TRAVEL RECORD OF BIG-HAPPY

平成24年9月、退職したのを機会に、始めた旅行記です

〔国内旅行-29〕 伊勢神宮参拝他 2 日間

2019年11月21日 | 国内旅行

知人の会社の慰安旅行に同行、三重県の伊勢・鳥羽・賢島へ行って来ました


11 月 24 日 「 御親謁(ごしんえつ) 」の儀の写真を追加しました(新聞記事)


☆☆☆☆☆< 第1日目 >☆☆☆☆☆

2019 年 (令和元年) 11 月 17 日(日)  天候 : 晴れ  気温 : 8.3 ~ 17.9 ℃ (鳥羽)

自宅から車で知人の会社に集合、観光バスにて旅行出発 AM 9 : 00
長良川右岸堤防道路を南下し、桑名東インターから高速道路を走行
伊勢自動車道の玉城インターを下りて、ホテル『千の杜』でおいしい昼食


昼食後約 15 分、伊勢市の 『 神宮博物館 』 に到着 PM 1 : 00
 

外宮と内宮の間に造られた、伊勢神宮の文化施設が集中した博物館

  

「 神宮美術館 」 第 61 回式年遷宮を記念し平成 5 年に創設
当代を代表する芸術家達が神宮に奉納した作品を収蔵、展示
 

螺鈿(らでん)細工の漆器や置物、絵画など多数が展示されていました
  
内部は撮影禁止、絵葉書を購入し写真撮影


「 神宮徴古館(ちょうこかん)」 明治 42 年開館
伊勢神宮の由緒と日本文化に関する資料を陳列する博物館
 
重要文化財や式年遷宮で撤下された御装束の実物など多数を展示


「 倭姫宮(やまとひめのみや)」 内宮の別宮
 

御祭神:倭姫命は、約二千年前、天照大神の御神教(みおしえ)を受け
現在の場所に伊勢神宮を創建、各種の催事を定め確立された
 

この宮も、二十年に一度の式年遷宮が行われています
 


美術館の庭に咲いていた「 四季桜 」 
 

この桜の木は、この時期に一番多くの花を咲かせるようです
  



博物館を離れバスで約 15 分、迎賓館『 賓日館(ひんじつかん)』に到着 PM 15 : 00

明治 20 年、伊勢神宮に参拝する賓客の休憩・宿泊施設として建設された
   
  
幼少時の大正天皇が避暑や療養を兼ねて長期滞在
歴代諸皇族、各界要人が数多く宿泊されました
  

桃山式の大広間は舞台付きの百二十畳敷
  

皇族方も利用された「 御殿の間 」 この部屋の窓からは、庭園と海が一望
 

豪華な庭園から見える賓日館(ひんじつかん)
 

賓日館の前の海岸から見える二見興玉神社の「 夫婦岩 」
 
迎賓館から約 200 m  時間が無くて望遠で撮影



PM 4 : 00 賓日館を出て、鳥羽市内の宿泊ホテル『 扇芳閣 』に到着 PM 4 : 20

PM 6 : 00 から約 2 時間、おいしい料理を食べながら宴会
  


 

☆☆☆☆☆< 第2日目 >☆☆☆☆☆

2019 年 (令和元年) 11 月 18 日(月)  天候 : 晴れ後曇り  気温 : 8.8 ~ 22.3 ℃ (鳥羽)

この日はゴルフと観光に分かれて行動、約半数のゴルフ組は AM 7 : 00 にホテルを出発
私を含んだ観光組はゆっくり起床、ホテルのレストランでバイキングの朝食

ホテル 3 階の部屋から、朝焼けの残る鳥羽湾を撮影
 

AM 9 : 00 ホテルを後にし志摩半島を横断、道の駅で休憩後、賢島に到着 AM 10 : 10
  

AM 10 : 30 『 英虞湾遊覧船エスペランサ 』に乗船
総トン数:166 t  乗客定員:250 名  巡行速度:11 ノット
  

英虞湾の周りに建てられたリゾートホテルや観光ホテル
   

真珠加工工場へ立ち寄り  真珠貝への核入れの作業を見学
  

この船以外にも多くの観光船が行き交っていました
   



観光船を降りて、鳥羽市内へ戻り昼食 伊勢海老海鮮蒸し『 華月 』 AM 12 : 15
 

伊勢海老とさざえの海鮮蒸し 豪華な昼食に全員大満足 ‼
   



昼食後、最後の観光地『 伊勢神宮:内宮 』へ到着 PM 2 : 00
 

今年は、皇位継承に伴うさまさざまな儀式や行事「 御大礼 」が行われている年
その最後の行事として 22 日に外宮、23 日に内宮へ参拝される「 御親謁 」の儀で
「 即位の礼 」と「 大嘗祭 」が無事終了したことを、天照大神などに御奉告されます
 
「 今上天皇ご即位大嘗祭絵巻 」に描かれた「 御親謁 」の儀 (大正 4 年 神宮文庫蔵)
 

伊勢神宮は日本人の心の故郷、「お伊勢さん」と親しまれているが正式名称は『 神宮 』
内宮は『 皇大神宮(こうたいじんぐう) 』
外宮は『 豊受大神宮(とようけだいじんぐう) 』 
両大神宮を中心に、14 の別宮(べつぐう)43 の摂社(せっしゃ)24 の末社(まっしゃ)
42 の所菅社(しょかんしゃ) 『 神宮 』はこれら 125 の宮社の総称

これから鳥居をくぐり「 宇治橋 」を渡って内宮へお参り
   

五十鈴川の「 御手洗場 」で手を清め・・・
 

「 神楽殿 」の前を通って「 本殿 」へ進みます
   

「 本殿 」へ到着、普段はこの階段を上がった所でお参りするが
「 御親謁 」の儀で天皇が歩かれるための屋根が工事中
 
最初は少し違和感を感じたが、この時にお参り出来た事が良い思い出になりました

お参りを済まして「 おかげ横丁 」へ移動、相変わらずすごい人込みです
 
ここで別行動となっていたゴルフ組と合流


集合時間までの間、宇治橋の上から下流にいた鳥たちを撮影
 
< コサギ >
  
< アオサギ >
 
< カルガモ >
 
< マガモ > のオスとメス
  
< キセキレイ >
 
< セグロセキレイ >
 
< イカルチドリ >
  
あの賑やかな宇治橋の近くに、こんなにも多くの鳥がいたことに、少しビックリ ‼
 

この旅行中に見かけた紅葉
    
きれいなモミジも有ったけれど、ツタの赤さが一番でした
  



PM 3 : 30 内宮を離れ、伊勢西インターから高速道路を走行し
ほぼ予定通りの PM 6 : 50 岐阜に帰着



たくさんの観光地を歩いてかなり疲れたけれど
多くの楽しい思い出が残せた良い旅行となりました


花・昆虫・鳥などの名前を覚えるのが苦手で
帰宅後、ネットや図鑑で調べて書いていますが
間違っている場合は、悪しからず・・・



☆☆☆  「 御親謁(ごしんえつ) 」の儀(中日・岐阜新聞記事より)  ☆☆☆

22 日:外宮 即位礼の儀と同じ古式装束を身に着けられ
雨天の中、屋根付きの馬車と車に乗って参拝された両陛下
 
23 日:内宮 好天に恵まれ、屋根なしの馬車と車で参拝後
近鉄電車と新幹線にて、夕方帰京されました
 
(小さな新聞の写真を無理やりアップしました)

 

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〔気まぐれ写真-140〕 岐阜県:古今伝授の里他紅葉散策

2019年11月12日 | 気まぐれ写真

2019 年 (令和 元年) 11 月 9 日(土) 天候:晴れ 気温 : 6.4 ~ 21.2 ℃

岐阜県:郡上市にある古今伝授の里と
石徹白(いとしろ)へ紅葉を見に行ってきました


AM 8:30 妻と二人車で自宅を出発、関インターから東海北陸道を走行
ぎふ大和インターを下りて約 10 分『 古今伝授の里 』へ到着 AM 9:40

「 歌に学ぶ、遊ぶ 」をテーマとした和歌や短歌の野外博物館
  
住所:岐阜県郡上市大和町牧912-1  入場無料  休館日:毎週火曜日

広い敷地の中に、和歌文学館・茶室などたくさんのモダンな建物が建てられています
  

歌会・茶会・絵や書の展示会などに使用されている「 研修館 」
   

フランス料理のレストラン おいしいコーヒーを飲みながら一服
   

期待していた紅葉は、モミジも黒ずんで、少し期待外れだったかな?
   
 


AM 10:40 古今伝授の里を出て、156 号線を北上
白鳥町から 314 号線を走行、『 阿弥陀ヶ滝 』に立ち寄り AM 11:20

日本の滝 100 選 東海の名瀑 白山信仰の霊場


葛飾北斎が 8 景画いた「 諸国滝廻り 」の中の一つ


滝の入り口から渓谷沿いのゆるやかな遊歩道を約 10 分


高さ 60 m の阿弥陀ヶ滝 滝の近くにはマイナスイオンがいっぱい 
  

滝の右側に有る洞窟 たくさんの石仏が祀られていました




AM 12:15 滝を離れ近くのレストランで昼食後、石徹白の桧峠に向かって
紅葉を楽しみながら山道をゆっくり登って行きました


山道の中腹あたり、赤い色も有ってきれいな紅葉が見られました 
  

PM 1:15 桧峠に到着 周りの山も見渡せる標高:983 m まで上がってきました


峠の近くに有る温泉やホテルの間を景色を楽しみながら移動
この高さの紅葉は、終わりに近づいて茶色一色になっていました
  

前方の白いゲレンデが、前日オープンした「 ウイングヒルズ白鳥スキー場 」


遠くて霞んだ雪を被った山、方角や形からすると「 乗鞍岳 」かな? 




PM 1:35 峠の眺望を楽しんだ後、石徹白集落の北端に有る
『 白山中居(ちゅうきょ)神社 』に移動 PM 1:55

縄文時代から祭祀が行われていたこの地に、西暦 82 年、国家鎮護のため
「 伊邪那岐尊(いざなぎのみこと)」が祀られた白山信仰の古い神社
 
 

天然記念物に指定された杉木立に囲まれた本殿


水がきれいな本殿前を流れる九頭竜川支流の宮川

川の中を泳いでいた 20 cm 位のアマゴと 30 cm を超える大きなニジマス?
  

石徹白から山道を下る途中に見かけたトンビ
 
道路の真ん中にいたキツネ、毛並みもきれいでかわいい顔をしていました




PM 2:30 神社を後にし、東海北陸道の白鳥インターから高速道路を走行、帰宅 PM 4:20
走行距離:203.3 km  歩数計:5,070 歩




紅葉は少し遅くて、期待していた程ではなかったけれど
初めて行った所がほとんどで、良い思い出となりました



この度の台風 19 号の大雨で、甚大な被害が発生しました
被災された多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます
一日も早く、復旧される事を願っています


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〔気まぐれ写真-139〕 岐阜県:岩村町散策と星空撮影

2019年11月03日 | 気まぐれ写真

2019 年 (令和 元年) 10 月 31 日(木) 天候:薄曇り後晴れ 気温 : 11.6 ~ 23.2 ℃

岐阜県南東部:「半分、青い」の舞台となった恵那市岩村町へ行ってきました


AM 10:00 妻と二人車で自宅を出発、関インターから東海北陸道・東海環状道・中央道を走行
恵那インターを降りて 257 号線沿いの 『 阿木川ダム 』 で休憩 AM 11:25


木曽水系の阿木川に造られた多目的ダム  堤高:102m 堤長:362m


1,990 年(平成 2 年)完成のロックフィル式ダム
  

約 30 年前、完成間近に行われたダム見学会 小学生だった 2 人の子供を連れて
石積みのダム堤を歩いて登った事を、なつかしく思い出しました
  



AM 12:00 ダムを離れて途中のうどん店で昼食後、岩村町へ到着 PM 1:10


重要伝統的建造物群保存地区に指定された本町通りは女城主ゆかりの城下町


約 400 年前(江戸時代)の面影を残す商家や旧家が続く街並み
2,018 年、NHK の連続テレビ小説「半分、青い」のロケ地
   

毎年 10 月第一土・日曜日に行われている神輿渡御行列 県重要無形文化財
古式の意匠をまとった総勢約 300 名の行列がゆっくり練り歩く姿は圧巻 


江戸時代中期から末期に栄えた問屋 「 木村邸 」

藩が財政難になるたびに御用金を調達して危機を救ってきた商家
   

約 260 年前の江戸時代、染物屋を営んでいた旧家 「 土佐屋 」

当時の染物の工程を学ぶことができる染工場
   

江戸末期から台頭した材木や米を扱う商家 「 勝川家 」

幕末には、その財力をもって藩財政を支えた旧家
   



PM 2:20 街を散策後、日本一の農村景観が見渡せる展望台へ車で移動 PM 2:30


昭和 63 年、京都大学の教授が「農村景観日本一」と称した風景 総面積:150 ha
逆光で暗い写真になってしまったが、午前中だったらもっときれいな緑が写せたかな?
   

展望台から移動して写真撮影 たくさんの棚田が続いていました
   



PM 3:30 棚田から車で約 20 分走行、岩村城の本丸横の駐車場へ移動


岩村城は、高取城(奈良県)備中松山城(岡山県)と並ぶ日本三大山城の一つ
戦国時代末期、病没した城主に変わりその夫人おつや(信長の叔母)が
実質的な城主として領地を治めた「女城主の城」としても有名なお城


現在も約 1.7 km に及ぶ壮大な石垣を残した名城 日本の城ランキング:第 10 位
   



PM 4:30 城を降り、岩村の街へ戻ってカフェで夕食後、星空撮影


PM 5:40 薄暗くなりかけた西方、月・木星・土星がきれいに並んでいました

月は三日月だったが、ソフトフィルターを付けた長時間撮影のため丸くなっています



岩村で真っ暗になるのを待っていたが、薄い雲が有って星がきれいに見えなくて
急遽、長野県の阿智村へ移動を決定 PM 6:10


国道 257 号線~ 418 号線~ 153 号線を走行し
長野県下伊那郡阿智村浪合の 「 浪合パーク 」 へ到着 PM 7:20
ここ阿智村は、星が最も輝いて見える場所とし環境省に選ばれた聖地

標高:1,200 m  気温:5 ℃  入場料:¥ 2,000.-
PM 8:00 からオフィスの大ホールと屋外での星空解説

この日の講師は 「 星兄 」、日本全国を飛び回って星の解説をしている人気の講師
ユーモア溢れる解説で、楽しく星の事を学ぶことができました



PM 8:40 から公園内で星空撮影 夏の大三角と天の川
 
上の写真から続く天の川に沿って星空を撮影
  

おうし座のスバル(プレアデス星団)
 

浪合パークでは木が茂っていて写せなかったオリオン座
帰りの途中高速道路のサービスエリアで撮影
 


PM 9:50 浪合パークを離れ、中央道の園原インターから高速道路を走行、帰宅 PM 11:55
走行距離:311.2 km  歩数計:7,480 歩


星の知識もほとんど無かった自分が、初めて本格的に星と天の川を撮影
「 星兄 」の解説でこの日に見えた星々の事は少し解った気がするが
又、機会が有ったら再挑戦、天の川をもう少しきれいに・・・



この度の台風 19 号の大雨で、甚大な被害が発生しました
被災された多くの方々に、心よりお見舞い申し上げます
一日も早く、復旧される事を願っています


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