愛しい風

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庭に咲く花便り・いつか何処かで見た風景・ 旅先での一期一会・心の小箱のお気に入りたち。 移りゆく季節の中で、日々の想いを綴っています。 風を感じて立ち止まっていただければ 嬉しいです。                                                     

北海道旅行 6 映画のロケ地を訪ねて

2019-10-25 13:30:21 | 旅行
幾寅駅(いくとらえき)は、

北海道空知郡南富良野町幾寅にある

JR北海道・根室本線の駅です



1999年。

浅田次郎さん原作の映画

『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として

駅舎や駅前が映画のセットとなりました。





主演は今は亡き孤高の映画俳優「高倉健」さん。


健さんのファンである主人が

どうしても訪れてみたかった場所でした。



参考画像





「幾寅駅」となっているのは実際はホームだけで

無人駅である駅舎もその内部も

映画の「幌舞駅(ほろまいえき)」として

今なお当時のままで残されています。





駅舎横には映画で登場した気動車(ぽっぽや号)も

大切に保存されていました。






参考画像

食堂や理髪店もセットで使われたままで

残されています。




しかし2016年の台風10号による大雨で

土砂崩れが発生。

根室本線の一部は不通。

今はバスの代行運転が行われているようですが、

復旧工事には多額の費用がかかるとのことで、

現時点では廃線となる可能性も高いのだとか…



参考画像


鉄道員(ぽっぽや)は日本アカデミー賞

最優秀賞9部門を受賞したと言う名作。

今も全国から年間多くの方々が

この地を訪れて当時を偲んでいます。




ファンのひとりとして

廃線になってしまうかもしれないと思うと

淋しい気持ちになってしまいますね。














北海道旅行 5 美瑛から富良野へ

2019-10-15 14:50:45 | 旅行
雨の予報を気にしながらも

何とか曇りのうちに写真を撮りたいと

早朝にホテルを出発しました。





黄金の稲穂があたり一面に広がっている眩しさに

思わずレンタカーを降りました。




どこまでも続いてる一本道はさすがに

北海道ですね。

家や倉庫の屋根もカラフルで可愛いです。







ここも立ち寄りたかった場所のひとつ。

「ケンとメリーの木」

懐かしいCMを思い出します。

お天気が今ひとつで残念でしたが

旭岳を背景に立つその姿が美しかった。


この辺りには名前の付けられた

観光スポットにもなっている大木が

いくつかあるようですが、

近年、所有者により処分されたものもあるそうです。

マナーを守らない観光客が後をたたないそうで

残念で恥ずかしい思いがします。





美瑛の花畑をまわりながら走り、

かねてより訪れたてみたいと思っていた

「四季彩の丘」に到着しました。




ラベンダーの時期ではありませんが

パッチワークの丘は期待以上に綺麗で

感動しました。





クレオメの最盛期。




これは金魚草…だったかな⁉︎



しかし…


ここから下へ移動しながら撮影をしようと

していた矢先に泣きそうな空から

雨が降り出してしまいました。





ああ、残念

まだお昼前なのに…


まあ、時期的にはもう少し遅い方が

紅葉も見れて、

ダリアとか金魚草などの秋の花々が

咲き揃うのかもしれませんが、

十分に見応えのある展望花畑でした。



この後は青い池や十勝岳方面へ行く予定でしたが、

雨が強くなってきたので断念。


雨でも何とか楽しめそうな

新富良野プリンスホテルの敷地内にある

ニングルテラスという

小さなクラフトショップが並ぶ

ショッピングエリアへ立ち寄りました。




倉本聰さんのドラマ「北の国から」などの

思い出深い品々を販売するドラマ館が

入口にあります。




森の木道を進んでいくと小さな喫茶店

「森の時計」が。

ここはドラマ「優しい時間」のために

造られたロケ地。

のちに喫茶店として営業が始まったそうです。





珈琲をひとり静かに楽しむ隠れ家。





残念ながらけっこう賑わっていました





なにせ雨が降っていたので「足元注意」

それでも傘をさしながら

なんとか富良野の森を楽しみました。





この後は主人のリクエストで南富良野の

とある無人駅へと向かいます。





北海道旅行4 旭岳温泉 ラビスタ大雪山

2019-10-12 18:54:32 | 旅行
層雲峡を後にして

2日目のお宿の旭岳温泉へと車を走らせました。


大雪山国立公園にある旭岳温泉は

北海道の最高峰・旭岳の中腹、

標高1000mに達する高所にあります。

旭川旭岳温泉線をひたすら登ります。

山道も紅葉が始まったいたら

さぞ綺麗だったことでしょう🍁



参考画像

「ラビスタ大雪山」

夏は登山客、冬はスキー客で賑わう

ヨーロッパの山小屋風のホテルでした。



参考画像

お部屋はマウントビューツイン

たまにはホテルも良いですね






ミルで豆を挽いてコーヒーも
楽しめます。






お部屋からは旭岳の勇姿が望めました。



夕食はフレンチのフルコースでしたが、

期待し過ぎて少し残念でした。

写真ではボリュームがあったんですけどねぇ


朝食は北海道ならではの和洋バイキング。

ラビスタ系のホテルは朝食が人気です。

楽しみにしていたイクラをたっぷりと乗せた海鮮丼。

おかわりをしてしまいました。






さて3日目のこの日は

美瑛〜富良野を回る予定でした。

・・がこの日だけは降ってほしくなかったのに、

ああ〜〜

予報は見事に雨☔️




とにかく雨が降り出す前に行動しなければと

朝食後すぐにホテルを出発したのでした。









嵐の前の静けさ

2019-10-11 20:25:28 | 思うこと

大きな台風が近づいて来ています。

こちら東海地方は風もなくて不気味な

嵐の前の静けさに包まれています。


明日は三連休の初日ですが

交通機関の運休や遅延などで

予定を変更された方々も多いことでしょうね。




先日の台風での復旧の目処も立たない

千葉県の方々にこれ以上の被害が

及びませんように願っております。



皆様のお住まいの地方も

大事に至りませんように…

北海道旅行3 層雲峡へ

2019-10-08 23:26:22 | 旅行
おたる宏楽園の朝食は

正しい日本の朝御飯












庭園の見えるテーブル席でいただきました。



旅館を後にして向かったのは層雲峡温泉。


高速利用でも

旭川を経由して3時間半くらいかかりました。

北海道はホントに移動が大変ですね。





大雪山に源をもつ石狩川沿いに

約24kmにわたって連なる一大渓谷 「層雲峡」



柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれる

荒々しく岩肌を剥きだした断崖絶壁が連なり、

見事な峡谷美をつくっています。






ロープウェイを利用して黒岳に登りました。





紅葉には1ヶ月ほど早かったようですが、

ワイルドな岩峰や柱状節理を眼下に

黒岳の5合目まで約7分の空中散歩です。









黒岳5合目に到着です。

少し紅葉が見られます。

ここからはペアリフトに乗って15分。

7合目まで行きます。








7合目まだ来るとかなりひんやりとしていて、

日本一早いと言われる紅葉も始まっていました。








見事なパノラマでした。







層雲峡は有名な温泉地なので

ここに泊まってゆっくりしたかったのですが、

苦手な大型旅館ばかりだったので諦めました。

いつかまた紅葉の見ごろに訪れて

ゆっくりと散策したいものです。






北海道旅行2 「おたる宏楽園」

2019-10-01 22:51:51 | 旅行
朝里川温泉の「おたる宏楽園」


館内はすべて畳敷きでした。

随所にさり気なく花が飾られていて

落ち着いた和の雰囲気に溢れています。



35室ある部屋の28室が客室に露天風呂があり

自家源泉の美肌の湯が用意されています。





開放的な造りの中で湯浴みを楽しめます。




和室タイプの「かえで」です。

何故ここに可愛い座布団が置かれているのか?

意味がわかりませんでしたが…

寒い土地なので冬場は湯上がりをここで

過ごすのでしょうかね?







10畳の和室の横にソファが置かれた

小さなスペースもあります。







夕食は久しぶりのお部屋食です。















和と洋が融合した

評判通りの素晴らしい創作料理でした。

基本は和食ですが

随所にフレンチテイストが

加味された献立となっているようです。


選べるメイン料理は道産牛のヒレ肉の

マデラソースとアワビのバター焼きでしたが、

撮るのも忘れていただいてしまいました。

盛りだくさんの懐石料理。

お部屋でゆっくりといただけて大満足でした。







参考画像


部屋の露天風呂の他にも

豊かなお湯が用意されています。

日本庭園を愛でながら湯浴みを楽しめる

「森の湯屋」







参考画像


こちらは「岩の湯」

自然の石をレイアウトして野趣に溢れていました。

良質なお湯で体もポカポカと温まりました。









そして夕食後には嬉しいサプライズが…

この夜はロビーでアットホームな

ジャズライブがあったのです。

秋を感じる頃になるとJAZZが聴きたくなる私は

女性ジャズシンガーの唄声に

すっかり酔いしれてしまいました。


続きます。