伊勢神宮
桟橋に繋がれた小舟が年月を経て朽ち果ててしまうように、
人の心も時代の風に乗っていつしか風化してしまうのだろうか・・・
深い原始の森に囲まれた、
神が宿る聖なる水面(みなも)は
鏡のように悠久の時間(とき)を映し続けている。
巨木の隙間から降り注ぐ光の帯は
隠したはずの心の裏側を照らし、
真実のあなたの姿を炙り出すだろう。
今、私たちがこの時代のこの星に生きていることは、
ただの偶然なのだろうか・・?
遥かな時を超えて、
この原始の森に辿り着いた旅人のように・・・
生まれたての心で、
悠久の時を映す鏡にそう問いかけてみたい。
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