八丈島でダイビング!BIENTOS(ビエントス)

八丈でダイビング中に出会った生き物達の写真館です

シフォプテロン・クアドリスピノーサム

2009年06月16日 | 八丈のウミウシ
頭楯目/キセワタ上科/ウミコチョウ科(八丈島・底土・3mm・10m)
中部太平洋、オーストラリア、ニューカレドニア、沖縄、八丈島に分布。体地色は明るい黄色で、内臓嚢は乳白色。頭楯後端と内臓嚢の後部の突起から横にかけて、赤色の色帯がある。和名がまだ付いていないので覚えにくい。八丈島では初夏に見られることが多い。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)

ハナキンチャクフグ

2009年06月16日 | 八丈の魚
フグ目/フグ科(八丈島・底土・5cm・10m)
小笠原諸島、琉球列島~インド・太平洋の熱帯域及び東部太平洋の熱帯域に分布。水深80m以浅の沿岸に生息する。眼隔域に幅広い褐色帯があり、体側背面を横切る3本の褐色帯がある。この横帯は体腹側面に達しない。シマキンチャクフグに似るが体側横帯の形で区別することができる。八丈島ではよく見られる。鮮やかなオレンジの模様がとてもきれい。(山と渓谷社「日本の海水魚」参考)

キイロウミコチョウ

2009年06月16日 | 八丈のウミウシ
頭楯目/キセワタ上科/ウミコチョウ科(八丈島・底土・3mm・10m)
日本、グアム、ハワイに分布。岩礁域で見られることが多い。体地色は鮮やかな黄色。内臓嚢後部の突起は小さく、黒褐色。頭楯にある水管様突起の先端も黒褐色。オレンジウミコチョウに似るが、本種は側脚縁が黒褐色などで縁取られない。ムラサキウミコチョウほどではないが本種もよく泳ぐ。八丈島では初夏によく見られ、2009年には大量だった。(ラトルズ「本州のウミウシ」参考)