Biting Angle

アニメ・マンガ・ホビーのゆるい話題と、SFとか美術のすこしマジメな感想など。

オカエリナサイ「はやぶさ」

2010年06月14日 | その他の雑記・メモなど
2010年6月13日 22時57分(日本時間)ごろ、工学実験探査機「はやぶさ」が
小惑星「イトカワ」より帰還。
無事に試料カプセルを射出後、地球に向けたカメラで最後の写真撮影を行い、
そしてオーストラリア上空で大気圏に突入して光を放ちながら燃え尽きました。
時間も位置もほぼ予定どおりと、JAXAの実力を遺憾なく示す最期でした。

私は管制室のある相模原のISASでパブリックビューイングを見ていたのですが
Ustreamによる和歌山大現地チームの映像はいまひとつうまく届いてくれず、
帰宅してから見た動画のほうがキレイに見られたのはちょっと残念です。

しかし、突入を仕切る現場のすぐ近くで大勢の人と迎える決定的瞬間というのは
それとまた違った感慨があるもの。

特に22時30分ごろ、管制室でのオペレーション終了時に沸き起こった拍手を
部外者として最初に見て、そしてスタッフに対し拍手を送ることができたのは
たぶん我々くらいでしょう。

はやぶさの運用終了を待つため、管制室に集まったISASスタッフの様子。

イカロスチームのブルゾンの他に、はやぶさのブルゾンやTシャツを着た姿も
見られました。

このときの盛り上がり、そして突入の第一報(Twitter経由だったけどw)への
暖かい拍手と歓声は、突入の中継とは別のかたちで「リアルタイムのよさ」を
感じさせるものでした。
会場内に飛び交う「お疲れさま」「おかえり」「よくがんばった」の声の後には
自然に万歳の声が沸き起こりました。

ありがとう「はやぶさ」・・・そして、さようなら。

展示室のほうも、深夜にもかかわらず大賑わい。


はやぶさの実物大模型は、イオンエンジンを点火していました。

もうこの機体の実物はこの世にいないのか…と思うと、また感慨がこみ上げます。

明日(もう今日か)には、発信が確認されたビーコンの信号を元にカプセルを回収。
その後は試料となるイトカワの岩石が入っているかの確認と、その分析が待っています。

はやぶさは天に還りましたが、その卵が孵るのはこれから先の話。
その先にはきっと、新しい探査機とその目的地が待っていると信じています。
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4 コメント

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帰ってきたね (shamon)
2010-06-14 21:02:00
激重ネットとはいえ感動の一瞬を共有できてうれしかったです。
カプセルも無事回収でほっ。
あれは未来への光跡でした (青の零号)
2010-06-14 22:22:39
たとえ一瞬の輝きでも、はやぶさが最後に放った光は
私たちの未来を照らす輝きだったと思います。

こんなのは単なる感傷という声もありますが、
科学的・工学的実績に加えて未来への夢まで残した
はやぶさの成果に、野暮な話は不要ですよね。

ところで今回の帰還について、各方面から
「トップをねらえ!」を思い出したとの声が。
これを機に、shamonさんもどうですか(笑)。
そういえば (shamon)
2010-06-15 22:11:33
>shamonさんもどうですか(笑)。
見なきゃいけない(ですよね?)と思いつつ、
なんだか見るタイミングを逃してるんですわ^^;。

トップといえば
「あひるちゃんがゆく!」さんの記事。
http://blog.livedoor.jp/ahiru178/archives/51652578.html

オオウケしましたw。
それ見ましたよ (青の零号)
2010-06-18 00:24:03
その元ネタは私も見ました。
あ、その手があったかと思うと、感心するやら悔しいやら(笑)。

ま、よければトップ本編も見てやってくださいね~。

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