八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

クマノミ幼魚

2010年06月08日 | 八丈の魚
スズキ目/スズメダイ科(八丈島・乙千代ヶ浜・2cm・10m)
千葉県以南、インド・太平洋域、ペルシャ湾に分布。浅い岩礁やサンゴ礁でイソギンチャクに共生する。雄の尾びれは橙黄色で雌の尾びれは白色。雄から雌への性転換を行う。よって卵からふ化したときは全員雄ということになる。八丈島では5月から6月ごろに産卵が行われ、その頃にはこの幼魚があちこちで見られダイバーを楽しませてくれる。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

モザイクウミウシ

2010年06月08日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/ドーリス科(八丈島・休憩所下・3cm・15m)
インド・西太平洋に分布。1年を通し浅い岩礁域で普通に見られる。体地色は半透明な黄色から褐色で、白色細点が密に散在する。背面は網目模様に覆われ、網目の接合点が大きく突起する。突起と稜線は黄色や橙色、赤色の帯になり、これらの線は褐色線で縁取られることが多い。背面の周縁は黄色から橙色のやや太い線で縁取られる。触角は透明な白色でひだは黒色。鰓も透明な白色で黒色縦線が入る。八丈島ではごく普通に見られる。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

ジャパーニーズピグミージーホース

2010年06月08日 | 八丈の魚
トゲウオ目/ヨウジウオ科(八丈島・ナズマド・1cm・10m)
小笠原諸島・伊豆諸島・伊豆半島・沖縄などに分布。根の壁面や砂溜りに生えている海草に尻尾でつかまっている。まだ学名も和名もつけられていない、とっても珍しい種類。八丈島では季節を問わず確認されていすがその大きさは実に小さく、そして環境に擬態しているので見つけるのが大変困難。