日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

土平からの標準コースはジグザグ,マキマキの連続だった   塩原/弥太郎山

2014-05-08 23:40:46 | 山行

入山日 2014年5月3日 GW  晴~曇     単独
前黒山、新湯富士を歩いてきて、まだ午後2時前。4日前、マラソン大会の交通規制で登ることができなかった弥太郎山、土平からの標準ルート往復ならコースタイム2時間半なので行けそうだ。日塩ルートから降りてきて、塩原の温泉街上から、男鹿山塊の高みが見えて、精神が少々高揚した。(P ↓) その気持ちの勢いで、この日3山めの弥太郎山に向かった。

(一番手前は日留賀岳か、その右に連なるのは鹿又岳やその南のヤブピーク?、その右は長者岳あたりかな。ここからこんな風に見えるなんて、知らなかった。)


course: 土平P  13:39 ・・・・ 弥太郎山山頂 14:36-14:47 ・・・・ 土平P 15:27  
車で土平Pに到着し、塩那道路の通行止めゲートを始めて生で見る。絶対通っちゃいけんよ、という意志を感じるゲートと誰かが書いていたが、まさしくその通りの印象。
駐車場には1台の空のワゴンが停まっていたので、今登山中なのだろう。
駐車場前の、この登山口から入山。(P ↓) ここも栃100ガイド本の紹介コースで歩く予定。



登山口から初め20分くらいはジグザグの東への急登が続く。
その後、尾根のセンター2,30m下あたりをうまく巻くようなかたちでなだらか歩きができるコースが続いた。




途中、主に南方向に進路を変え、ここでも尾根の側面を巻く緩やかな登り(一時下りもあった)で距離を稼ぐ。進路左前方に弥太郎山らしき山容が木立の向こうに見えてくる。大きく半円を描いて山頂に近づいていくようなルートだった。
 

進路を北に変えて、なお尾根の側面のマキマキ歩きが続く。(P ↓) もうすぐ、山頂に着くような雰囲気が漂いだす。コース自体は明瞭で、ヤブも全くなく非常に歩きやすい。




稜線に出て、鉄塔をすぐ右手に見て、鉄塔のあるほうと逆の尾根に左折して、ちょっと尾根を登ると、だれもいない山頂だった。




弥太郎山も初登頂、というまでもない山か。特に土平Pから歩いた場合は・・・。 本当にこの山のよさを味わうなら、みー猫さんのように塩原の里から尾根伝いに登ることだろうと思う。ただ、ちょっと本物のクマがうろうろしている情報を知ってしまうと、ちょっと行くのがストレスだなー。普段自分が歩いているヤブ山にも、見ないだけでクマはうろうろしているのにね。




山頂から北方面には、日留賀岳(左)からその北への稜線が見えていた。鹿又岳周辺のピーク(右)も見えていたと思うし、木に邪魔されていたけれど、大佐飛の稜線もうっすら見えていて、そのあたりの山域をみると、いつもながら何故か気合が入る。



下りは来た道を、リラックス歩きで下山。この山中では、登山者に一人も会わず。あのワゴンの人は何処いったんだろうと思って下山すると、まだその黒のワゴンは残ったまま。どうやら、このお方(栃木のクルマ)は今、大勝負中なのかもしれないな、とか思いながら帰路に着いた。 ■■



(塩那道路、塩原側のゲート。このはるか先の最上部では、自分にはちょっとした思い出がある。 笑)


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