いまさら韓ドラ!

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レディプレジデント 第20話

2011年11月18日 | レディ・プレジデント
道義的責任を取り、辞職したソ・ヘリムは、
チョ・ベホとの約束どおり共に新党を結成する。
共同代表として正当な権限を求めるヘリムの要求を
すべて呑んだチョ・ベホは、
疑惑の証拠「パラダイス」の半分を持参した
セジンを特別補佐官に起用した。

チョ・ベホの差し金で
不当選挙疑惑を否定した前知事の供述もあり、
ドヤと彼女の不正選挙疑惑は不問に付された。

ドヤは復職を認められ、支庁長とともに
最高検の特別捜査課へ配属される。
聖域の無い捜査を求めるドヤに大統領は
誠意を持って応える。
ドヤの戦いが再び、始まろうとしていた。

ここまで来ても、ヘリムをあきらめきれない
カン・テサンは、執拗に彼女を求める。
「チョ・ベホに使用され、捨てられるだけだ!」
ドヤと同様の心配をし、
要職を提示するカン・テサンをあくまで拒絶するヘリム。
テサンの怒りは頂点に達した。

あくまで、国のため、国民のための政治を目指すヘリムと
古巣民友党とカン・テサンを攻撃するチョ・ベホ。
自分を潰そうとするチョ・ベホを
打ち砕こうと画策するカン・テサン。
特別捜査官となり、政界の黒い霧を晴らそうとするハ・ドヤ検事。

戦いの火蓋は切って落とされた。

(つづく)

今回は女性陣の動きが気になりましたねー。
セジン、前回ドヤに言われたことが図星だったのか、
チョ・ベホに体当たり、正面突破を試みるも
一度目はあえなく玉砕でした。
「娘だと認めて欲しいのか!」
そうです、私を愛してください、と素直に言えたら
どんなに楽か、チャン・セジン。

でもさ、
「日向で生きろ」とか、
「また日陰に這い戻るつもりか!」とか、
チョ・ベホの言葉には愛があるような気がするのよね。
自分の身勝手さは棚上げしての発言だけれど、
娘が不幸になればいい、とは思ってないのよ。
父に認められないことが娘の最大の不幸だとは気付いていないわけで。

彼の家族写真は最初の方でちらっと映っていましたが、
息子はいないのかしら?
いたら後継者に育てていたと思うからいないのかもね。
チョ・ベホはセジンを女だと思うから、
母同様自分から遠ざけて、知らん振りすればいいと
思っているみたいですが、
セジンの行動や物言いは非常に男性的だな、と感じました。

ヘリムの特別補佐官となり、資金管理なんかも相談される立場になったセジン。
テサンのはからいで、ヘリテージギャラリーの館長にも復帰ね。
真の目的は何なのかしら?
テサンにもわからないみたいだけど……。
ヘリムの事は好きみたいだから、悪いようにはしないかな。
なんにせよ、キーマンになりますね。

しかし「父と娘として会うのは30年ぶりです」って
セジン30オーバー設定だったのか?!
この事実に一番驚いたわ。

ドヤは検事に復職しましたね。
前回、大統領はドヤの態度を咎め、
復職をあきらめたというドヤの言葉を受け止めていました。
この復職は別ルート、というか
観察側が、事実否定の抗弁書を調べて、無罪を確定したためですね。
実行犯の女の子とチョルギュを探した甲斐がありました。
素直に受けないところがドヤらしいですけれども。

コムタン修行はなんだったのか……と思わないでもないですが、
ドヤにとって必要な喪の儀式だったのだと感じました。
いつのまにかアボジのコムタン再現できてたしね。
これからは支庁長と一緒に特捜だ~!
おそらく彼の寿命は今までにもまして縮まると思う。
白髪も増えると思う。
でもドヤのこと好きだから、きっと助けになってくれると思う。

ほんでもってカン・テサンはさぁ~。
「利用されて捨てられるだけだ」って、
ヘリムに惚れてるドヤとおんなじこと言って
おんなじように心配してますよ。

なんかよくわかんないけど
それってやっぱり愛ですか。


きっと自分でもよくわからないよね、そんな感情。
かわいさあまって憎さ100倍状態みたいだし。
傷ついてすがってくるヘリムを見たい!というS心(エスゴコロ)の
裏に透けて見えるM心(エムゴコロ)
「どんなに困っていても助けてはいけない」という縛りを
自らに課したんですね、カン・テサン。
ヘリムは「共闘しましょう!」と言ってくれても
「助けてください……」とは絶対言わないと思いますよ。

これからは、手を汚す覚悟もできて、
政治的駆け引きも覚えて、
ヘリムがますます強くなっていく展開ですね。
楽しみです。
ワン女史の手にあまる感じになってきていたので、
彼女もこれでお役ごめんですかね。
セジンがどんな風に政治活動に絡んでくるのか、
それも見所だと思います。

それにしてもセジンとカン・テサン。
直接的情事のシーンは1度だけだったし、
ネクタイピンは置いていかれちゃったし、
なんとなくあの時だけの関係かと思っていたのですが、
どうなんでしょうか?
奥さんからはすっかり愛人扱いだし、
1回限りにしてはセジンの態度もテサンの言い訳もアレだし、
描写は無いけれど愛人関係だったと考えていいのかしら?

そうだとすると、カン・テサンは、なかなか卑劣な男ですね。
それに比べて
アジュンマを心配するドヤの表情見てください。



せつないわ~。

昔はこんな表情は女優の専売特許でしたけどね。
戦う女を心配する男たち。
とはいえ、まだまだ女性を気遣う余裕があるわけですから、
男性優位な社会には変わりないですが。
ヘリムはオンマだし、いい年だし、そのへんの男より
よっぽど強い人だと思うけど、
それもドヤという心の支えがあってこそよね。

ああっ、言えば言うほどドヤのほうが奥さんみたい……。
ヘリム鈍いしね……。
ドヤ、心折れないようにがんばって。
キスくらいしとくといいと思うわよ。
デートにおでんと焼酎って場合じゃないでしょ。
もうすこし気取りなさい!
それと「ダンスの神童」とか言うの、もうよしなさい!
あればっかりは見てて恥ずかしいから。



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