日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

GWは眺望期待でファミリー登山    中倉山/沢入山

2014-05-10 08:32:14 | 山行

入山日 2014年5月4日 GW 晴  甥のあつと      (中倉山ピーク付近からの沢入山オロ山方面の眺望)
4日は甥のあつとの久しぶりの登山になった。あつが一緒の為、ヘタなヤブ歩きもまずいので、歩いて見ることができる眺望が素晴らしいであろうこの稜線を辿ってみることにした。対岸の大平山にも行って間もないので、自分の歩いた尾根を遠方から眺めるのも楽しみ。子供を石塔尾根を歩かせるなど、足尾マニアックなかたがたには嫌がられそうだけれど、寡黙な浮ついたところのない自然好きな少年なので、ご勘弁を・・・
この日の天気は予報されていた通り素晴らしく、最高な景色を楽しめる歩きになった。身内をつれての、のんびり歩きで日記みたいなものなので、記事はダイジェスト的にいきます。

course: 銅親水公園p 6:33 ・・・・ 標準コース取りつき 7:29 ・・・・ 中倉山山頂 9:30 ・・・・ 沢入山山頂 11:06-11:20 ・・・・ 中倉山山頂 12:20 ・・・・ 標準コース取りつき点 12:35  ・・・・ 銅親水公園p 14:33 
スタートはいつもの公園pから。この日はGW真っ只中の為か、いつもは朝6時頃、2,3台しかない自動車が、すでに駐車場の約8割が埋まっている状態。釣りのひともいたし、出発準備のハイカーの姿もあった。皆さんどこにいくのかな・・・。
(歩き始めてすぐの地点から、大平山方面。朝から雲ひとつない快晴)


あつは山は、袈裟丸山以来で7ヶ月ぶりなので、今日はゆっくり楽しもう。背はまた延びた気がするので、ちょっと違和感。林道を進むと、マッ青の空に、中倉山山頂部らしい地点が見えてきた。



標高の低い林道は新緑がきれい。


ちょっと前のハイトスさんの記事にあった、一般的ルート取りつきにあったという”標識”はなくなっていた。(と思う) 銀の板のなにも書いていない方向を指すような板があった。今日は、素直にそこからのピストン。
つづら折れの斜面を登っていく。前回途中で道ははずして尾根歩きになってしまった。今回は間違いポイントもわかっているので、普通に踏跡を辿れた。途中、山は久しぶりとの単独登山者を追い越した。この山、過去2回来ていて、山中で人に会うのはたぶん初めてカナ。



尾根に乗ると、幾分歩きやすくなる。



途中小ピークを通りすぎ、開けた場所に出て出発地点方面を振り返ると、石塔尾根の主脈と、その右に始めて来た時に歩いた、井戸沢右岸尾根が見えて、爽快。初めて来て、尾根末端から見た中倉はでっかく感じたのを思い出した。



途中、休みながら中倉山山頂付近に到着。 塔ノ峰から皇海山までの眺望ばっちりで、アカヤシオは咲いているものと、まだ蕾のものがあった。


この稜線の眺望はすばらしい、北方面の眺望もさえぎるもの無し。
(左から社山、男体山、半月山)


中倉山山頂は誰もいなかった。中倉山で引きかえすのはいかにも勿体無いので、ちょっと難色を示し気味のあつを、”行ける所まで”とだましだまし先に進む。
(例のあの木とあつ青年。先には対岸の大平山)


沢入山の北面方面。人影がないか見てしまった。ちょっと凄い光景・・・



稜線を進むと高度が上がり、白根山と左に錫ケ岳かな、見えてきた。沢入山までの途中で、2グループ、二人組みの登山者とすれ違った。やはりこの時期、このお山も人気。




岩の稜線をこなして、沢入前衛峰を越えると、本峰を見えてきた。 もうちょっと。


大平山は右手にずっと見えているが、恐ろしく広大な山だ。辿った尾根や、これから行くかもしれない尾根を確認した。
(左から、白根、大平、男体山。 大平山は左右の山に負けていない存在感。 )



群馬の武尊も薄っすら見える、県境尾根やシゲト山の稜線も見えていて、その辺の歩きについて思いを馳せる。



沢入山山頂に到着。あつ”はもう戻ろうと何度も言いながらも、ケロリと歩いてしまうのは、若さゆえだろう。山頂の丸い例の名板は赤ペンで山名がはっきり書き加えられていた。ここも見事な眺望で周囲を見渡せる。
食事をして休んでいると、オロまで行かれたおじいさんが颯爽と戻ってきて、ちょっと長めにお話をした。壬生のかただそうだが、舟石新道前半や塔ノ峰も知っていて、かなりお詳しかった。

(沢入山頂から塔ノ峰からオロ、皇海)



沢入山頂ではかなりゆっくりして、下山にかかる。中倉までの稜線ではまた数人のハイカーとすれ違う、この日合計で10人以上の登山者のかたとお会いしたが、皆さん分別のある、物静かな雰囲気のハイカーでよかった。中倉山山頂で、浮ついたグループが騒いでいたりしたらどうしようかとおもっていたから・・・。想像していたより、変な目印も増えてなく、(シグザグの取り付き斜面はもともと、目印だらけ) 安心した。
(中倉山に向けて、稜線を辿る。向かいは半月山、と薬師岳の稜線)




(中倉山のピーク)



ジグザグ道に帰ってきた。落ち葉で滑りやすく、登山用でない運動靴のあつは滑りまくり。今度、登山用を買ってやろうか。




水道管の橋を帰りは歩かないようにしたら、かなり遠回りなのが初めて判った。途中渡る川の水は恐ろしくきれい。帰った公園の駐車場は、観光客やアウトドアの人でにぎわっていた。
今日は、身内を連れたゆっくりハイク、眺望で得した気分。少しは脚力トレにもなったかな・・・ ■■

(公園に戻ってきて、中倉山方面を見る。)


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