婚活がうまくいかないという方からよくご相談を受けます。
それは、かなりシンプルな理由があって、別人格がメインの自分で、相手を探して、接してしまうからです。
別人格の自分が気にいる相手は、たいていの場合、本質の自分とは合わないという法則があります←これを知るのはとっても大事!
こんな方がいらっしゃいました。
その女性は本質、基本人格がマイペースでおとなしい。でも別人格は、気配りができて、明るく賑やか。全く対極のエネルギーを内包していました。
その方が、婚活をして見つけた相手は、明るくてテンションが高く、グイグイ引っ張ってくれるような男性的な人でした。
最初の数ヶ月は、別人格メインで付き合っていけるので、お互いに意気投合して、高いテンションでとても楽しい時間を過ごせていました。
しかし、3か月ぐらい経つと、何故かデートをしたあとは、疲れてしまって、毎日の彼からの電話やLINEのやりとりもしんどいと感じる日が増えてきて、嫌な人ではないんだけど、これからどうしたものか?というご相談で来られました。
彼女の本質は、マイペースなので、彼に合わせて関わっていくうちに、知らず知らず疲れてしまい自分を見失われてしまったのだと思います。
彼女にはこれからは、自分の本質に合う人、お互いのペースを理解しあえる人を見つけていくようにアドバイスをさせていただき、先程の彼とは別れて、理想のお相手に出会えることができました。
私たちは、新しい人との関係性を作る時にたいていの場合は、最初は別人格で接してきます。そうすると相当見抜ける人でない限りは、その人格をその方の本質だと勘違いしてしまいます。
長年生きてきて感じるのは、ほとんどの人の場合、表面にみえるのは別人格で、本質とは対極と思っておいた方が良いです。
一見ものすごく配慮的に振る舞う人が、実は超わがままで、家族にはモラハラとか、「えっ、あの人がまさか!」とかよくありますね。
私の父は、私が若い頃から「外面が異常にいい人には気をつけろ!」と言っていました。その意味が今になりよくわかります。
婚活をやっていて、付き合う途上で違和感を感じたり疲れてしまう場合は、本質の自分からのSOSだと思った方がよいです。ここをスルーして進んでしまうと、後悔することになっていきますよ。
自分とお相手の基本人格、本質、がどんなエネルギーかをまづ知り、本質の次元で合う人を見つけることが、婚活を成功させるためには、大切なポイントになります。
これがわからないまま、やみくもにパートナーを見つけようといろいろな人に会うのはいろいろな経験にはなりますが、疲弊してしまいます。
本質は魂のDNAでもあるので、魂が喜ぶ出逢いをするためにも、相手を知るよりも、自分自身を深く知ることが大事ですね。