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Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

はやぶさカプセル内の粒子、イトカワ由来と断定!

2010年11月16日 | その他の雑記・メモなど
既に各所で報じられていますが、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルに入っていた
微粒子を分析した結果、これが小惑星「イトカワ」のものであることが確認されたそうです。

以下、中日新聞の記事より説明文を引用。

“地球以外の天体の表面から岩石試料を持ち帰ったのは1960~70年代の米国の
 アポロ計画、旧ソ連のルナ計画の月の石以来となる。”

“微粒子の多くが鉄とマグネシウムを主成分に持つ「かんらん石」や「輝石」と呼ばれる
 鉱物だった。地球上のかんらん石に比べて鉄が多く、鉄とマグネシウムの比率がイトカ
 ワの観測値とよく合っていたという。また、国内の大学の研究者らとともにデータを精
 査。1500個のほぼすべてが地球外物質の特徴を示した。”

日本の科学技術は確かにすばらしいのですが、その業績の中で世間一般に「これが世界初です!」
と言ってすぐに理解できるものが、はたしてどれだけあったことでしょうか。
しかし「はやぶさ」の場合は、「月より遠くまで行って、そこの岩を持ち帰った世界初の探査機」
と言えば、誰にでもすんなり理解してもらえるはず。
この“誰にでもわかる偉業”というところが、これまでの成果との決定的なちがいでしょう。

さらに今回「はやぶさ」が達成したミッションの数々は、今後の宇宙開発史に永遠に刻まれるほどのもの。
そしてJAXAの立川理事長も、次のような談話を発表しています。

“幾多の困難に見舞われながらも、カプセルを無事地球に届けた「はやぶさ」がもたらした成果の
 総仕上げとして、始原天体である小惑星からの微粒子が極めてクリーンな状態で世界で初めて
 地球に持ち帰られたことは、人類にとって共通の価値ある財産を獲得した大変画期的なことであり、
 大きな喜びを感じております。”

いや~「世界初」そして「人類共通の価値ある財産」ときましたよ。
日本の探査機の成果を世界に向けて発信する際に、こんな言い回しが通用する時が来るとは・・・。

そしてタイミングよく、我が家にも「はやぶさ」が到着しました。

国立科学博物館で開催中の「空と宇宙展」会場限定のプラモデルです。
右下に貼られたこの「糸川博士と人工衛星おおすみ」のシールが、その証し。
会場で品切れだったために通販を頼んでおいたのが、ようやく届きました。


11月16日現在では、会場にも再入荷しているようです。

え、パッケージの中が見たい?
・・・申し訳ないけど、もったいなくて開けられません!
それに自分のウデ前ではたぶんうまく作れないので、記念にこのままとっておくつもりです。

また「空と宇宙展」では、こんな記念キャンペーンをはじめたとか。
今回のニュースを弾みに、カプセル型根付の売れ行きも急増するかも(笑)。
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オカエリナサイ「はやぶさ」

2010年06月14日 | その他の雑記・メモなど
2010年6月13日 22時57分(日本時間)ごろ、工学実験探査機「はやぶさ」が
小惑星「イトカワ」より帰還。
無事に試料カプセルを射出後、地球に向けたカメラで最後の写真撮影を行い、
そしてオーストラリア上空で大気圏に突入して光を放ちながら燃え尽きました。
時間も位置もほぼ予定どおりと、JAXAの実力を遺憾なく示す最期でした。

私は管制室のある相模原のISASでパブリックビューイングを見ていたのですが
Ustreamによる和歌山大現地チームの映像はいまひとつうまく届いてくれず、
帰宅してから見た動画のほうがキレイに見られたのはちょっと残念です。

しかし、突入を仕切る現場のすぐ近くで大勢の人と迎える決定的瞬間というのは
それとまた違った感慨があるもの。

特に22時30分ごろ、管制室でのオペレーション終了時に沸き起こった拍手を
部外者として最初に見て、そしてスタッフに対し拍手を送ることができたのは
たぶん我々くらいでしょう。

はやぶさの運用終了を待つため、管制室に集まったISASスタッフの様子。

イカロスチームのブルゾンの他に、はやぶさのブルゾンやTシャツを着た姿も
見られました。

このときの盛り上がり、そして突入の第一報(Twitter経由だったけどw)への
暖かい拍手と歓声は、突入の中継とは別のかたちで「リアルタイムのよさ」を
感じさせるものでした。
会場内に飛び交う「お疲れさま」「おかえり」「よくがんばった」の声の後には
自然に万歳の声が沸き起こりました。

ありがとう「はやぶさ」・・・そして、さようなら。

展示室のほうも、深夜にもかかわらず大賑わい。


はやぶさの実物大模型は、イオンエンジンを点火していました。

もうこの機体の実物はこの世にいないのか…と思うと、また感慨がこみ上げます。

明日(もう今日か)には、発信が確認されたビーコンの信号を元にカプセルを回収。
その後は試料となるイトカワの岩石が入っているかの確認と、その分析が待っています。

はやぶさは天に還りましたが、その卵が孵るのはこれから先の話。
その先にはきっと、新しい探査機とその目的地が待っていると信じています。
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JAXA及び周辺施設で見かけた「はやぶさ」たち

2010年06月13日 | その他の雑記・メモなど
JAXAとその近くの相模原市立博物館で写真を撮ったので、追加します。

こちらが展示場とパブリックビューイングの場所、JAXAの研究管理棟。

ここがパブリックビューイングの現場。

人がイッパイだよ~。
ボケてるのはプライバシー配慮のためですが、実際このくらい蒸してます。

はやぶさ原寸大模型、別アングル版。

うまくいけば、手前のサンプラーホーンから試料が採取できているはずですが・・・。

こっちは市立博物館で展示中の、はやぶさの模型。

実物大模型と比較してみてください。

こちらがはやぶさの着地した、小惑星イトカワの模型。


拡大すると、ちっちゃなはやぶさが着地しています。


再びJAXAの展示室。ここにはあかつきの模型も展示されています。


そのあかつきに搭載されたメッセージプレートのフライトモデル同等品が、こちら。

話題の某キャラが描かれたプレートも、ちゃんと飾られてました。
ちょっと見にくいけど、探してみてください!
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「はやぶさ」いよいよ帰還目前

2010年06月13日 | その他の雑記・メモなど
Twitterが飛んでしまってるので、取り急ぎBlogにて報告。
ただいま「はやぶさ」を迎えようと、ISASのキャンパスに来ています。
パブリックビューイング目当てでしたが、会場内は既に人で埋まってて入れません。
人間の熱気でムンムン、まるで夏のコミケ会場のような人いきれ状態(^^;。

とりあえず中に入るのはあきらめて、展示室の原寸大はやぶさの写真など撮影。



右下の手づくりカウントダウン表示が、ちゃんと「0」になってます。

ここに来る前、向かいの市立博物館で「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の
上映を見てきましたが、こちらも良い内容でした。
はやぶさの打ち上げ後から帰還までの過程を、ドラマ仕立てで描いた作品ですが
スイングバイの難しさやイトカワ着陸までの苦闘などがわかりやすく盛り込まれ、
最後は着陸当日のイメージ映像で終わります。
あと数時間、映画どおりにミッションが終了することを願うばかり。

それにしても、帰還時のはやぶさの傷つき具合とそれを迎える青い地球の姿、
そして最後に試料カプセルを発射する様子などは、どうしてもガンバスターの
帰還シーンとダブってしまって、トップファンとしても感慨深いものがありました。

考えてみれば、自律機能を持つはやぶさは「地球初の、宇宙から帰還したロボット」
にもなるわけですから、ガンバスターに例えるのはそんなに的外れでもないんですよね。
回収できればスミソニアンとかで永久展示すべきですが、帰還と同時に燃え尽きてしまうのも
やっぱりロマンチック。それも、はやぶさの美しい運命なのでしょう

初代トップの感動の本質である「必ず還る」という約束を、はやぶさは小さな体で
現実のものにしてくれました。
できることなら、本当に「オカエリナサイ」のメッセージを点灯してあげたいくらい。

帰還まであと少し。はやぶさも管制室の皆さんも、あと少しがんばって!
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あかつき&イカロス、打ち上げ成功

2010年05月21日 | その他の雑記・メモなど
JAXAが計画した金星探査機「あかつき」のHⅡAロケットによる打ち上げミッションが、
2010年5月21日午前6時58分22秒に無事成功しました。
続けて相乗りの副衛星の分離と初期運用も成功と、今回はいつになく順調な様子。

この「あかつき」、バランスウェイトになる金属パネルにメッセージを載せており、
その中に「初音ミク」の公募イラストが含まれていることでも話題になりました。

だから最初の打ち上げが天候不順で延期されたときは、「初音ミク最強の雨女説」も
囁かれたようですが、結果を見れば最強のラッキーガールだったみたいです(笑)。
搭載されているイラストの紹介については、こちらの記事をどうぞ。
個人的にはパイオニア10のパネルを真似たデザインが楽しいですね~。

ちなみにパイオニアの後に打ち上げられたボイジャーには、金のレコード盤が搭載され、
「地球の音」として各国の音楽が記録されてました。
そのうち初音ミクの音楽も、宇宙に向けて送り出される日が来るかもしれませんよ?

そして我が友人ALIASさんの初音ミク作品も、パネルにしっかり刻まれてるとのこと。
打ち上げうまくいってよかったですね、ALIASさん!

なお、「あかつき」には私からもメッセージを載せさせてもらってます。
内容は金星にちなんで、ブラッドベリの名作「すべての夏をこの一日に」としてみました。

また今回分離に成功した副衛星のひとつに、小型宇宙ヨット「イカロス」があります。
名前の由来となった伝説で羽を焼かれてるのが不吉ではありますが、こちらのイカロスは
太陽光を受けて推進力にするソーラーセイルで搭載で、むしろ太陽バッチ来い(笑)な頼もしさ。

この太陽ヨット、理論だけは超有名ながら実証実験は今回が世界初の試みだとか。
今は亡きクラーク先生もコードウェイナー・スミスも書いたガジェットが、いよいよ実現に向けて
第一歩を踏み出したことに、胸がジーンとなりました。
しかも世界に先駆けて日本が現実化したというのが、なおさらうれしいじゃありませんか。

このイカロス計画で得られたデータは、将来的に木星への探査計画に生かされる見込み。
ということは「太陽からの風」が「メデューサとの出会い」を生むかも知れません。

「あかつき」も「イカロス」も、まだ長い旅を始めたばかり。
どちらも無事に目的を果たして、貴重なデータを送ってくれるよう願ってます。
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アナタの〇〇度、チェックしてみませんか?

2010年02月08日 | その他の雑記・メモなど
最近、Web上で好きな判定が作れる冗談ツール「なんでも判定ツクール」にハマリ気味です。
なんでもかんでも作れるので、ブレランのファンとしてまずこんなのを作ってみました。

ロイ・バッティさんに指を折られる度判定

すでにできていた「ロールシャッハさんに指を折られる度判定」の姉妹編(兄弟編?)。
指折りとくれば、やはりレプリカントのボスを欠かすわけにはいかんでしょう。
折られ度が高い人は、レプリから相当の恨みを買ってるはずです。

そしていよいよ、グライコン神ばりにでっちあげてしまったのがコレ。

アラン・ムーア先生に呪われる度判定

やっぱこれはつくんなきゃダメでしょー!
特に最近は呪われそうな人多すぎ!特に冬コミでムーア本買いにいった人は反省しる!
・・・ということで、その一人であるわたくしめが、まず判定していただきました!

その結果は・・・意外?にも、20%。

なんだまだまだ甘いじゃねーか、と思ったものの、これはきっと冬コミで本買えなかったから
ムーア先生が見逃してくれたのでしょう。

もしムーア先生にうしろめたい事がある人は、これで自分が安全かどうか確認してみては?
(あくまで冗談ツールですから。決してムーア先生には問い合わせないでください(^^;。)
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柴野 拓美(小隅 黎)氏、逝去

2010年01月18日 | その他の雑記・メモなど
SF翻訳家・研究家の柴野 拓美氏(ペンネーム:小隅 黎)氏が逝去されたそうです。

SF者でない方にはなじみがないかもしれないけど、SFファンダムの先駆けであり最古参の大御所、
そして世界における日本SF界の顔であり続けた方でした。

さらに小隅 黎名義ではE.E.スミスの『レンズマン・シリーズ』やニーヴンの『ノウンスペース』を翻訳、
さらにタツノコプロの『科学忍者隊ガッチャマン』『宇宙の騎士テッカマン』(ブレードではない)や
『新造人間キャシャーン』等でSF考証を担当し、『逆転イッパツマン』でもアイデアを提供していた
情報ソースはこちらを参照)という、ジャンルを超えた活躍をされた方でもあります。

つまり柴野先生なくしてはスタジオぬえもガイナックスも存在しなかったかもしれないし、
結果としてガンダムもエヴァンゲリオンも産まれなかった可能性が高いのです。
もちろん『トップをねらえ!』がこの世になかったことは、まず確実でしょう。

そして紀里谷 和明が『CASSHERN』を撮ることもなかったはず・・・これはどうでもいいか。

さらに言えば、第1回日本SF大会を開催したのが柴野先生で、さらにその中で開催されていた
ディーラーズルームをマンガでやりたいと考えた米澤嘉博氏が後に立ち上げたイベントこそ、
あの「コミックマーケット」だと言えば、その影響力の大きさがわかると思います。
(第44回日本SF大会で米澤氏が柴野拓美賞を受賞したとき、本人が受賞スピーチで話してました。)

このように柴野先生が遺した影響の大きさが、なるべく多くの人に伝わるといいのですが。
特に今のアニメファンには、氏の仕事ぶりに少しでも感謝の思いを抱いて欲しいものです。
そしてSFファンとしては、アニメファンが金田伊功氏を失ったに等しい喪失感を感じています。

柴野先生、第65回世界SF大会/第46回日本SF大会「Nippon2007」の思い出と共に、
安らかにお休みください。
そして私たちにSFという道を拓いていただき、ありがとうございました。
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Twitterデビューはしたけれど・・・

2010年01月08日 | その他の雑記・メモなど
姫鷲さんBPさんが始めてるのを見て、とりあえずアカウント取れるかなーと思って
BitingAngle名で登録してしまったTwitter
細切れのネタを書くにはちょうどいいのですが、ただでさえBlog書くのもおっくうなほど
ネタの少ない人がこんなの始めちゃうと、Blogへ回す分がなくなってしまいそうです。
適当に書いたらセーブしてBlogにまとめる、というやり方を早いとこ確立しなくては。

あと、フォローとかダイレクトメッセージとかよくわからんので困ってます。
まあモノはためしということで、まずは知り合いでも尾行してみようかな・・・。

ということで、先ほどのお二方をフォローし始めました。

さて、私はこの後に何をすればいいのだろう(^^;。
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2010年のごあいさつ

2010年01月01日 | その他の雑記・メモなど
あけましておめでとうございます。

今年のトップは、昨年を通じていろいろと楽しませてもらった感謝の気持ちと
3月に公開予定の劇場版Ⅱ「Paradise Lost」に対する期待感という意味から
『東のエデン』にちなんだデザインにしてみました。



・・・実はノブレスマークのデザインを見て以来「正月の劇場版Ⅱに絡めて何かに使おう」と
思っていたのですが、いまだ劇場版Ⅰが公開中とは予想できなかった(笑)。

ゼロ年代が終わっていよいよ2010年代に突入したわけですが、今後の10年においては
この“noblesse oblige”が、我が国におけるキーワードのひとつになり得るように思います。
『東のエデン 劇場版Ⅱ』の物語で、それが明確に示されることを期待しています。

そして昨年は、この『東のエデン』とアラン・ムーア関連記事の効果か、これまでにないほど
多くのアクセスをいただきまして、Blog開設から数えて10万アクセスを達成できました。
これも、つたないながらぽつぽつと書いてきた雑多な記事に目を留めていただいた皆様と
いつもお世話になってる各Blogの諸先輩方のおかげでございます。

今年もこの調子で見てもらえるネタが出てくるかわかりませんが、マイペースながらも
それなりに読みどころのあるようなBlogを目指して行きたいと思います。
2010年も、なにとぞよろしくお願いいたします。

そして皆様が、今年もステキな救世主たらんことを・・・(^^)。
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東急電鉄が『電脳コイル』とコラボ~ARを活用した日本初のプロモーション実験

2009年12月25日 | その他の雑記・メモなど
クリスマスイブに『電脳コイル』現実化(笑)のニュースが飛び込んできました。
ソースは東急電鉄のHPですが、発表者には東急以外にも他に日本電気(株)、
国立情報学研究所、(株)東急エージェンシーが名を連ねています。

今回の実験は経済産業省「平成21年度 ITとサービスの融合による新市場創出促進事業
(e空間実証事業)」の一つに選ばれた、東急電鉄のサービス事業「ぷらっとPlat」における
実証を行うためのもの。
東急電鉄HPに掲載された概要は、以下のとおりです。

“今回の実験では「iPhone」を媒体とした「pin@clipピナクリ」のAR機能を利用し、
 12月26日から1月24日まで、株式会社徳間書店のアニメ作品「電脳コイル」の
 プロモーションを行います。
 街中に隠された特定のアイテムを集めると、店舗で利用できるクーポンと引き換え
 られるという、本作品の世界を実体験できる仕掛けになっています。”

“渋谷で「pin@clipピナクリ」を起動すると、特定の場所でメタバグpinが表示されます。
 このpinを全部集めてパルコPart1の1階インフォメーションコーナーへ持って行くと、
 渋谷パルコで使える無料お食事券500円分を先着100名様にプレゼントします。
 またメタバグpinの周辺にはキャラクター紹介pinがあり、作品の主要キャラクターを
 深く知ることができます。

 なお、パルコPart1では、今回のプロモーションを記念し、期間中「電脳コイル」の
 キャラクターをフィーチャーしたオリジナル限定Tシャツを、B1Fのリブロ書店で
 展示/販売する予定です。”

なお、国立情報学研究所のHPには、プレスリリースのPDFファイルが出ています。
こちらにはTシャツの図案についての大きめな写真もアリ。

実証実験は早くも土曜日から開始なので、iPhoneをお持ちの方で興味ある方は
ソフトのダウンロードなどのご準備を。
あと、肝心の“ピナクリ”については、公式サイトのデモムービーを見てください。

コラボ相手に『電脳コイル』を選んだセンスはエライと思いますが、タイミング的には
映画公開中の『東のエデン』と組んで欲しかったという気もします。
・・・あ、そちらはむしろセカイカメラと連動すべき作品か。
それにしても、ピナクリとセカイカメラって実質的には結構似たサービスだと思うので、
今後どちらがどのように時代をリードしていくのかという点にも注目したいところです。

といっても、iPhoneを持ってない自分は参加できないんだけどなー(^^;。
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祝・水樹奈々、紅白歌合戦出場決定!

2009年11月24日 | その他の雑記・メモなど
姫鷲さんのところで“アニソン紅白”の記事を読んで「へぇー!」と思っていたら
なんとホンモノの紅白では人気声優・水樹奈々さんの出演が決定したそうです。
最近ではアニソンがらみでの出演者は珍しくなったけど、本格的な声優さんが
歌手として紅白に出るのは、たぶん今回が初となるはずです。

声優としてはフェイトちゃんとか緒方理奈とか窓辺ななみ(!)とか、はたまた
劇場版JoJoのエリナ嬢やメイヴちゃんといった意外な役などを演じてますが、
私としては『DARKER THAN BLACK』の霧原未咲が一番なじみ深いですねー。

あ、これは高校生当時の未咲さんです。ちなみに成長した今はこんな感じになりました

話を戻すと、水樹さんも歌手として西武ドームでのステージを成功させるなど
歌と声優の両方で突っ走ってきた1年間でしたから、その締めくくりとしては
まさに最高の舞台が整ったといえるでしょう。

歌唱力に関しては同業者の中でずば抜けている存在ですし、他の出演者を見渡しても
決して見劣りするとは思えません。
知名度と声優業に対する周囲の偏見は気になりますが、それらに決して臆することなく、
持てる実力を思う存分発揮してもらいたいものです。
来年には『劇場版リリカルなのは』の公開も控えてますし、彼女には業界を代表して
がんばってきて欲しいですねー。

ところで、曲目は何になるんでしょう?チャートの実績やNHKへの出演歴で考えると、
やっぱり『深愛』なんだろうか。
だとしたら裏シナリオ的には、『WHITE ALBUM』の緒方理奈が紅白初出場という
ちょっと楽しいオマケまでついてくるのですが…(笑)。
ある意味、フィクションが妙な形で現実化してしまうというのが面白いところです。

しかし紅白もここまでくだけて来たなら、この次はいっそのこと『マクロスF』の
シェリル・ノームとかランカ・リーあたりを出すべきかもしれませんなぁ(結構本気)。
少なくとも楽曲のクオリティは全く遜色ないと思いますよ。なにしろ菅野印ですからねー。
まあ他局の番組だから、さすがにこれはムリでしょうけど。

でも最近のNHKって「ザ☆ネットスター!」とかで妙なハシャぎ方をしてるので、
いきなり“初音ミク”とかに走っちゃいそうな怖さもあるんだよなぁ…。
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純米吟醸酒「めぞん一刻 ビギナーズパック」

2009年08月25日 | その他の雑記・メモなど
地元のデパートでやってた「新潟物産展」で、ラベルに高橋留美子の描く
音無響子のイラストが使われた純米吟醸酒「めぞん一刻」を見つけました。



発売は新潟県の「ふじの井酒造株式会社」、お値段は630円なり。
蔵元のHPでは、社長と高橋留美子による対談も読むことができます。

「るみ子の酒」といえば、尾瀬あきら氏が手がけたラベルイラストで知られる
合名会社 森喜酒造場」のブランドネームですが、ふじの井酒造のほうも
ある意味では「留美子の酒」と言えるかも。
森喜酒造場のほうは専務の名前が「るみ子」さんですが、ふじの井の場合は
ラベルイラストの「留美子」が、ひとつのセールスポイントですからね(笑)。

さて、この「めぞん一刻 ビギナーズパック」ですが、180mlのお試しサイズに
2勺半入りの蛇の目利き猪口(美濃焼)がついた仕様になってます。
蔵元の紹介によれば、新潟県岩船産「五百万石」をはじめとした地元の
新潟産米を60%まで精白し、長期低温発酵させたお酒とのこと。

さすがにこの量では少なすぎて、あっという間に飲みきっちゃいましたが
精米歩合60%なので味が淡白すぎるということもなく、比較的しっかりと
米の味が感じられました。
これはむしろ食中酒として、刺身やてんぷら、あるいは蕎麦を食べながら
ちびちび飲るほうが楽しめそうです。

今は取り扱っていませんが、以前は精米歩合40%の兵庫県産山田錦を使った
大吟醸「めぞん一刻」も発売されていたとのこと。
ちなみに私が立ち寄った物産展では、同じ蔵元の本醸造酒「うる星やつら」も
販売してましたが、こちらはちょっと買う勇気が出ませんでした。



金ピカのラベルにでかでかとラムちゃんの姿は、さすがにちとキツかった。
これを堂々と手に取ることのできるツワモノは、本当のるーみっくファンか
千葉繁氏の演じたメガネくらいのものでしょう(^^;。

まあこういうラベルが増えてきたら、そのうち秋葉原にメイドカフェならぬ
「おかみ居酒屋」ができるかも・・・って、それは単なる居酒屋ですか。

あと、ふじの井さんで今後も高橋留美子シリーズを出すなら、次のネーミングは
「犬夜叉」にして、女性ファンの獲得を狙ってみてはいかがでしょう?
でも名前だけ見ると、むしろ芋焼酎とかのほうが似合いそうな気もしますけど(^^;。
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金田伊功氏が見せた「アニメーション」というヴィジョン

2009年07月26日 | その他の雑記・メモなど
『究極映像研究所』で紹介されていた『氷川竜介評論集』で、2006年12月9日の記事
金田伊功GREAT:金田伊功はアニメ界の円谷英二だ」を読みました。
金田氏の作風についての(技術ではない)本質部分を、見事に捉えていたと思います。

長文になりますが、中でも私が共感した部分について引用させていただきます。
(引用にあたり、改行等について最小限の加工をしています。)

「金田は本能のおもむくままに筆を動かすのだろう。
 これはこっちにあるからこう置いて、いっぺんにこの手前のこいつも見せたいよな、
 近くにあるから大きいよな。迫ってくるときには、ドバッ! グワッ!
 こうだもんな。サッ、サッ。」

「いや本当にそうやっているのかは本人でないから判らないし、こちらは観客なのだから
 本質的な問題ではない。
 大切なのは、作業をしているときには金田にしか見えないイメージ、金田にしか
 所有されていない情動がひとつの画面の中でせめぎあって形になる、その結果として
 画面がひずんでしまうことだってあり得るんじゃないか、ということだ。」

「歪んでしまったかもしれない画面の向こうから「こりゃスゲエんだ!」という金田の
 魂の息吹が伝わるからこそ、他のひとの描いた映像と違うワン・アンド・オンリーの
 テイストを感じ、シンクロし感動する、ということだ。」

「絵というのは不思議なもので、人間の心のなかにしかないものを明瞭に再現してしまう
 ものだ。単に空間を切り取った映像としてのイメージというだけではなく、エモーションの
 ゆらぎのようなものまで忠実に反映してしまう。観客の目にもその情動は明白に伝わり、
 染み入り、共鳴を及ぼす。だからこそ感動するのである。」

心の画を伝えようと奮闘した金田氏の作風について、そこから受けた感動をも交えながら
言葉によってなんとか近づこうとする氷川氏の奮闘ぶりがうまく共鳴し、この文章の感動を
さらに倍増させていると感じました。

この評論が正鵠を射ているなら、金田氏と同等の表現に達する者は、氏のエモーションと
同等の情熱によって、自らの「心の中の画」を表現しようと苦闘する者でしょう。
そしてこの情熱こそ、日本のアニメーションを根本から支えてきた本当の財産であると
個人的には信じています。(マンガについても基本的には同様の思いです。)
 
だから産業立国としてのコンテンツ評価に組み込まれていくアニメやマンガの扱いには
どうしても違和感を覚えるし、むしろ分類としては「工芸」か「美術」の分野とみなして
芸術的な取り扱いをきちんと整備していくべきだと思います。

文化庁メディア芸術祭についても、様々なジャンルと混在して評価を受けている現状は
かえってこの分野を独立した文化的メディアとして認められる上での妨げとなるようにも
感じられて、決して満足のいくものではありません。
かといって、いい加減なカテゴライズに基づく「アニメ・マンガ美術館」構想についても
やはり賛同できません。

お役所主導のアニメ振興策はさておき、ここはひとつ金田氏の業績を見直すプロジェクトを
有志で立ち上げて、日本のアニメづくりの原点に立ち返ってみるというのはどうでしょうか?

まず金田作品のアーカイブを作って作品の保存に努めると共に、その作画の技術について
クリエイターを中心に分析を行い、今後のアニメ研究と技術習得における資料にする。
保存については既存の施設を活用するか、併設の形で研究機関を追加すればよいでしょう。
原画等について調査し、作者名をクレジットするのはかなり大変でしょう。
でもそこは研究者の努力と作品所蔵者の協力によって、なんとかクリアできると思います。
美術作品では、後世の鑑定や分析で作者が特定されるというケースは非常に多いですから
多数の原画等から金田氏の作画を認定していくのも、決して不可能ではないはずです。

さらに金田氏と縁のある、あるいは個人的に影響を受けたクリエイターたちがアイデアと
技術、それに人材を出し合って、金田氏の作りたかったであろうアニメをつくる。
企業の出資とファンから集めた資金(一口1,000円くらいの安い額で、香典がわりのため
配当や特典はナシとする。もし可能ならクレジット表記くらいはアリかも。)を元に製作し、
もし興行収入が大きくプラスになった場合は、これを基金化してアニメーターを表彰する
「金田伊功記念アニメ賞」を設立するといった構想もアリだと思います。
少しでも賞金をつければ、現場で働く人のやりがいにもつながるかもしれないし。

どんな形であれ、金田氏の名をを少しでも後世に遺す事ができればいいのですが。
もちろん、すでに数々の名作という遺品が残されているのは承知してますけど、
金田氏の場合はそれに留まらないほどの大きな影響を残しているわけですし・・・。

「金田伊功を送る会」の開催は8月30日。
私は所用につき、残念ながら参加申し込みも会場付近に行くこともできません。
送る会に参加される方は、金田さんの見送りをよろしくお願いいたします。
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日食グラス、結局は出番ナシ

2009年07月22日 | その他の雑記・メモなど
7月22日、関東地方は朝から全域にかけてどんよりとした雲に覆われ、
期待された日食はほとんどの場所で見えずじまいだったようです。

都内の一部などでは雲を通してうすぼんやりと太陽が見えたらしいですが、
私のいた所は朝からずっと雨まじりの天気で、お天道様とは全く無縁でした。
携帯していた日食グラスも、使うどころかカバンからも出さずじまいです。

次に日食が見られるのは26年後らしいけど、そのころこの日食グラスに
出番はあるのだろうか・・・。
まあその時に備えて、とりあえず捨てずにおこうとは思ってますが。

そして検索しようとGoogleを見ると、ロゴが日食仕様に変わってました。

気分転換しようとネットにつなげたのに、傷口に塩をすりこむような仕打ち・・・。
おかげで無念さがぶりかえしてしまいました(^^;。

悔しいので、ブログのテンプレートも太陽さんさんのデザインに模様替えです。
でもデザインにいまひとつ面白みがないので、そのうち再変更するつもりですが。
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人類月面着陸40周年

2009年07月21日 | その他の雑記・メモなど
2009年7月20日(日本では21日)は、アポロ11号が月に到達して
満40周年を迎えた日。

お祝いということで、Googleロゴもお祝いの仕様になってます。


またGoogleでは月面着陸40周年を記念して、7月20日からGoogle Earthに
月面が見られる新モードを追加しています。

画面はこんな感じ。真ん中の赤枠あたりがアポロ11号の着陸地点です。

Earthから表示を切り替えるには、画像上部のツールバーで土星のマークを選んで
月を選択すればOKです。地名表示などのレイヤも日本語に対応済み。
(ちなみに火星も選択できるけど、こちらはまだ日本語化がされてません。)

そしてこの画像には、先月まで月面探査に従事していたJAXAの衛星「かぐや」の
詳細な観測写真が活用されています。
画像の下部に「JAXA/SELENE(かぐやの別名)」と表記されてるのがうれしい。
この日を待たずに月に還ったかぐやですが、私たちにまたひとつ大きな贈り物を
遺してくれました。

月の右側にちょっとだけ見えるのは、Wikipediaに掲載されたアポロ11号の項目。
このエンブレムを見ると、月着陸船イーグルからアームストロング船長が送信した
「鷲は舞い降りた。(The Eagle has landed.)」という名文句が思い出されます。

さて、先日「ターミネーター展」を見に日本科学未来館へ行ったとき見つけたのが
1957年にスプートニク2号に乗った犬から現在ISSに滞在中の若田さんに至るまで、
これまで宇宙に行った全ての生物の写真を掲示したパネルです。

これはその中から、1969年のパネルを撮影したもの。

アポロ11号に搭乗していたアームストロング、オルドリン、コリンズの3飛行士も
もちろん含まれてます。

そしてパネルの一番下には、こんなのもありました。


人類で2番目に月面に降りた、エドウィン・E・“バズ”オルドリンJr.の
直筆サインです。
これを見つけたときには、ちょっと興奮しました。
(あとで探したら、他にもあちこちサインしてあったけど・・・(^^;。)

おまけ。

これが地球から最初に宇宙へ行った生物、犬のライカ(またはクドリャフカ)。
この後わずか12年で、人類は月まで到達したんですねぇ。
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