週末が近づけば天気予報が気にかかり、朝、起抜けに見る空の色に一喜一憂し…、
最近はいつもこんなパターンのような気がします。
今朝も防府市内は晴れていましたが山の方を見ると怪しい雲が…。
でも三週間ぶりのチャンスなので空模様と相談しながら魚切山、狐ヶ峰へ登ってきました。
2号線小郡バイパスへ入る直前で右折しなければならないのを通り過ぎてしまい、Uターンして動物愛護センターまでアプローチします。
こんな施設があるのは知りませんでした。
で、ここに車を置かせてもらって出発です。
この石組は一里塚なのだそうです。早くも古道の趣が…。
陶峠までジグザグに登ってゆきます。幅の広い歩きやすい道です。
15分ほどで陶峠に着きました。ここを下りてゆけば山口市の平川に下りられるそうです。
どこへ出るかだいたい想像がつきますね。たぶん古道の入口まではバイクで行ったことがあるはず…。
峠からはまず右に上がって魚切山を目指します。疎林の稜線を黙々と…。
この辺りまで来ると防府の山とは違って足元に土の柔らかさを感じますね。
急登も少しありますがわりとあっけなく魚切山頂上へ。
山口市街がよく見えます。
こちらは南側の展望。正面に富士山のような端正な形をした山が見えますが…。
これはなんと火の山連峰でした。へぇ~、見る方向によってこんなふうにも見えるんですね。びっくりです。
後で調べてみると左のピークが一番南の亀山、右のピークが火の山だそうです。
こちらは防府方面。手前長沢池の北側に前回登った花ヶ岳、その左奥に楞厳寺山から佐野山へ続く稜線が見えます。そして佐野山の後ろに見えるのが一等三角点の大平山…。
しばらく眺望を楽しんで峠まで下って次に馬頭観音と案内板が示す方向へ登り返します。このしょっぱなの登り返しがけっこう足にきます。
振り向けば今下りて来たばかりの魚切山がよく見えます。
そして狐ヶ峰方面への案内板に導かれて展望の稜線へ…。
魚切山も遠くなってしまいました。
稜線にはせいぜい4m程度の高さしかない木が生えているだけで明るい稜線漫歩、アップダウンもほとんどありません。
この頃には天気もずいぶん良くなって陽が射すようになってきました。
たぶん、前方にみえる塊が狐ヶ峰でしょう。
少し下って、少し登り返して狐ヶ峰の頂上に着きました。
ここも山口の街の展望台のような趣です。
四国産の私が、この高いビルなどあまりないこじんまりとした街を初めて訪れたのは19になる年の春のことでした。
松山からフェリーに乗って柳井港に着き、山陽本線と山口線を乗り継いで湯田温泉駅に下りたときのことは30年以上経った今でもよく憶えています。
風呂もなく台所も便所も共同の安下宿で友と語り合い、椹野川の河川敷でギターを抱えて唄ったり、七夕祭でステージに立ったり…。
バイクで通った吉敷の峠道は今のような広く真っ直ぐな道ではなく、平川のフジグランの前の道も浄水場の辺りから向うは土手の道でした。懐かしい思い出ばかりです。
そしてそんな青春を謳歌した母校もここからはすぐそこに見えます。
頂上の少し手前から見ると魚切山が遠くに感じられますね。
しばらく誰もいない頂上で景色を眺め、想いに耽り、ビスケットを一切れかじって下山開始です。実はここまで来る予定がなかったので今日はお弁当なし…。そろそろお腹が空いてきました。
帰りは馬頭観音を見ていくことにします。
分岐からしばらくして樹林の中の急降下ですぐに馬頭観音に着きます。
この観音様はこの静かな山の中で何を見守っているのでしょうか。
ここからは歩きにくいごろ石の道を淡々と下って…。
もとの一里塚のところへ無事に下りてきました。
登り始めて下りるまで約3時間。なかなかいい山歩きができました。
撮影:XZ-1
最近はいつもこんなパターンのような気がします。
今朝も防府市内は晴れていましたが山の方を見ると怪しい雲が…。
でも三週間ぶりのチャンスなので空模様と相談しながら魚切山、狐ヶ峰へ登ってきました。
2号線小郡バイパスへ入る直前で右折しなければならないのを通り過ぎてしまい、Uターンして動物愛護センターまでアプローチします。
こんな施設があるのは知りませんでした。
で、ここに車を置かせてもらって出発です。
この石組は一里塚なのだそうです。早くも古道の趣が…。
陶峠までジグザグに登ってゆきます。幅の広い歩きやすい道です。
15分ほどで陶峠に着きました。ここを下りてゆけば山口市の平川に下りられるそうです。
どこへ出るかだいたい想像がつきますね。たぶん古道の入口まではバイクで行ったことがあるはず…。
峠からはまず右に上がって魚切山を目指します。疎林の稜線を黙々と…。
この辺りまで来ると防府の山とは違って足元に土の柔らかさを感じますね。
急登も少しありますがわりとあっけなく魚切山頂上へ。
山口市街がよく見えます。
こちらは南側の展望。正面に富士山のような端正な形をした山が見えますが…。
これはなんと火の山連峰でした。へぇ~、見る方向によってこんなふうにも見えるんですね。びっくりです。
後で調べてみると左のピークが一番南の亀山、右のピークが火の山だそうです。
こちらは防府方面。手前長沢池の北側に前回登った花ヶ岳、その左奥に楞厳寺山から佐野山へ続く稜線が見えます。そして佐野山の後ろに見えるのが一等三角点の大平山…。
しばらく眺望を楽しんで峠まで下って次に馬頭観音と案内板が示す方向へ登り返します。このしょっぱなの登り返しがけっこう足にきます。
振り向けば今下りて来たばかりの魚切山がよく見えます。
そして狐ヶ峰方面への案内板に導かれて展望の稜線へ…。
魚切山も遠くなってしまいました。
稜線にはせいぜい4m程度の高さしかない木が生えているだけで明るい稜線漫歩、アップダウンもほとんどありません。
この頃には天気もずいぶん良くなって陽が射すようになってきました。
たぶん、前方にみえる塊が狐ヶ峰でしょう。
少し下って、少し登り返して狐ヶ峰の頂上に着きました。
ここも山口の街の展望台のような趣です。
四国産の私が、この高いビルなどあまりないこじんまりとした街を初めて訪れたのは19になる年の春のことでした。
松山からフェリーに乗って柳井港に着き、山陽本線と山口線を乗り継いで湯田温泉駅に下りたときのことは30年以上経った今でもよく憶えています。
風呂もなく台所も便所も共同の安下宿で友と語り合い、椹野川の河川敷でギターを抱えて唄ったり、七夕祭でステージに立ったり…。
バイクで通った吉敷の峠道は今のような広く真っ直ぐな道ではなく、平川のフジグランの前の道も浄水場の辺りから向うは土手の道でした。懐かしい思い出ばかりです。
そしてそんな青春を謳歌した母校もここからはすぐそこに見えます。
頂上の少し手前から見ると魚切山が遠くに感じられますね。
しばらく誰もいない頂上で景色を眺め、想いに耽り、ビスケットを一切れかじって下山開始です。実はここまで来る予定がなかったので今日はお弁当なし…。そろそろお腹が空いてきました。
帰りは馬頭観音を見ていくことにします。
分岐からしばらくして樹林の中の急降下ですぐに馬頭観音に着きます。
この観音様はこの静かな山の中で何を見守っているのでしょうか。
ここからは歩きにくいごろ石の道を淡々と下って…。
もとの一里塚のところへ無事に下りてきました。
登り始めて下りるまで約3時間。なかなかいい山歩きができました。
撮影:XZ-1
こんど登ってみようかな?
私も全然存在すら知らなかった山なんですけど
調べてみるとこの山域もかなり開かれてきたみたいで
縦走したり周回したりできる道があるそうです。
もう少し体力が戻ったら一日かけて挑戦してみたいですね。
やはり美しい不思議な富士山にビックリ!
狐ヶ峰の方も展望がいいんですね~知らなかった。いつか行ってみます。
火の山連峰、本当にびっくりでした。
目の前にあるあの富士山はなに???って感じでしたね。
狐ヶ峰、魚切山からなだらかに見えたので、これは稜線漫歩が楽しめそうと期待して行ってみたら
思った通りのいい道でした。
この山域も魅力的なルートがたくさんありそうですね。
今後歩くのが楽しみです。