日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

約20年ぶりに行った外山は意外にも素晴らしい展望台だった。  日光/外山

2013-04-29 21:28:29 | 山行

2013年4月27日午後  晴  単独
鳴虫山を降りてまだ正午くらい、まだ疲労感もほとんど無い。すぐ家に帰っても楽しいことがあるわけでもない独身者はもうひと山、低山を追加歩きしてみることにした。日光外山、。 これ”とやま”、それとも”そとやま”?って読のだろうか。 DENAのソト.はだらしない投番が続いて2軍に落とされたが・・・。
この山20年くらい前に一度だけ? 登ったのは確かだが、三角点や石像などまったく興味の無い頃の話、きっと写真も撮っていないに違いない。三角点に至っては有ったの?という感じ。少し前ハイトスさんとおK3が歩かれたレポに触発され行ってみた形である。 意外にも前回来た時には気づかなかった良さを大いに確認できる歩きとなった。
コース: 神橋 12:18  外山登山口 12:32  山頂 13:08-13:38  日光市支所 14:24    

外山登山口近くの民家脇の桜? 今ころ満開。


登山道は明瞭。植林の林の中をジグザグに尾根伝いにつめていく。溝っぽい箇所を歩くことが多いコース。時々宗教的な石柱が出てくる。


鳥居も何本か出てくる。


往路行程の半分以上進むと、広葉樹林もまじる林になる。斜面を巻いて登っていく、この辺20年近く前の記憶が全く無かった。


山頂直下は岩が出てきて、コース脇に参拝者の安全確保の為だろう黒手すりが設置されている。この部分は覚えていた。


登山口から約35分で山頂の一角に到着。60台のおじさんがひとりジュースを飲んで休憩していた。一緒にお話をしながら展望を楽しむ。そこからの展望にななころび”は驚いた。遠く東方向に羽黒山、篠井富屋連峰、古賀志山、高平山、鶏鳴山、鳴虫山。そしてその前に大谷川の周囲に広がる今市市街が一望できる。
特に、鳴虫山の各尾根がよく確認できる。今日歩いたイノシシ尾根は金谷ホテルからの尾根と途中合流し山頂と同等の標高の合峰までのびている。一番遠くに長々とのびる尾根は神主山経由の尾根か。そのまた向こう側に見える黒っぽい山は高平山だろうか。その向こうに頭を見せているのは鶏鳴山だろう。(写真下)



一段上に登りつめ山頂部北西の末端にでると、北西側の眺望が眼下に広がる。大谷川の上流部、手前の山林は所々山桜の白やピンク、遠くにその上部を雲にまとわれた日光連山の裾野が見える。(写真下)


(山頂部の石像1)


(山頂部の石像2)



三等だった。前回の登頂時には見向きもしなかっただろうと思われる。


こんな感じに石の祠も建ち並ぶ。


左から羽黒山、篠井富屋連峰、半蔵、鞍掛、古賀志の並び?、手前に大谷川を中心に日光今市市街地が広がる。(写真下)


下りは正規の踏跡脇の尾根筋を直降下する。


下山後、約25分歩いて日光支所へ。ここは元ホテルとして建造されたそうで、その後所有した古河から市に寄贈されたものだそうだ。(写真下)
今日は朝、日光細尾でのみぞれ大量降雪の時は、どうなるかと思ったが、鳴虫/バリエーションと外山を歩けた。銭沢不動で珍しく不動尊を見られたのと、外山の思わぬ大眺望を見られたので歩き終えた後味はすこぶる良い。 水の入ってきらめく水田、道端に咲く朱色の山つつじ、119号右脇にそびえる思いのほか立派な山容の高平山、今頃咲いている街道沿いの桜、数台で連なって走る遠征中のバイカー。
連休が始まったばかりの気分のリラックス感もあり、日光支社からの15分足らずの家までのドライブは”The Darkness" の Permission To Land がいつもより高らかに鳴り、高揚感いっぱいの走りとなった。   ■■
 


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6 コメント

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外山 (たそがれオヤジ)
2013-04-30 05:42:26
おはようございます。
なかなか、気分な高揚されているご様子。こちらにも伝わってまいります。こういう時、私なんか、横文字ソングよりも、ど演歌が良かったりする場合があるのですが。
外山はトヤマと呼ぶようです。奥日光のもトヤマ。
下りは尾根筋を直滑降とありますが、正規ルート側でしょうか。反対側、北西方向にも下れるようですね。踏み跡を追って下ると石祠に出会うとか。歩いたことはないので、詳しくは知らないのですが。
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たそがれオヤジさん (ななころび)
2013-04-30 17:15:45
こんばんは。
たそがれさんは、演歌ですか渋いですね。私はまだ演歌はダメで、日本の唄なら昔の理屈っぽいフォークソングなんかだと盛り上がれます。
トヤマですか、湯元のトヤマも楽しい山だったですけど。
帰り(下山)も一般ルートをピストンしました。おまけのつもりだったのと、なぜか早く下山してラーメンが食べたくなったからです。北西方面にも下れるのでしたか、何かの機会でまた山頂に行くことがあるでしょうから、その時はチャレンジしてみます。
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外山 (みー猫)
2013-04-30 23:20:02
こんばんわ。
コメントいれたつもりが慌てたためか、失敗してました。同じく外山はどこかの帰りに寄ったのですが、お手軽感の割りに、展望が良くてお得な感じがしました。また、頂上から先へ進む踏み跡も、同じく気になりました。でも曲の好みは、バラバラのようです(笑)ハイトスさんはどうなんでしょ?またジャンル違うような気が・・・。
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みー猫さん (ななころび)
2013-05-01 00:25:02
こんばんわ。
本当に外山の展望のよさは驚きですよね。20年以上前にはこの良さ、見えていなかったのか、見えてても良さがわからなかったのか。確かに小倉山、羽黒山から鳴虫山までの見える山々は、わからない人にとってはただの山ですから、展望のよさも認識できないのかも・・・。
音楽の好み、ハイトスさんのは酒飲み中にちょっと聞いちゃいましたが、自分の趣味と一部かぶるのは、ハイトスさんかもしれません。
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とやま (ハイトス)
2013-05-01 01:52:53
こんばんは。
晴れているとこんなに景色の良い山なんですねぇ。
山頂の写真の構図がやはり同じようになるのだぁと思って見ておりましたよ。

えっ曲の好みですか?
自分はプロフィールで好みのディスクをUpしているのでおわかりかと思いますがあんな感じです。
山の中でくちずさむのはぶなじろうさんと似ていることが昔判明しました。
同じ様な世代なのかなぁ。
ということはななさんも仲間?おかしいなぁ(笑)。
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ハイトスさん (ななころび)
2013-05-02 02:31:49
こんにちは。
自分も晴れている外山は初めてなので、あの眺望は驚きました。鳴虫山を撮るのには最高の展望地ではないでしょうか。
ハイトスさんの音楽の好みを見ると、ほんの少しですが自分とジャンルがかぶっています。はっぴいえんど”は凄いバンドだと思いますが、自分は”風街ろまん”が大好きです。
また、自分はPフロイドに影響を受けたようなバンドを応援したりしています。ハイトスさんは、今時の若い娘の曲も聴いているので感心してしまいます。
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