、好業績が今後も維持される見込みだ。