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8月のクリスマス

2005-12-07 17:47:19 | 見聞録
山崎まさよしさん
主演映画「8月のクリスマス」を見に行きました。韓国映画のリメイク版らしい。
印象に残っているのは、喜寿のお祝いに家族写真を撮った後に、
「もう一回取り直して欲しい。」
と、頼んだおばあさん。
「お葬式の写真に使いたいのよ。」
にはほろりときた。
主人公が自ら遺影の写真を撮るシーンもぐっときた。生と死について本当に考えた。
それと富山の風景がすごくあっていてよかったなあ。すっごくゆっくり時間が流れている。その中を主人公がべスパに乗っていくシーンがいいんだよね。
妹と一緒にスイカの種を飛ばしていたのに兄はいなくなり、ぶどうの種を縁側で飛ばしている。父はDVDの操作方法が分からないで親子喧嘩をしてしまったが、主人公が書いたマニュアルを手にしてみるシーンも印象に残る。もし、わしがいなくなったらどうなるんだろうと、ふとおもった。
最後になって思いを寄せていた小学校の臨時職員に、真実を手紙で伝えるシーンも泣けた。
本当に生きるって輝きがあることだと痛感した。
くいのないように生きたいなあと思った。
もっとこまくかきたいけど、本当にいい映画だったなあ。
しかも、わし一人だけの貸切でした。