日光山系 ななころびのあの山の向こうに

あの山の向こうには何が待っているのだろう。7回ころんだら7回起き上がる、平凡ハイカーななころびの気まぐれ山行録です。

代打 太郎山は期待にこたえてくれたか

2012-07-23 08:28:56 | 山行

入山日 2012/5/19  晴  単独

於呂俱羅山2連発を経てこの手の登山が楽しくなってしまった。多少の困難を味わうルーファン(道探し)、障害に合った時の焦燥感、などがおもしろさの原因か。毎週末山に行きたくてしょうがない、おもしろくってどうしようもない感じだ。この日も天気予報は晴れ、本当はその手のヤブ山に行きたいが、この時期まだ雪もあり、自分のようなヤブ初歩人の行けそうな山が思いつかない。久しぶりにダイナミックな景色もいいか、一般ルートで前白根に登り、まだ真っ白の白根山をみるのもいい、うまくすれば外山へ初登もできる。そう決めて、湯元駐車場まで行く、そこから見える前白根方向はまだ真っ白だ、かなり下まで白い。駐車場のトイレを借りている内に考えがかわる、少しは難度の低いと思われる太郎山への目標変更だ。

コース  山王林道山王峠付近空きスペース  山王帽子山  太郎山(西峰)、(小太郎山)  山王帽子山   山王峠付近空きスペース

 太郎には過去3度くらい来ている。(古いノートを引っ張り出さないと詳しい記録はわからないが・・・今度一度整理するか、年ごとのノートも分散している。)過去はいづれも現在登山規制がかかっている新なぎコースから、一度はピストン、一度は裏男体林道方面へ下山、一度は山王帽子を経て下山した。結構よく覚えているものだ。もう15年は来ていないか。山王帽子山までは笹をかき分けてのルート、山王帽子山頂手前1900mからもう残雪が出てきた。1時間ほどで山王帽子山に到着、白根、会津駒方面がよく見える。山王帽子をすぎると目指す太郎が巨大な姿を現す。いったん大きく下り鞍部へ、笹原の気持ちの良い笹原と森だ。

そこから小太郎山への登りが始まる、おおむね樹林帯の急登、時折樹間に目指す山が見える。1900M超はほぼ残雪状態おまけに昨日かおととい雪がふったらしく樹木上にかなりの積雪があり、日の光をあび溶けて頭上に垂れてくる。雪はかなり潤沢にあり、踏み抜くとひざ上まで楽に埋まる。山王帽子を降りきった鞍部から約1時間30分、小太郎山山頂に到着、雪のルートで思いのほか時間がかかってしまった。

 登り途中、振り返るとこんな感じ、残雪の道だ・・・

頂上からの眺望は最高な状態、360度のパノラマだ。今、一番自分の中でほっとな山、於呂俱羅、高薙山が並行して見える。 小太郎山頂上にいるのは山王帽子からほぼ前後して登った私と同年代のご夫婦の1組のみ、最高の時間を写真をとりながらゆっくり過ごした。以下5枚の写真は女峰山から時計回りにみたパノラマです。左から女峰 小真名子、大真名子の山稜・・・

男体山と中禅寺湖・・・

戦場ヶ原、遠くに皇海山・・・

白根山方面・・・

 手前に於呂俱羅山、その向こうに高薙山・・・

 今回は小太郎で降りる、雪もあるし結構時間も押している。小太郎周辺で眺望はおなかいっぱいの感じだった。下山は来たルートを戻る。山中であった人は約6人、眺望最高、久しぶりに距離を歩いたし足の訓練にもなった。白根山の代役として、大いに楽しませてくれた太郎山であった。

 


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