八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

ヒトエガイ

2010年06月04日 | 八丈のウミウシ
背楯目/ジンガサヒトエガイ上科/ヒトエガイ(八丈島・休憩所下・15cm・10m)
インド・西太平洋の熱帯・温帯域に分布。八丈島では稀種。背面のほぼ中央に大きな貝殻を持つ。軟体は幅広の円形で、貝をかぶっている部分以外の背面はイボ状の突起で覆われている。軟体の色は灰色、黄色、橙色、赤色など変化に富む。管状の触角が貝殻の下から出ているのが見える。手の平ぐらいの大きさなので見つけた時はウミウシとは思えなかった。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)

サガミリュウグウウミウシ

2010年06月04日 | 八丈のウミウシ
裸鰓目/ドーリス亜目/フタスジウミウシ科/クロスジリュウグウウミウシ亜科
八丈島・乙千代ヶ浜・10cm・15m
南日本、沖縄諸島、韓国、台湾に分布。幼体は岩礁域のコケムシ類の群体上で、成体は転石帯などでやや稀に見られる。体地色は青色から濃紺色で、黒色で縁取られた黄色や橙色の大きな円斑紋が散在している。触角は濃紺色から黒色。幼体は青緑色で、成長するにつれてしだいに黄色模様が浮かび上がってくる。八丈島では少ない種類で水温がとても下がった時に見た記憶が。。。(誠文堂新光社「ウミウシ 生きている海の妖精」参考)