再び、地上の天使たちへ

久しぶりに「地上の天使たちへ」というメッセージを書いてみたくなりました。
最近のセッションを通して、私はバランスという話をよくしています。

地上の天使の多くが知らず知らずにとる立ち位置は、目の前にいる人が表している立ち位置と、正反対の立ち位置をとってしまいます。
例えば、目の前にいる人がとても我がままな相手であったとしたら、我慢してしまう立ち位置に自分を置いてしまいます。
目の前にいる人が大きなケーキの一番美味しいところを全部食べてしまったとしても、残りを黙って感謝しながら食べるような感じかもしれません。

私たちが誰かに対して我慢すればするほど。相手はわがままになりますし、配慮的になればなるほど、相手は自己中になってしまうのが、バランスの世界です。
いつか相手がわかってくれるかもしれないからと、相手の立ち位置に合わせ続ける限り、いつまでたっても自己犠牲の思いから抜け出せないようです。

本当の無償の愛の境地に立てているのであれば、苦しみはありませんが、もし、今のパートナーとの関係性が苦しくて仕方ないのであるならば、自分がどのようなバランスの中にあるのかを点検する必要があります。 自分一人ではなかなかそのバランスにきづけないかもしれません。

地上の天使たちは優しいが故に、傷を負います。傷ついた羽を癒すには、その傷の意味をしらなければ、癒すことはできないのではないでしょうか。
自分にとって本当に心地よい立ち位置に自分がいれるようになった時に、目の前の相手も同時に変化していくのではないかと思います。

感謝について

たくさんの天体ショーが続いて、心身のバランスを崩されたように感じていらっしゃる方が多いみたいですね。

心身のバランスを崩した時にお勧めなのは、毎日１つでもよいから自分が感謝できることを見つけていくことです。

感謝というと、恵まれていることや、ありがたいなと感じる事には自然と沸き上がる感情ではあるけれど、そうでない試練と感じることや、思い通りにならないことにたいしては、私たちはなかなか感謝できないものですよね。

心身のバランスを崩して、前に進めなくなったと感じる時の一番の処方箋は、「一番 今の自分を苦しめて いると感じている人や状況に対して、１つでも良いから感謝できることはないか」視点を変えて探してみることだと思います。

出来事は必ず 意味があって起こり、そのシナリオの中で、今の自分が何かに気づくために、キャストや状況を作り出しているようです。
私たちが苦しむのは、そのシナリオの真の意味を洞察できないからであって、もし、シナリオの真の意味がわかった時には、一瞬でステージは変わっていくのだと確信しています。

そのためのキーは、最初は抵抗があるかもしれませんが、一番自分を苦しめている人や状況に対して、感謝できる事を１つずつ見つけていくことかなと思います。
私も最近、自分の半世紀を丁寧に振り返り、シナリオの完璧さに感動する日々でした。
セッションでも、その視点でお話をさせていただけたらと思っております。