原初的な愛

ひな鳥が生まれて抱かれたものを親と信じるように、アヒルが初めて目にした存在を親と信じ込むように 私たち人間も生まれて最初に温もりを感じた相手を無条件に愛する習性を持っているようです。私たちはどんな親であるにせよ、無条件の愛情を持って 身近な親に接触します。

その愛情が受け取られ 親からも温かい愛情を与えられて、愛情の循環がうまくいった場合は良いのですが、そうでない場合比較的に早い段階で、子どもたちは愛情を求めても受け取れないんだということを学んでしまいます。その辛い 悲しい感情を封印して、成長してしまう子どもたちもとても多いようです。

そういう体験をした子ども達が 成長して何かの拍子に、原初的な愛を感じさせてくれて与えてくれるような存在に出逢った時、衝撃的な感覚を味わいます。長く求めていた感覚であればあるほど、理性を越えて、その愛情に執着する感情が出て来たり 逆に原初的トラウマがきつい場合はそれをあぶり出される不快感に耐えれず、目をそらして逃げようとするか、どちらかの反応を示してしまいます。

私たちが原初的愛情を感じさせる相手に出逢った時に始まるドラマにはいくつかのパターンがありますね。

ライブ

この前の木曜日の夕方から、地元鳴門で大ファンの氷室京介さんのライブがあったので、参戦してきました。氷室さんのライブはもちろん初めてで、周りの方の熱気に圧唐ｳれて、何が何やらよくわからない状態で終了してしまいましたそれにしても氷室さんのライブは 男性ファンが多いと聞いていましたが、熱狂的な昔からのファンの方が多いですね！

氷室さんは地上の天使であると聞きました。地上の天使の特徴の一つが中性的であるため、同性からも異性からも好かれるようです。単にかっこいいとか素敵というのを超えて、魂が共鳴し、惹かれるのかも知れませんね！

ライブの歌は新しいCD中心であったのですが、少し古い曲で「ONE」という歌を唄われました。この歌はラブソングとしてはとても感動的な歌で、先ほども聞いていたのですが、何か深いところにある感覚を呼び覚まされるような歌で涙が出ますYOUTUBEで聞けますのでよかったら聞いてみてくださいね

帰宅してから不覚にも、波動酔いをしたのか、久しぶりに高熱を出しておりまだ静養中ですまだまだ免疫が出来ていませんね(笑) ライブが終わった後よりも今の方がインパクトが強いというか後効きしています。非日常の時間でした。

風と星とメビウスの輪

昨日ふと耳にしたMr.Childrenの歌の歌詞に「愛されて 優しくなれてその優しさ故に愛されて君と僕がそんなメビウスの輪の上を笑いながら寄り添って歩けたら」というのがあったんですが、何だかこの感覚とても素敵だなと感じました。

私たちは恋愛した時 こんな感覚でお互いを慈しみあえて大切にできたならどんなに幸せでしょうか？

前にも書いた内容と重なりますが、私たちはどうしても愛されていることを数えるよりも 愛されていない事を数えてしまう悲しい習性があるようです。

本当は、この広い世界の中で二人が偶然出逢ったことも奇跡で、心を通わせた事 お互いがお互いを大切な存在として認識できたことも奇跡なんですね。 二人にまつわるたくさんの奇跡が周りには満ち溢れているのに、いつの間にか、愛されていない自分にフォーカスしてしまうのはあまりにも残念なことのように思います。

この歌詞のように もっと相手を大切に思い優しくなれたなら、そしてその優しさを受け取って相手を大切に思えたら、どんどんプラスのスパイラルが拡大していきますね。
今日１日を終える時に出会えたことへの感謝と慈しみの気持ちを少しでも感じたいと思いました。

最初のインスピレーション

私たちが初めて新しい人に出逢った時の第一印象について書いてみたいと思います。

私事ではありますが私自身の場合、お会いさせていただいて十秒ぐらいの印象がその後の流れを決めてしまう事が殆どです。最初の十秒に強いインパクトがあった方とはその後の人生に影響を与えられるような関わりを持っています。何故私たちは出逢って数秒でそこまでの情報を瞬時にキャッチ出来てしまうのか、とても不思議ですね。

きっと私たちの脳はスーパーコンピューターで数秒で過去 現在 未来にアクセスして、シグナルを送ってくるのでしょうそれを受信して 次のアクションを素直に起こせた時は流れに乗った状態になりますが、直感のシグナルを無視してしまった場合は、ずいぶん遠回りをしたり、本来受け取れたギフトを受け取れないままにもどかしい人生を送ってしまうのかも知れません。

良きにつけ、警告にせよ私たちが私たちの直感のシグナルを素直に受け取れたら人生で起こる出来事の流れが今以上にスムーズになるように思います。

恋愛においても、様々な迷いが出てきて、何が本当に正しいのか道に迷う時もあります。そんな時はまず最初の十秒で何を感じたのか 一度振り返ってみてくださいね！

恋愛と投影

どうしても気づくと同じタイプの異性に惹かれてしまう、思い切って全く違うタイプの異性と関わってもいつのまにかまた元のタイプに戻ってしまうという事を繰り返されていらっしゃる方によく出会います。うまくいかないとわかっていても、同じパターンを繰り返す理由がわからなければいつも不完全燃焼の恋愛になってしまいますね！前に記載したように思いますが、私たちが惹かれる相手は自分の心の中にある理想の異性を投影できる相手であり、究極は「なりたい自分」を映し出す鏡のような相手に理屈ではなく惹かれてしまうようです。

かっての私はとても内向的で自分自身を抑圧して、周りの顔色ばかり見て自分を萎縮させるような生き方をしていました。そんな私が惹かれる相手は、対極の自由奔放で感情豊かで、マイペースと感じられるような方でした。そんな男性との関わりの中で、もっと自分を楽に解放してもいいんだという事を学びました。そこに至るまでにはかなり紆余曲折ありましたが(汗)

なりたい自分になるまでは投影の恋の誘惑にはまりやすいようです。それは決してマイナスではなく、自分が受け取りたい感覚を相手を通して確認させてもらえているからプラスにとらえていけたらいいですね