<<ミクシィでアップしてすっかり満足しちょりました。1ヶ月くらい前の話ですが記録として。>>
あードッと疲れが。でも充実したい~い感じの疲れですぅ。
新作『Blueprint3』を控えてのインタビュー。予想通りよしくん作成ジェネリックな質問状&411用の通訳。
『Black Album』以来数年振りの対面取材。前回はもちろんデフジャム仕切りだったんだけど、レーベル/アーティスト側からのリクエストにより、違う雑誌用とは言え何度も同じ質問をされるのは勘弁、ってことで、当日になっていきなりジェネリック/オフィシャル(一般書き分け用)担当だったワシの取材に同業者/先輩ライターも同席し、私の質問とカブる内容のものは各自削除、っていうちょっと(つーかかなり)やりにくい感じだったのでした。
で、質問の数もかなり沢山あったので、軽い気持ちで「代表インタビューでもあるし、ちょいと長丁場になりそうだからよろしく頼みますよ!」的なことを言ったんですね。私としては「ということで気を抜かずに頑張って!」みたいなつもりで。そしたらジェイは「そういうのはやる前からアーティストがゲンナリするから言わない方が得策だったな」と。私もそりゃそうか、とすぐに引き下がりつつ(当たり前)、今までの取材でそんな切り返しをされたことがなかったため、「むむむ…ジェイZやるわね…」とか思って、以来彼はやはりただのラッパーじゃないんだな、と一目置くようになった、といういきさつがあったのでした。。。
んな過去があったため、今回は私も含めTVを入れて合計4人がそれぞれ持ち時間をきっちり確保出来る、という運びになっててちょっとビックリ。
場所はジェイ保有のロック・ザ・マイクスタジオ。今まではジェイ関連の取材はほぼマイメンジャスト・ブレイズ所有のベースラインだったんけど、そこから半ブロックくらいの至近距離にて。全体的にまだまだ新しく、もちろんロカフェラ関連のプラックが飾られてました。
ホントはリスニング・セッションもアリ、なはずで、そのために正午には集合してたっつうのに、結局はまだまだアルバムの全体像が見えてないためジェイが聴かせたくない、という理由でキャンセル。
実際に取材が始まるまでの数時間の待ち時間は、プラズマTVでMTVのマイケルPVマラソンを見たり、ベースラインを拠点としていたはずのエンジニアであり、ジェイ傘下のデフジャム時代にはA&Rも担当、そして今回はroc nationでもジェイに引っ張られてA&Rをやってるというヤング・グールー(以前ブラストでやった彼の音楽馬鹿っぷりが伺えるインタビューは秀逸でした)に、ラウンジに置いてあったギャラガ/パックマンの攻略法を伝授してもらったり(余裕で30万点とかスタジオの最高記録保持者だったよ…ちょっとコツを教えてもらうはずがすっかりゲーム横取りされてワロタ)して潰す。さらにはワーナーのプロダクト・マネージャーと「スリラー」のビデオに出て来るマイケルの彼女役はニア・ロングか否か、とアホ丸出し(相手がね)な賭けをして$100勝ったり(これはワーナー・ジャパンに請求する、とか言ってたよ←チクってみた)、何かとエンターテイメントに事欠かない感じでした。
で、そんない~い感じで取材用のスタジオへ入り、数年振りにジェイZと対面。こないだのビヨンセ(ステージから遠かったけど)に感じたのと共通して、「…痩せた?」ってのが第一印象。あの夫婦絶対ヘルシーだけど美味しく、かつカロリー低、みたいなウマいもん作ってくれるシェフもしくは栄養士とかはいるんだろうけど、相当に締まってますた。
あ、あと事前に「私生活に関する質問、特にビヨンセねたは大NG、訊いた場合はその場でインタビュー中止」という通達が出てました。
でもとりあえず昨日の今日なタイミングだし、マイケルの死について&昨夜はどこでどう過ごしたのか、という質問(これは質問状には無かったけど)はしてみたんだけど、「家にいた。どこにも行かなかった」って言われちゃあね…「やっぱりBeyも一緒に?」なんて言えるわけないんで。でも「まだ気持ちに整理がついてない段階でのコメントはしたくない」って言われてしまいました。
細かいインタビューの内容はよしくんが色んなところで書き分けるだろうからそこで読んでね、って感じなんだけど、全体的な印象としては「数年前より確実に【自分のブランドを守る】ことに対してのストイックさが格段にアップした」って感じ。とにかく、「どうにでも解釈可能」みたいな曖昧な言い方は絶対しないし、「これ以上このネタには触れるな」的な雰囲気の時は必ずそう伝えてくるし。前回に一言で諭されてしまった時点で「やはり」とは思ってたものの、その「緊張感」とも取れる迫力が数段アップ。
これって、去年ビヨンセに取材した時にも同じようなことを感じ、ここでも日記に書いたんだけどねー。いや、あの夫婦の成功の鍵はコレだと思いますね。断言。メディアでの報じられ方に完全なる主導権を握ること。いかようにも解釈されそうな中途半端なことはしない、言わない。ゴシップサイトとかはそれでも食いついてるけど、肝心なプライベート情報とか、あのレベルのセレブにしたらミラクルか、っつうくらい封印されてるしねー。ま、今のこのゲームであの二人を敵に回したらやってけないからねー。なんかジャニー&メリー喜多川か、ってな。例えが違うか。
なんだか、一時期はジェイとナズでキングの座を争ってビーフがあったけど、今のナズ&ケリースの離婚ネタの醜聞なんかを目にしたり耳にしたりすると、隔世の感がある、っつうか。。。捕まえた女が悪かったのかねぇナズは。。。ま、そんな人間くさいところもナズの魅力ではあるんだけどさ。ジェイのあの立ち回りの巧さは政治向きかもよー。ちょっと、今日のやり取りでジェイの政界入りもあながち馬鹿げた空想とも思えなくなってきたわ。
いや参りました。時計もジュエリーも革ジャンも高そうでした。普通にヤンキーズ帽だったけどね。
あ、でも最後にひとつ…自分のブランドを守る=もうタダで他人のエンドースメント(宣伝の肩担ぎ、とでも訳すか)はしない、ってことで、マイガールDJナオミやマイメンDJソルジャーへのシャウトアウト/IDをゲトろうと思い用意してったのにNGもいいとこでした。。。ご免よナオちゃん&ユキオくん。ちなみにMTV JAPAN用のIDですらNGだった、というところでその厳しさを察して頂ければと。。
あーでも音源聴きたかったっす!
あードッと疲れが。でも充実したい~い感じの疲れですぅ。
新作『Blueprint3』を控えてのインタビュー。予想通りよしくん作成ジェネリックな質問状&411用の通訳。
『Black Album』以来数年振りの対面取材。前回はもちろんデフジャム仕切りだったんだけど、レーベル/アーティスト側からのリクエストにより、違う雑誌用とは言え何度も同じ質問をされるのは勘弁、ってことで、当日になっていきなりジェネリック/オフィシャル(一般書き分け用)担当だったワシの取材に同業者/先輩ライターも同席し、私の質問とカブる内容のものは各自削除、っていうちょっと(つーかかなり)やりにくい感じだったのでした。
で、質問の数もかなり沢山あったので、軽い気持ちで「代表インタビューでもあるし、ちょいと長丁場になりそうだからよろしく頼みますよ!」的なことを言ったんですね。私としては「ということで気を抜かずに頑張って!」みたいなつもりで。そしたらジェイは「そういうのはやる前からアーティストがゲンナリするから言わない方が得策だったな」と。私もそりゃそうか、とすぐに引き下がりつつ(当たり前)、今までの取材でそんな切り返しをされたことがなかったため、「むむむ…ジェイZやるわね…」とか思って、以来彼はやはりただのラッパーじゃないんだな、と一目置くようになった、といういきさつがあったのでした。。。
んな過去があったため、今回は私も含めTVを入れて合計4人がそれぞれ持ち時間をきっちり確保出来る、という運びになっててちょっとビックリ。
場所はジェイ保有のロック・ザ・マイクスタジオ。今まではジェイ関連の取材はほぼマイメンジャスト・ブレイズ所有のベースラインだったんけど、そこから半ブロックくらいの至近距離にて。全体的にまだまだ新しく、もちろんロカフェラ関連のプラックが飾られてました。
ホントはリスニング・セッションもアリ、なはずで、そのために正午には集合してたっつうのに、結局はまだまだアルバムの全体像が見えてないためジェイが聴かせたくない、という理由でキャンセル。
実際に取材が始まるまでの数時間の待ち時間は、プラズマTVでMTVのマイケルPVマラソンを見たり、ベースラインを拠点としていたはずのエンジニアであり、ジェイ傘下のデフジャム時代にはA&Rも担当、そして今回はroc nationでもジェイに引っ張られてA&Rをやってるというヤング・グールー(以前ブラストでやった彼の音楽馬鹿っぷりが伺えるインタビューは秀逸でした)に、ラウンジに置いてあったギャラガ/パックマンの攻略法を伝授してもらったり(余裕で30万点とかスタジオの最高記録保持者だったよ…ちょっとコツを教えてもらうはずがすっかりゲーム横取りされてワロタ)して潰す。さらにはワーナーのプロダクト・マネージャーと「スリラー」のビデオに出て来るマイケルの彼女役はニア・ロングか否か、とアホ丸出し(相手がね)な賭けをして$100勝ったり(これはワーナー・ジャパンに請求する、とか言ってたよ←チクってみた)、何かとエンターテイメントに事欠かない感じでした。
で、そんない~い感じで取材用のスタジオへ入り、数年振りにジェイZと対面。こないだのビヨンセ(ステージから遠かったけど)に感じたのと共通して、「…痩せた?」ってのが第一印象。あの夫婦絶対ヘルシーだけど美味しく、かつカロリー低、みたいなウマいもん作ってくれるシェフもしくは栄養士とかはいるんだろうけど、相当に締まってますた。
あ、あと事前に「私生活に関する質問、特にビヨンセねたは大NG、訊いた場合はその場でインタビュー中止」という通達が出てました。
でもとりあえず昨日の今日なタイミングだし、マイケルの死について&昨夜はどこでどう過ごしたのか、という質問(これは質問状には無かったけど)はしてみたんだけど、「家にいた。どこにも行かなかった」って言われちゃあね…「やっぱりBeyも一緒に?」なんて言えるわけないんで。でも「まだ気持ちに整理がついてない段階でのコメントはしたくない」って言われてしまいました。
細かいインタビューの内容はよしくんが色んなところで書き分けるだろうからそこで読んでね、って感じなんだけど、全体的な印象としては「数年前より確実に【自分のブランドを守る】ことに対してのストイックさが格段にアップした」って感じ。とにかく、「どうにでも解釈可能」みたいな曖昧な言い方は絶対しないし、「これ以上このネタには触れるな」的な雰囲気の時は必ずそう伝えてくるし。前回に一言で諭されてしまった時点で「やはり」とは思ってたものの、その「緊張感」とも取れる迫力が数段アップ。
これって、去年ビヨンセに取材した時にも同じようなことを感じ、ここでも日記に書いたんだけどねー。いや、あの夫婦の成功の鍵はコレだと思いますね。断言。メディアでの報じられ方に完全なる主導権を握ること。いかようにも解釈されそうな中途半端なことはしない、言わない。ゴシップサイトとかはそれでも食いついてるけど、肝心なプライベート情報とか、あのレベルのセレブにしたらミラクルか、っつうくらい封印されてるしねー。ま、今のこのゲームであの二人を敵に回したらやってけないからねー。なんかジャニー&メリー喜多川か、ってな。例えが違うか。
なんだか、一時期はジェイとナズでキングの座を争ってビーフがあったけど、今のナズ&ケリースの離婚ネタの醜聞なんかを目にしたり耳にしたりすると、隔世の感がある、っつうか。。。捕まえた女が悪かったのかねぇナズは。。。ま、そんな人間くさいところもナズの魅力ではあるんだけどさ。ジェイのあの立ち回りの巧さは政治向きかもよー。ちょっと、今日のやり取りでジェイの政界入りもあながち馬鹿げた空想とも思えなくなってきたわ。
いや参りました。時計もジュエリーも革ジャンも高そうでした。普通にヤンキーズ帽だったけどね。
あ、でも最後にひとつ…自分のブランドを守る=もうタダで他人のエンドースメント(宣伝の肩担ぎ、とでも訳すか)はしない、ってことで、マイガールDJナオミやマイメンDJソルジャーへのシャウトアウト/IDをゲトろうと思い用意してったのにNGもいいとこでした。。。ご免よナオちゃん&ユキオくん。ちなみにMTV JAPAN用のIDですらNGだった、というところでその厳しさを察して頂ければと。。
あーでも音源聴きたかったっす!