ヒーリングスペース ブルーローズ

✨あなたの中のアダムとイブに出会う旅✨

願い事を叶えるには 優先順位の確認を 2

2024-02-28 13:07:31 | セラピー日記

前回の記事で、願い事を叶えるには私たちの優先順位の確認が大事だという話をしました。

では、その優先順位と思っているのは、本当に、自分の本心から創り出したものかどうか❓

 

前回に出てきた女性は、複雑な家庭環境により、「他人と一緒はしんどい」「1人が気楽」という優先順位を創り出しました。

「人と一緒にいる、顔色を見て暮らすのは、しんどい、そんな事をするぐらいなら1人がいい、パートナーはいらない」と、思い込んでいるのです。

 

男性は、家庭環境があまり裕福でなかったため、「お金がたくさんあるのがいい」「お金が減るのは不安、勘弁、1人がいい」という優先順位を創り出しました。

相当、お金の事で嫌な思いをし、そうならないようにこれまでの人生を頑張ってきたのだと思います。

このような状態で、「パートナーが欲しい」と願い事をしてもまづ叶いませんね。

優先順位の裏には、「心の傷、トラウマ」がある場合が多いです。

私たちが優先順位を確認する時に、それが、「トラウマ」によって創られたものではないかという視点で見てみる事は大事だと思います。

自分が傷つかないように、惨めな思いをしないように、「トラウマ」は私たちを守ろうとしてくれるので、あたかもそれが、自分の優先順位だと思い込んでしまいがちですが、本当にそうなのかどうか。

 

先程の女性の本当の願いは「周りに気を使わずに、ありのままの自分でいれるパートナーとの出会い」であろうし、

男性の本当の願いは「自分が得たお金をパートナーとの楽しみ、幸せのために使う事を喜びとして、さらに豊かになっている」のではないかと思います。

トラウマから、心の傷から、優先順位を創り出していた事を認める作業には、かなり痛みを伴いますがそれを認めて、その時のしんどかった自分に寄り添ってあげる事ができれば、自分が本当は何を1番望んでいるのかが、さらに明確に見えてくると思います。

自分の本当の願いに気づくことができればできるほど、人生は、シンプルになっていくと思います。

「願い事は、反対意見がなければ、ほとんどの場合、一瞬で叶います」

 

 


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願い事を叶えるには、優先順位の確認を 1

2024-02-24 21:00:29 | セラピー日記

「パートナーが欲しいという願い事が叶わないんです」

「引き寄せ、いろいろ学んだんですけど」

「祈願もやってもらいました」

このように言われてやってこられたA子さん、30代後半のとても理知的な美しい女性。

お話を詳しく伺っていくと、見えてきたのは、「願い事が叶った時」よりも「叶わない時」のプラス面が彼女にとってとても大きかったのです。

 

 

彼女と話していく中で、1番気になったのは、

「空気を読みすぎること」

「いつも人の顔色を見て先回りして動くこと」

「他人の不機嫌は自分のせいだと思ってしまっていること」などでした。

彼女は幼少期から、複雑な家庭環境の中で、「調整人格」や「リスクマネージメント人格」という別人格を創って、生きてきて、それによってとてもしんどい思いをし続けていました。

A子さんにとっては「他人がいることより1人でいる方が気楽だ」「他人がいると気を使い疲れてしまう」と、潜在意識のレベルで、他人をはじいてしまうため、パートナーがいない方のプラス面の方が、ずいぶん大きかったのだと思います。

このような状態で、いくら引き寄せや祈願などを他の方にやってもらっても、現実は何も変わらないはずです。

願い事がある時、それが「叶った時のプラス面」「マイナス面」を書き出して冷静に見てみると、願い事が叶うか、叶わないかが、客観的によく見えてきます。

 

こんな男性もいました。

この方も40代前半、婚活をいくらやってもパートナーを願っても見つかりません。

この方と話していくうちに、「パートナーがいたらお金が減ってしまう」「いない方がお金が貯まる」というプラス面がとても大きいことがわかりました。

私たちは、大切にしたい優先順位が人それぞれ違います。

先の女性は、「自由でいること」「気楽なこと」が人生の最大の優先順位であり、後の男性は「お金がたくさんあること」が、優先順位の1番であったのです。

この優先順位の1番にそぐわない現実を潜在意識は全てはじいてしまうのです。

では、どうすればよいか。

まづ、自分の優先順位を確認し、パートナーを得ることによって、そこに変化が生まれてもよいかどうかを問いかけてみることです。

それがノーであるならば、いくら願っても叶わないので、諦めて、今の自分の現状維持を認めてあげるしかないでしょう。

私たちが何かを願う時、反対意見がなければ、大抵のことは一瞬で叶うと言われています。

叶わない時は必ず反対意見があります。

反対意見がある事を認めて、充分感じきって、変化する事を自分に許可してあげましょう。

そして反対意見にも感謝して、手放す事ができれば、必ず願い事は叶う流れになっていくと思います。

 


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執着について

2024-02-22 16:39:12 | セラピー日記

執着を手放しましょう、執着してはいけないといわれる事が多いと思います。

そう言われても、執着は、手放してもまたすぐに戻ってきませんか?

 

「感情は感じきらないと消えない」という法則があります。

手放せなく苦しい時は、執着を感じきる、執着してる自分を認めて、限界まで執着してみる事をお勧めします。

これは自身の体験になります。

昔、周りから呆れられるぐらい、ある人に執着した事がありました。

当時、その人は回避傾向が強く、私は全く相手にされない状況で苦しんでいました。

もう、執着のレベルとしては、その人なしでは、世界が終わるのではないかと思うぐらい、自分では頭がおかしくなったのではないかと感じるぐらいの執着でした。

何も手につかず、当時の仕事も上の空で、寝ても覚めても、その人の事しか考えれないぐらいになってしまいました。

その時、あまりの苦しさで何とか手放せないかと、本を読んだり、占い師に相談したり、神社に行ったり、ありとあらゆることをやりましたが、執着が酷くなるばかりでした。

そんな自分に愛想がつき、いつしか自己嫌悪に陥るようにもなっていました。

その頃の私は、ポジティブシンキングにハマっていたので、執着をネガティブなエネルギーと感じてしまい、そこから抜け出せない自分にダメ出しをしていました。

 

そんなある日、瞑想していたら、「煩悩即菩提」とい言葉が聞こえてきたんです。

煩悩を極めてみたらという、アドバイスだったと思います。

「煩悩を極める事が、悟りにつながる」という意味ですが、そのアドバイスを誰かからいただいたので、執着する事を抑圧するのをやめて、もっともっと執着を極めてみるチャレンジへと向かいました。

それからは、執着することに対する抑圧がなくなったので、執着している自分を嫌うことなく受け入れていくようになったのです。

そうすると不思議なことに、そう思えて1か月も経たないうちに、状況が激変したのです。

その時に気づいたのは、「手放すべきは執着そのものではなく、執着している自分に対する抵抗だったのだ」という事でした。

「執着」というエネルギーが、私に嫌われているうちは、私を苦しめてきていたけれども、それを嫌わず、仲良くできるようになったら、私を攻撃することがなくなったという訳です。

セッションで、執着に苦しむ方とよくお話をさせていただきます。

「どうやったら、手放せるか?」

「楽になれますか?」

ということを聞かれるのですが、手放す前に、「執着」というエネルギーと仲良くなることをお勧めしたいです。仲良くならないで、手放しても、必ず再配達されますからね。

 

どんな相手であれ、執着するのには必ず理由があり、縁起の理法もあり、意味なく執着という感情は起こらないので、その感情が起きた時は、ある意味、チャンスかもしれません。

私の場合は、その相手は今の夫で、前世での深い思い残しの感情があったため、どうしても今世で、それを解消したかったために、起きた執着であった事が後になりわかりました。

もし、執着という感情がなければ、大切な出会いを見逃してしまい、諦めて来世に持ち越してしまっていたかもしれません。

そう感じた時に、「執着」は私にとってとても素晴らしい大きなギフトであったと思えるのです。

どんな感情にとらわれたとしても、そこには無駄は何一つないんですね!

 

 

 

 


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未来からのメッセージ

2024-02-20 16:35:14 | 日記

私たちの人生の中で、不思議なシンクロや未来からのメッセージを感じる事ってありますよね。

昔、とても不思議な体験をしたことがあります。

確か、2011年のある日、私のもう一つの仕事のオーナーと打ち合わせで、夕食に行こうとしましたが、お気に入りの店がたまたま定休日でした。とても残念でしたが、仕方なく、その横の店に入り、カウンターしか空いてなかったので2人で座りました。

座った途端に、目の前で、あるTV番組が始まりました。その内容は、元引きこもりや、親からネグレクトされたり、軽犯罪を犯した青少年達も一緒に暮らすグループホームのドキュメント番組でした。

何気なく、それを2人で見ながら、「これはなかなか運営は大変そうだねぇ」とか、「親からネグレクトされたり、軽犯罪を犯したり、家出した青少年のグループホームとか、あるんだ」などなど、食事をしながら話していました。

その後も、何故かこの時のTVがとても気になっていましたが、いつしかその事も記憶から消えていました。

これが未来からのメッセージだったとわかったのは、ずいぶん年月が経ってからでした。

あの時、いつも行くお店に入れていたら、カウンターに座らず違う席に座っていたら、、今はどうだったのかなぁと考える時もよくあります。

当時は福祉事業は全くやっておらず、やる予定もなく、他の事業だけだったのですが、今、私は、先にあげたような青少年達も集まるグループホームの運営、サポートの仕事にも一部、携わらせていただいています。

TVが未来を見せてくれたのか、見た私たちの潜在意識にそれが入って、具現化したのか、それはわかりませんが、とても不思議な体験だと思っています。

このように、何気なく見たTVや、書物やネット情報など、伏線になったりする場合も多いのではないでしょうか。

 

未来記憶とシンクロしている場合もありますし、強いインパクトがあれば、潜在意識にそのイメージが一瞬で入り、将来的に具現化する場合もありますね。

このような伏線、未来からのメッセージは、ひょっとしたら、私たちを日々導いてくださっているガイドさんのサポートなのかもしれないと感じたりもしています。

皆さんの人生にもこのような体験がどこかであるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 


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久しぶりに「カサンドラ症候群」について

2024-02-19 13:37:48 | カサンドラ症候群

「偽りの自立人格」の補足として、久しぶりに「カサンドラ症候群」について、書いてみたいと思います。

「カサンドラ症候群」は、一般的には、アスペルガーのパートナーを持つ人が陥りやすい症状だと言われていますが。

アスペルガーだけではなく、サイコパスや、そこまでいかなくても人の気持ちが全くわからない、理解しようとする回路が元々あまりなかったり、あったとしても使わないパートナーや身近な友人、知人、職場での上司などとの関係性において、絶えず疲弊していき、心身の状態がどんどん悪くなっていく人、全体を「カサンドラ症候群」として見ていきたいと思います。

この症候群になりやすい方は、前回の別人格のおはなしに記載しましたが、「偽りの自立人格」がメインになっている方のように感じます。

 

この症候群の特徴は、相手がどのような言動、態度をしても「我慢して合わせようとする」「大丈夫というのが口癖で、きつさを1人で抱え込む」 「いつかわかってくれると期待して耐える」「自分が悪いからこうなるんだと思い込む」 など、とても健気な心理状態を長く続けることにより、限界まできた時に、心身が壊れてしまうというパターンになることが、とても多いように感じます。

 

実際にこの症候群だと思われる方にたくさんお会いさせていただいたのですが、ほとんどの方が慢性的な身体の疾患や、鬱などの精神疾患やその予備軍を経験されていました。

中には心理的な学びをされている方も多かったのですが、「相手はあなたの鏡ですよ!」と言われ、「自分の抑圧してきた部分が投影されているんだなぁ」と感じられた事が多かったと思います。それは確かに間違いではないのですが、それとは違う視点も必要だと思います。

いつもよく話しているのですが、この世界はバランスでできているので、

「私と相手が向き合った時、相手は私と反対の立ち位置をとる」

シンプルに、「私がきっと悪いんだ」と思いすぎると相手は「私は悪くない、お前が悪い」となり、「私さえ我慢したらよい」と思うと相手は、「私は我慢しない、好きにやる!」という立ち位置になる。全て足して百になるという訳です。

「偽りの自立人格」を別人格に持つ人は、絶えず「しっかりすること」をメインに生きているので、「しっかりしない、いいかげんな人」を立ち位置にするパートナーとの関係に振り回されやすくなってしまいます。

よく「甘えれないんです」という方にも出会いますが、この方の周りには必ずと言ってよいほど、今現在か過去に「甘えて依存的な人」が存在します。「甘えない人」「甘える人」足して百になりますね。

その相手の性格が、良いとか悪いとか関係なく、自分の立ち位置がどうかだけなのです。←これを理解した時の衝撃は忘れません 汗

初期設定に従い、周りにはそのバランスをとってくれる人が絶えず現れます。

相手を変えても同じことを繰り返すはずですね。この事をもっと早く知りたかったと思いました。

カサンドラ症候群から抜けるには、このバランスに気づき、自分の立ち位置を点検して、少しずつバランスポイントを変えていくチャレンジをしていくことだと思います。

これは簡単なようで、パターン化しているので、少し時間がかかるかもしれません。

そのためにも、別人格さんの協力がいるので、人格の統合はとても大切ですね。

カサンドラ症候群にはまる、心優しい利他的な人達が、すこしでも生きやすくなるといいなぁと願っています。

 

 

 

 


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