罪悪感について

しばらく引っ越し準備のためセッションを休まさせていただいています。

さて、荷物を片付けながら、人生を振り返る毎日を過ごしていました。

人生の流れを塞き止めているものがあるとしたら、それは自分自身が気づいていない罪悪感だと、言われたことがありました。それを初めて聞いたのは随分昔でしたが、あまり意味がわかりませんでした。

自分の潜在意識が一番願っていることが、自分に愛される事だとしたら、罪悪感を抱く事は自分をとても苦しめてしまうのだと思います。

その罪悪感の中でも、自分に正直に生きることや、自分の感覚を信頼して内なる衝動のままに行動することに対して、何故か躊躇したり、苦しい感覚になってしまうというようなケースが意外に多いように感じます。

本当にやりたいことをやりたいタイミングでやれる事が素晴らしいと頭でわかっていても、知らず知らずストップをかけてしまうことがありますね。 そういった時に、無意識に罪悪感が根底にあるように感じるのです。私たちは17歳ぐらいまでの自分の在り方を鋳型として人生を生きるようですから、成長するにつれ、自由な感覚で生きてこなかった人は、本当にそれでよいのだろうかと、葛藤が起こるはずです。

自分の感覚よりも、周りの事を気にしたり、そうしなければ生きてこれなかった人の中にある根深い罪悪感を手放し、自分の感性のままに生きることができた時に、全く新しい流れがやってくると思います。

パートナーとの関係性で、相手が自分を傷つけたり、理解してもらえないと感じるとき、その引き金をひいているのは、相手ではなく、自分の中にある罪悪感や、それがあるが故に、自分を無意識に処罰してしまおうとする感覚であると思います。

もう私たちはそろそろ、自分を大切に愛することに対する罪悪感を天に返して、パートナーとの関係を楽しむことにしたいものですね。