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Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

日食グラス買っちゃった

2009年07月12日 | その他の雑記・メモなど
7月22日は日本国内で46年ぶりに皆既日食が観測できる日。
それにちなんでgooからテンプレートが提供されましたので、当ブログとしても
さっそく便乗させてもらいました。
思ったよりは見やすいけど、前のに比べるとちょっとポップさが不足気味かな。
まあ少なくとも、7月22日まではこのデザインで行こうと思います。

さて日食といえば、いま世間で盛り上がってる観測用グッズが「日食グラス」。
世界天文年2009日本委員会の推奨を受けた商品はビクセン社のみということで
どこでも品薄になりつつあるようです。
新聞の記事によれば、手作業でつくってるから増産はなかなか難しいとか。
まあこんな時じゃないと売れないから、見込みで大量にストックしておくのも
ムリでしょうし・・・実際、昔作ってた商品は年100枚売れずに生産中止へと
追い込まれてしまったようですからね。

でも1枚1,500円で70万枚つくれば、全部売れたら10億5千万円。
まさに日食特需だといえるでしょう。これに気づいてたら株でも買っとけば
いまごろは別な意味でうきうきしてたかも・・・(^^;。

まあそれはともかく、私も市場から消える前に1枚買っとくことにしました。

近所のショッピングセンターなどにもまだ在庫がありますが、紺色の厚紙に
味気ない字体で「日食グラス」と入っているデザインは、イベントのわりに
高揚感が足りない気がします。
そんなわけで、ここはデザインがド派手なAmazon.co.jp仕様の日食グラス
「SUN CATCHER-X」を購入してみました。

これって製造元や規格は全く同じだけど、デザインと名称だけが別のモノです。

商品は厚紙とフィルターを張り合わせた本体に、4つ折の日食観察ガイドつき。

しかしまあ、なんともハデなデザインですね~。
これをかけて街中を歩いたら、変態紳士として即通報モノですな(^^;。
(まあこの絵柄なら、誰が見ても日食観察中だとわかるでしょうけど。)
ちなみに目の部分のフィルターがビクセン独自開発の高性能遮光プレート。
これを通して照明の明かりを見ても、全く見えません。
それだけ太陽の日差しというのは強烈なんですねぇ。

これでを通して見たとしても、太陽を直視できるのは3分程度が限界とか。
太陽光の発する光と熱で目の中が焼けると、網膜障害を起こすそうなので
日食を観察する場合は正しい機材と十分な注意が必要です。

さて、あとは当日天気がいいのと、観察の時間が確保できるかが勝負。
後者はともかく、前者については本当にお天道様次第ということになります。
今年は珍しく七夕でも雨が降らなかったし、日食もうまく見られるといいなぁ。
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京都から来た黒白ロール

2009年05月07日 | その他の雑記・メモなど
東京国立博物館からの帰り、上野駅の構内で売っていた京都のロールケーキ
「京黒ロール くろまる」を買ってみました。


期間限定というのにも釣られましたが、なんといっても目を引いたのが
この黒と白の強烈なコントラスト。
特にスポンジのハンパない黒さには、ちょっとびっくりです。
なんでもこのスポンジ部分には、竹炭パウダーを練りこんであるとのこと。

食べてみたところ、スポンジ部分にブランデーか何かを使っているようで
口に入れたとたんにお酒っぽい香りがします。
これがたっぷり入った生クリームと合わさると、なんかラムレーズンのアイスを
ケーキで食べてるような感じもして、けっこうおいしいです。

黒いスポンジには竹炭以外にココアパウダーも入っているようで、食べてる時は
全然気がつきません。
ただし食べ終わった後に、ちょっとだけ苦味が残るような気もしますけどね。

お値段は税込1,260円。商品発売元の公式サイトはこちらをどうぞ
今後も都内各所などで、イベント販売を予定しているそうです。
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雑誌『アイデア』No.334 マンガ・アニメ・ライトノベル文化のデザイン

2009年04月16日 | その他の雑記・メモなど
書店に入るといきなり目を引く、このデザイン。

『電撃大王』が装いも一新してオシャレな外見に…というわけではなく、
誠文堂新光社の『アイデア』というデザイン雑誌でした。

今回の特集はタイトルどおり、「漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン(前編)」
と銘うち、マンガやアニメ、ラノベの装丁やパッケージングをとりあげてます。
以下、同誌の公式HPの紹介文より転載。

“漫画やアニメ関連の装幀,グラフィック,パッケージがいちじるしい変化を見せている。
 キャラクターを配置するだけの画一的なものから,より内容に即したこまやかなデザインへ。
 それまで「二の次」とされてきたデザインは,作品世界の一部を担う装置となった。

 さらに,イメージ,文字,装飾などの諸要素が地と図の別をこえてからみあうこれらのデザインは,
 西洋由来の「モダンデザイン」の文法にとどまらない豊かさの実践となっている。

 アイデア334号ではこれまで顧みられてこなかった,漫画,アニメ,ライトノベルをめぐる
 デザインの流れの一端を,代表的なデザイナーたちの仕事とインタビューを通じて提示する。

 デザイナーとその仕事
 祖父江慎+コズフィッシュ,南伸坊,羽良多平吉,日下潤一,井上則人,ボラーレ,
 セキネシンイチ制作室,コードデザインスタジオ,Veia,マッハ55号,名和田耕平

 漫画,アニメ,ライトノベル周辺のデザインに大きな足跡を残してきたパイオニアから
 気鋭の若手までを代表作のヴィジュアルとインタビューで徹底紹介。

 特別企画: よつばスタジオの仕事
 人気漫画『よつばと!』の企画制作から広告,デザインからプロデュースまで手がける
 「よつばスタジオ」の仕事を徹底紹介。その総合的なアプローチのひみつを探る。”

本書における最大のウリは、このジャンルを代表する作品のパッケージ写真が
とにかくものすごい分量で収録されていること。
その一部はHPでも公開されていますが、実際はこの程度じゃありません。
日本のデザイン文化の大きな一翼を担いながら、これまで正当に評価されなかった
マンガ・アニメ系デザインを総覧する上でも、重要な1冊だといえるでしょう。

ただ一点、値段が3,500円とかなり高いのがキビシイところ。
なにしろ『WATCHMEN』の原作とほぼ同じ額ですからね。
しかもタイトルに(前編)とありますから、いずれ後編も出るのでしょう。
雑誌にもかかわらず、2冊あわせて7,000円…やっぱりこの価格はキツイな~。
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OASIS生出演、『Falling Down』など熱唱

2009年03月27日 | その他の雑記・メモなど
テレ朝でなんとなくボケーと『MUSIC STATION』を見ていたら、本日のゲストに
なんとOASISが出演。事前情報を知らなかったのでちょっと驚きました。
まさかオアシスが日本のTV、しかも生放送に出るとはね。

まず4月からスタートするアニメ『東のエデン』のOPテーマ『Falling Down』を
ノエル兄ちゃんが渋くパフォーマンス。
神山作品のテーマとダブる内省的な歌詞に、ノエルの枯れた味のボーカルが
うまくマッチしてます。
これにプロダクションI.Gの絵がついたら、たしかにカッコいいだろうなぁ。
今から9日の放送開始が楽しみです。

ちなみにHMVからの情報では、5月27日発売の国内シングル初回限定版に
アニメスタッフによる映像特典DVDがつくみたいですよ。

そして2曲目の『The Shock Of The Lightning』で、ようやくリアムが登場。
それまではステージ真ん中にマイクだけが立ってたので、ホントに出てくるか
正直なところ疑ってました。ノエルが歌う間はいつもステージの外らしいけど、
なにしろこの男の場合、他所での前科が多すぎますし・・・(^^;。
OASIS登場前に流してたMステ名場面集ではt.A.T.u.のドタキャン事件とか
COCCOが走り去るシーンとかもやってましたからね。
もしかしてリアムもドタキャンなのか?とか思っちゃったけど、杞憂に終わって
めでたしめでたし。

タンバリンを右手に持ち左手はポケットに突っ込んだまま、という歌いっぷりは
いつもと変わりませんが、この日はリアムのご機嫌がよかったらしく、バックで
演奏してるメンバーに「もっと鳴らせ!」とばかりに煽るような仕草を見せたり、
歌い終えた後に「アリガト」と挨拶したりと、微妙にノリが良かった気もします。

放送されたのは上記2曲でしたが、エンディングで流れた映像ではノエルが
アンコールに答えて、弾き語りで『Whatever』を演ってたみたい。
せっかくなんで、こちらも来週のMステで流して欲しいものですが・・・。

追記:3月28日午前10時現在、Youtubeでオンエア時の映像が見られるみたい。
OASISの日本ファンサイト「標準OASIS学」からも、映像が確認できます。
でもやっぱり『Whatever』は見られないのね・・・。

さてOASISといえば、代表作はやっぱり『モーニング・グローリー』。
そして「モーニング・グローリー」を聞くと思い出すのが、エウレカセブン
ベストエピソードなわけですよ、私の場合。
ソニーレーベルつながりだしアニメのタイアップもやっちゃったし、このさい
劇場版エウレカでもOASISを流してくれないかなー、と思ったりして。
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材料は増えても容量はダウン

2009年02月21日 | その他の雑記・メモなど
キリンビバレッジから発売されている「世界のKitchenから」シリーズが好きで
新作が出ると毎回飲んでますが、中でも特に気に入ってたのが、ハンガリーの
フルーツスープを参考にしたという「とろとろ桃のフルーニュ」。
この製品、昨年の今ごろ季節限定で発売された後は店頭から消えていましたが
私以外にもファンがいたらしく、約1年を経てめでたく復活。
私も喜んで買いに行ったのですが・・・あれ、なんかボトル細くなってない?

ということで自宅に帰ってネットで調べてみると、前回350mlだったボトルが
今回は320mlにダウンしてるのが判明。
ひとまわりスリムに見えたのは気のせいじゃありませんでした。
復活した製品は材料の果物を増量してより贅沢になったと宣伝してるけど、
内容量が減ったことについては触れてくれないのね。ふーん。

たかが30mlとはいうものの、割合にすると約1割の減ですから、実は結構な
減少ぶりだとも思います。実質的には一割の値上げと同じですからね。
この商品に限らず、最近は価格据え置きで微妙に量を減らした品が増えてます。
この頃の不景気のせいか、企業のコスト操作もますます巧妙になってる感じ。

こういうやり方を指して、通称「隠れ値上げ」と呼ぶみたいです。
庶民は知らず知らずのうちに、目に見えにくい形での値上げに慣らされてると
いうことなのでしょう。
こういうのって政府発表の物価数値にもなかなか反映しないから、統計的には
インフレに見えないというカラクリにもなってるんだろうな~。
これじゃいくら企業が儲かっても、国民の実感には反映しなくて当然ですな。

そんなご時勢の中、フィギュアやホビー業界では相変わらずの新作&高額商品が
これからもめじろ押し。今後も1万円近い商品が続々発売される予定です。
好きなモノには金に糸目をつけないオタク客が相手とはいえ、はたしていつまで
この勢いが続くのでしょう。

小さいメーカーはそろそろ淘汰されそうだし、大手だって大型企画が失敗すれば
いきなりコケることもありえます。
やたらなんでも出すのもいいけど、品数を絞って質を維持するという考え方も
大切なポイントじゃないのかな。
ホビー業界も本気で体力と企画力が問われる時期に入ってきた気がします。
・・・B台もむやみにタチコマ合金ばっかり出してる場合じゃないぞ。

まあ中にはコレみたいな「いろんな意味でバケモノ級」な商品もありますが、
さすがにこういうのは特殊例ってことで(^^;。
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インフルエンザとラフロイグ

2009年01月19日 | その他の雑記・メモなど
昨日くらいから、のどが痛くて大変です。
どうやら出先でインフルエンザをもらってきちゃったみたい。
私はカゼひくと真っ先にノドにくるので、今回も既に声が出なくなってます。
今年はインフルエンザが猛威を振るってるようなので、皆様もお気をつけて。

某雑誌でアイラ・モルトの特集をやっていたとき、アイラ島の住人のコメントで
「カゼひいたらラフロイグでうがいして、そのまま飲んじゃえば治っちゃう」と
書いてあったのを思い出したので、家にある10年もので試してみました。
う~ん、なんかイソジンっぽくて確かに効きそうな気はします。
まあホントはノドの粘膜に悪いので、水うがいが一番いいらしいんですけどね。

ちなみに私はラフロイグって好きですよ。よくヨードやクレゾールっぽい香りと
言われるけど、まるっきりヨードの味がするわけじゃなくて単に例えやすいだけ。
粘り気のある液体を口にすると、たっぷり燻した煙と強烈に磯っぽい香りの後に
蜂蜜を思わせる甘みとまろやかな口当たりがやってきます。
特に海産物とはベストマッチなので、食い道楽で飲み道楽の私にはうってつけ。

ラフロイグのボトルにはしおりがついてくるのですが、それを使って登録できる
「フレンズ オブ ラフロイグ クラブ(ラフロイグ友の会)」にも入ってます。
(英語のサイトですが、私でもなんとか手続きできました。)
登録メンバーには蒸留所の敷地の一角(どうやらピートの採取地っぽい)が無償で
生涯貸与されるほか、誕生日とかクリスマスにお祝いの電子メールが届きます。

下は今年送られてきたバースデーメール。(部分的に修正してます)


現地に行けばラフロイグを一杯振舞ってもらえるほか、誕生日限定で通販商品が
1割引きとかもあるんですが、アイラ島は遠いしイギリスからの送料は高いしで、
そのへんの特典は活かしきれてません。
なんかポイントだけ貯まって使えない家電ショップみたいですが、会費は無料だし
いつかは現地へ行きたいな~と思うだけでも楽しいものです。
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田中公平先生がMXTVに出る?!

2009年01月16日 | その他の雑記・メモなど
東京MXTVで金曜深夜(つまり土曜の早朝)にやっている謎のバラエティ番組
『大進撃放送BONZO!』に、今週は田中公平先生が登場するそうです!
たまたまMXを見てたらCMが流れてたので、急いで記事にしてみました。
どうも前から続いてるシリーズらしく、今週分はもう後半らしいのが残念ですが
アニソン業界の話に加えて、先生自身の歌手活動についても聞けるっぽいぞ?!
トップのアイキャッチも田中先生のコーラスですから、トップファンとしては
歌手・田中公平の話も聞き逃せないところです。私も録画の準備をしなくちゃ!

というか、まずはレコーダーのHDDに空きを作んなきゃ!

おまけコーナー「フセンさん今日のひとこと。」


お、お前もか・・・と思った人は、私の同志です(^^;。
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明けましておめでとうございます

2009年01月01日 | その他の雑記・メモなど


旧年中は大変お世話になりました。
年賀状とか出さない人なので、ブログ上でのご挨拶とさせていただきますが
本年もよろしくお願い申し上げます。
いつもコメントやトラバをお寄せいただく方々をはじめ、読んでいただいてる
みなさんにとって、よい年となりますようお祈り申し上げます。

写真は昔に撮った神田明神。この時はたしかコミケ帰りだった気がするなぁ。
即売会はちとご無沙汰してますが、今年もいろいろと広く薄く首を突っ込んでは
中途半端な記事を書くと思いますので、笑って読んでやってください。

さて、今年は丑年なので、せっかくだから干支にちなんだネタをひとつ。

これはおうし座のプレアデス星団です。日本で言うとすばるですね。

宇宙だけに銀河新年、なんちゃって・・・新年早々に初スベリかよ!
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今年もお世話になりました

2008年12月31日 | その他の雑記・メモなど
今年も一年間とりとめのない記事をお読みいただき、ありがとうございました。
年末なので、うちのブログで取り上げたネタで今年を振り返ってみたいと思います。

アニメではコードギアスやガンダム00など、前シリーズからの引継ぎ作品ばかりで
あまり変わり映えがしない年でしたが、ギアスのほうはアニメでなかなかやらない
ピカレスクロマンに徹しきってくれたのがよかったです。
ハルヒのヒット以降、ラノベ原作のアニメが大量に出回るようになりましたが
原作読んでないとあまり見る気にならないんですよね。
来年は神山さんと細田さんの新作アニメが、しかもオリジナルの企画モノで登場。
これらには注目していきたいと思ってます。

映画では『ダークナイト』と『崖の上のポニョ』が、それぞれ切り口は異なるものの
今の世界における「物語」のあり方を模索しつつ、商業的にも成功したという点を
きちんと評価したいと思います。
劇場版グレンラガンは思った以上に力の入っていた作品で、見る方も思った以上に
力が入ってしまいました。来年の後半部分をどう仕上げてくるかが楽しみです。
年明けにはギレルモ・デル・トロの新作『ヘルボーイ:ゴールデンアーミー』も
公開されますし、3月にはいよいよ『ウォッチメン』も劇場公開の予定。
ただし後者は権利関係のトラブルが片付けばの話になりそうですが。

美術関連では洋の東西やジャンルを問わず、充実した内容が多かったです。
『対決展』『大琳派展』、フェルメール作品を売りにした展覧会もよかったけど
個人的にはミレイや森川如春庵を取り上げた企画展に強く惹き付けられました。
ハンマースホイやワイエスといったいぶし銀企画も、渋い輝きを放ってましたね。
来年はまず3月に『ルーブル展』と『国宝 阿修羅展』の大型展が揃い踏みですが
年末の急激な不景気がその後の展覧会に支障を及ぼさないか気がかりです。
なんだかんだで今年は質・量ともに異常なまでの充実ぶりを示した展覧会が
多かったので、来年それが一気にしぼむのは悲しいですね。

本については読み残して越年の作品を多数抱え込んでますが、記憶に残ったのは
ともに復刊作品である『ハローサマー、グッドバイ』と『エンジン・サマー』。
前者は自分の好みとずれるものの、よい点もわるい点もあわせて読みどころ満載。
後者は自分の能力不足で理解しきれてないけど、わかる部分だけでも大傑作です。
来年はついに『ウォッチメン』復刊、そしてクロウリーの『エヂプト』も邦訳と
今が何年だか怪しくなるラインナップですが、とにかくこの2作は外せません。

期待と不安が半々な来年ですが、当ブログもその時々のネタにぶらさがりつつ
しみじみ細々とやって行きたいと思ってます。
それでは、みなさまもよいお年をお迎えください。
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今年最後の忘年会

2008年12月27日 | その他の雑記・メモなど
姫鷲さんと買い出しがてら、今年のシメとなる忘年会をしてきました。

昼過ぎに会った姫鷲さんはメガハウスから出たKMFアクション『グロースター』の
新製品二種をぶらさげて登場。いまさらですがナイトメア談義に花が咲きました。
「ザッテルヴァッフェってカッコいいけど、どう意味なんだろう?」とか。
帰宅してから辞書で調べてみましたが、直訳すると「鞍掛け兵装」というところ。
ナイトメアが「騎士の馬」ですから、それに掛けた名称なのでしょう。
なんでドイツ語?というのはまた別の謎ですけど。

姫鷲さんからは安く入手してもらった『空想特撮少女図鑑』を受け取りました。
8個入りフルコンプで2,000円なり。科特隊とウルトラ警備隊のユニフォームは
ショップで軒並み1,000円超えだったので、まさに姫鷲さまさまというところ。

その後は模型店やレンタルショーケース、中古ショップなどを巡回。
ハルヒのプライズやメガハウスのグロースター(コーネリア機)が安かったので
思わず衝動買いしちゃいました。
前から欲しいと思っていたメッセンジャーバッグも、安くてなかなかの品を発見。
このサイズは大判の本を横にして入れられるので、中身が傷みにくいんですよ。
美術館のカタログなんかを入れるときにも重宝しそうです。

買い物を終えた後は新宿に移動して飲み始めたのですが、一軒目の店がサービスも
食べ物も最悪で、ガマンできずに場所を変えるハメに。
二軒目は適当に見つけた名古屋名物がウリの店ですが、アツアツの手羽先揚げや
鳥わさなどが結構安く食べられて、思った以上にアタリでした。
ただし飲み屋というより食事のほうが充実してる感じで、お酒のバリエーションが
やや偏っていたのは残念。ここではビールか焼酎がメインという感じです。
最近の焼酎ブームのアオリをくって、日本酒の地酒を置く店が以前より減ったのは
昔からの地酒派にとってツラいところですね。

それはともかく、一年のウサを晴らすいい忘年会になりました。
姫鷲さん、どうもありがとうございます。
今度は日本酒のウマい店を調べて行きましょう。またよろしくお願いします。
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キン肉まん、Go Fight!

2008年12月06日 | その他の雑記・メモなど
先日、テレ朝の深夜クイズバラエティ「検索ちゃん」を見ていたら
ローソン限定の中華まんで、牛丼味の「キン肉まん」というのが
出ていたと紹介されてました。

実は『キン肉マン』はマンガもアニメも見た事がないのですが
牛丼味の中華まんってうまそうだな~と。
ただしその時はテロップで「現在は販売されておりません」と
表示が出ていたので、これは食い逃したなと思ったものです。

ところが、翌日ちょっと所要でローソンに寄ってみたところ、
レジ横の中華まんふかし器に「キン肉まん」の表示が。
すでに買い物を終えた後でしたが、わざわざレジまで戻って
1個購入してきました。
その時背後に並んだカップルが「キン肉まんだって・・・」と
二人で笑ってたのは、ちとイタかったですけど。

そしてこれが、イタい思いをしてまで買ってきた「キン肉まん」の外見。


てっぺんにはキン肉マンのイラスト焼印がはいってますが、持って帰るまでに
時間がかかったせいで、皮がメロンパンみたいなしわしわになっちゃいました。
これではキン肉マンというより、むしろメロンパンナちゃんと呼ぶべきかも。

で、割って見るとこんな感じです。

具の少ない牛丼・・・と言われれば、まあそうも見えますかね。

味のほうは確かに牛丼風ですが、タレの甘みはやや押さえ気味で、
しょうゆの味が濃い目という気がしました。
このタレがあんかけ風になってるのが具の大半を占めていて、そこに
牛肉の切れ端が泳いでるという食感。

他にしらたきやタマネギも入ってるようだけど、煮とけてしまって
タレの部分とあんまり区別がつきませんでした。
ぶっちゃけ、牛丼というよりも「牛タレまん」という感じですが、
150円ならこんなところが妥当ですかね。

ちなみに今出てる中華まんなら、セブンイレブンの豚角煮まんが
一番ウマイんじゃないかと思います。
ちょっとお高いけど、肉の食感がしっかりしていて食べ応えアリ。
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レスラーはやっぱり強かった

2008年09月08日 | その他の雑記・メモなど
第65回ヴェネチア国際映画祭、結果として日本からの三作品はどれも
主要賞なしに終わりました。
金獅子賞はミッキー・ローク主演の『ザ・レスラー』。
落ち目のレスラーが様々なハンデを乗り越えてリングに上がるという話らしく、
主演は自らもネコパンチ以降は落ち目となったミッキー・ロークです。
『シン・シティ』でも身を持ち崩した荒くれ男を演じたローク、もうこれからは
この手の役しか回ってこないんでしょうね。

『ポニョ』は地元映画誌が選ぶ観客賞など2つを受賞。批評家や業界目線で
作られていない作品なので、この結果は妥当だと思います。
現地で一般公開すれば大当たりは確実でしょうし。
『スカイ・クロラ』はデジタル映像の賞を獲りましたが、この映画の持つ
「無機質な感傷」のほうは、『ザ・レスラー』の「ナマの痛み」に比べて
評価されなかった様子です。

というか、役者のいない「アニメ」というジャンルを、実写映画と並べて
評価しようとするやり方自体に無理があるのかも。
といっても作品のデキがどうこうという話ではなく、役者の演技や存在感も
評価の対象に含まれる「実写」のほうが、業界人が評価する際のプラス材料に
なるんじゃないかと思うのです。ハナっからハンデ戦というわけ。
押井さんの場合、むしろ「圏外の女」を持っていったほうが、批評家筋には
ウケたかもしれませんね。何しろフェリーニを生んだ国ですから(笑)。

世界のキタノは作品を見てないのでわかりません。
まあ北野作品で見たことあるのは『座頭市』くらいなので、私ごときは
なんともいいようがありません。

でもねぇ、みんなホントはヴェネチア映画祭なんてどうでもいいんでしょ?
日本の作品が賞獲れたら「見に行こうかな」とか思うけど、受賞できなかったら
「な~んだガッカリ、受賞作は別にどうでもいいや」くらいの反応じゃないの?
一般の日本人が興味ある映画賞は、カンヌとオスカーだけですもんね。
正直なところ、自分自身もそうですから。

話のネタにするのは楽しいんだけど、賞レースでマスコミが騒いでる様子は
なんだか空しい気もします。今回は受賞がなくて、むしろホッとしたかも。
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新型機に輻射波動とかつけてみた

2008年09月02日 | その他の雑記・メモなど
といっても紅蓮聖天八極式の話ではなく、うちのPCの話ですけど。
サブマシンで使っていたノートPCが壊れたので、新型に乗り換えました。
(さすがにLaVie Gの刻印モデルではありませんが)
これまではWin2000でがんばってきましたが、さすがにネット閲覧専用でも
苦しくなってきたところなので、時期としてはよかったかも。
もともとあんまりデータも入れてなかったので、引越しもおおむね済んで
あとはアプリ系をいくつか追加するくらいです。

今回久しぶりにパソコンを買いましたが、価格の下落がすごいですね。
特にノートの低価格化には驚きました。
昔なら10数万円はしたと思われるタイプが、国内メーカーにこだわらなければ
10万以下で買えるんですから。

私の買ったのは約8万円くらいですが、CPUはデュアルコアを選びました。
サブマシンにしてはオーバースペックな感じですが、長く使うつもりなので
このくらいはおごっておこうかなと。
グラフィック面は貧弱ですが、マシンパワー自体は今のところ有り余ってます。

Vistaはあまり好きじゃないのですが、市場にXPモデルが無いという現状では
他に選択肢もありませんでした。
操作方法がこれまでと違っていて気持ち悪いですけど、慣れるしかありません。

せっかくなので壁紙やスクリーンセーバーなどをいじって、いまさらですが
「時かけ」仕様にしてみました。
壁紙は公式サイトから持ってきた真琴の絵、セーバーはタイムリープ中の時計に
してありますが、タイマー表示に切り替わるときの感じがなかなか楽しいです。


こんな表示が奥からぐいーんと迫ってきます。ワイド画面だと特にいい感じ。
時かけセーバーを作った方のDLページはこちら
そこにも書いてありますが、セーバーとは別に専用フォントのDLも必要です。

サイドバーにはガジェットとして、EVA風の時計と輻射波動メーターっぽい
CPUメーターをつけてみました。
ガジェットは他にもいろいろツールがあっておもしろいです。

CPUもメモリも余力があるので、あんまり輻射波動ゲージが上がらないのは
うれしいやら悲しいやら(^^;。

ちなみに本物の輻射波動メーターはこんな感じ。

もっとスペックの低いPCなら、このぐらいギューンと上がるのかな?
アオリの絵なので楕円っぽいですが、正面から見れば円形のはず。
ガジェット版もかなりいい線いってると思います。

昔フリーソフトでガンバスターのタイマーっぽい時計がありましたが、だれか
ガジェットで同じようなのを作ってくれないかな。
あ、螺旋力メーターでもいいですけど(自分で作れりゃ最高なんですが…)。
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ボーカロイド、星雲賞を制す

2008年08月30日 | その他の雑記・メモなど
今年の星雲賞自由部門を「初音ミク」が受賞したと聞き、いまさらですが
2008年の候補作リストをチェックしてみました。
おおすげぇ、なんと「かぐや」とNippon2007を抑えての受賞ですか!
Figmaのほうも予約開始早々に各所で完売と、その快進撃は止まりません。
…そういう自分もしっかり一体押さえてるわけですが(^^;。
いや~、だってデキがいいワリに安いもんで。

この様子だと、来年は「がくっぽいど」が受賞…はしないだろうなぁ。
というか受賞されても困るし。いろんな意味で。
三浦健太郎もこんなイラストをタダで描くより、一刻も早く『ベルセルク』を
再開するべきではと思うのですが。

さて、星雲賞の他部門も見てみましたが、特に候補作の水準が高いのは
日本長編部門とメディア部門、それにノンフィクション部門でしょうか。
日本長編は受賞作が『図書館戦争シリーズ』。SF業界で最も話題となった
『虐殺器官』『Self-Reference ENGINE』が両方獲れないとは…。
もちろん図書館戦争もいいんだけど、シリーズで受賞ってのはどうなんだろ?
こういうあいまいさが、星雲賞ってうさんくさいと思わせるんだよなぁ。

メディア部門は大激戦。今回の候補作は全部見ていますが、どの作品も
受賞に値するだけの傑作だったと思います。
そんな中で『電脳コイル』が受賞したのは、アニメとしての完成度に加え
SFとして頭ひとつ抜けていたということを示しているのでしょう。
個人的には名作SFのオマージュを感じさせる『天元突破グレンラガン』や
『Darker than BLACK-黒の契約者-』が特に好きですが、その他の作品も
見て損はありません。『なのはS』なんか、想像以上にハードで驚きます。

ノンフィクション部門は『星新一 一〇〇一話をつくった人』が受賞。
日本SFの歴史を振り返る力作が多かった中で、その頂点に立つ作品が
順当に選ばれたという感じです。
『SF奇書天外』のアヤシサも、なかなか捨てがたいものがありますが。 

しかし『ゴーレム100』に何の賞もあげないのは、なんか心苦しいなぁ。
あれは日本の翻訳SFにおける一大革命(発明?)だと思うんだけど…。
ティプトリーは大好きなんですが、今回だけはちょっと残念でした。
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今日からアナログ表示開始

2008年07月24日 | その他の雑記・メモなど
地上波アナログ番組で、今日から一斉に「アナログ」の表示が出るようになりました。
局によって対応は異なりますが、NHKは薄く小さくとはいえ常時表示。
各民放では今のところ冒頭のみ表示ですが、年明けからは原則常時表示になるそうです。
NHKの表示を見る限り、思ったほどではないけれどやはりうっとうしいですね。

推進協議会の発表によると、1年後には一部レターボックス化や常時テロップなども
導入していき、デジタルへの切り替えを促進していくとの事。
でもこのやり方を見ていると、デジタルへの移行を「お知らせする」よいうよりも
否が応でもデジタル切り替えを行わざるを得ない方向へ追い込まれているように
感じてしまうのは、私だけでしょうか。
それだけでなく、いざ停波となって苦情が来たとき「テロップでさんざんお知らせを
流してきましたから、気づかなかったと言われましても」くらいに開き直るための
下準備ではないのかとも思ったりして。

TVもビデオもHDDレコーダーもまだまだ健在なのに「放送側の都合で買い換えろ」
と言われるのも、なんだかイヤなんですよね。
キレイな映像が見たければTVなんかよりも、ソフトを買うか借りるかするだろうし。
いずれは切り替える事になるだろうけど、できれば最低限の投資で済ませたいものです。
コメント (2)
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