先日25歳、独身女性、神戸での2日間セッションのお話です。
彼女は、サイレントの彼との復縁、これからのセラピストとしての自己実現を望んでいました。
セッションでは、人格の統合、別人格を見つけたり、インナーチャイルドとの向き合い方、「過去、現在、未来は同時におきている」話などをさせていただき、1日目は終わりました。
2日目、宿題だった、「願い事に対する反対意見」のワークの時、彼女は「お母さんより幸せになってはいけない」と言う強烈な信念があることを話してくれました。
「お母さん、お父さんより、幸せになってはいけない」と言う信念を持っている人はとても多いです。
この場合、恋愛、対人関係、仕事など自分が夢を描いても、自分自身が無意識にドリームキラーになってしまうのです。
彼女の場合、絶えずお母さんから、コントロールされ、比較されてきたようでした。しかも彼女に対してお母さんはとても依存的だったようでした。
私は目の前の人の魂の歴史が見えてしまうので、見てみると、過去世で、彼女とお母さまはライバル関係にありました。お母さまにとって彼女は目の上のたんこぶであり、消えてほしい存在だったのです。しかし、その時代ではお母さんの願いは叶うことがありませんでした。
今世で出会った目的はお母さんが、彼女に対する強烈な嫉妬、コントロールを手放せるかどうか、彼女も、お母さんからの依存を超えて自立できるかどうかをテーマに親子になりました。
数千年前の前世にかけられた「呪い」悪い催眠術は「お前は私より幸せになってはいけない!」「私は彼女より幸せになってはいけない!」でした。
彼女はセッション中にその事にはっきり気づかれました。
もう、その「呪い」が彼女に何の影響も与えないように、ワークをしました。
このように時空を超えて、知らないうちに自分を縛りつける「呪い、悪い催眠術」にかかっている人はとても多いです。
その封印を解く事ができるのは、他者ではなく、自分自身でしかありません。
そのやり方をお伝えすることはできますが、自分が自分にかけてしまったものを他者が解除することはできません。
彼女はその解除をされ、気持ちがとても軽くなったと喜ばれて帰られました。
次回は鳴門に来られるとのことです。鳴門は新しい渦を創るのにぴったりな土地のエネルギーがあります。
これからの流れが楽しみです。