美里さんの
西武球場のライブも10回目になった。そのうち、わしは7回も足を運んだ事になる。今も続けているけれど、よくいったなあと、われながら感心する。
前日の夜に、地元から職場の人と車で所沢まで行った。その後、時間があったのでパチンコをして3人とも大当たりをした。お好み焼きを食べた。映画を見てそのあと西武球場に行った。今思うとすごいパワーだ。
一曲目の「夏が来た!」を聴いたら、「西武の夏が始まる!」と、どきどきしたものだった。サビの部分でみんな手を上げて手拍子をする。見事なくらい、ばっちりあっているので鳥肌が立つ。最後はみんなで歌う。
「あなたの全部」を歌う。この曲は出会いと別れを象徴していて、胸が苦しくなる。
「JUMP」はアンプラグドバージョンで、この曲を聴くたびに涙を流してしまうのだが、心に染み入る感じになり、またうるうるしてしまうわしであった。
「It’s Tough」はレゲエバージョンだった。いつもは激しい曲なのに感じが変わるんだね。
「BABY」は美里さんが歌い始めるとみんな手をあげて左右に揺れていた。客席にいながら、スタジアムにいる人のパワーは、すごいなあと感じた。アルバム「Baby Faith」の中でも大好きな曲である。
「Long Night」は間奏のピアノに続くところで、やさしく歌う美里さんが印象に残っている。
「世界で一番遠い場所」が本編最後になった。この曲で「遠回りばかりしてる」と、歌詞にある。今まで進んできた日々を思い出してみると、辛かった事を思い出してしまった。まだまだ、目指す道は遠いなと思ったわしであった。実は、今の仕事に就こうとこの頃から思い始めていて、資格もなくどうやったら叶うんだろう?なれるんだろう?と、手探り状態でした。
アンコールに入る前、カラオケ状態で「きみに会えて」が流れる。スクリーンに美里さんと歌詞が映しだされた。自然にみな口ずさんでいた。
この曲の二番の歌詞が印象的です。この曲は映画
「世界の中心で愛を叫ぶ」で流れました。映画では台詞なしだとさらに印象的だったのに!と、思いました。美里さん本人も出演しています。
「きみに会えて」が流れた後、美里さんが登場して
「みんな最高だよ!」の一言に大歓声が起こった。美里さんの目に大粒の涙が光った。
「10years」のイントロとともに美里さんが話し始める。
「10年です!」
の一言は歌い続けてきた重みを感じた。脳裏に数々の場面が浮かんだ。
「あれから10年も この先10年も」
のフレーズが、こんなに響く曲になるとは思わなかった。
「Promise」へと続き「約束のあの場所でまたきみにあえるよ。」のところで、きっと来年も西武で会えると確信した。
「Growin’ up」では間奏で、西武のグラウンドに美里さんが降りて一周する場面があった。アリーナ後方にいたわしは、きちんと美里さんの姿を確認した。小さくて、一体どこに力が秘めているのだろうか?と思った。走り終わった後、しっかり歌い始めていたのには脱帽です。遠く感じていたけれど、この演出は美里さんが近くにいるように感じた。
ラストの曲、「eyes」はメロディーもやさしい。「悲しい出来事さえ 力に変えるように」ってところは美里さんが声を震わせて歌っていて、こちらも泣けてきました。
美里さんと同じ夏を過ごせて本当に幸せだと感じた。