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バイブルランドin福井

安田由久が驚くべき聖書の世界をご案内します

ユダヤ教って何なの 08 儀式の反復 08 ユダヤ教の義務 07 安息日を守る祝福 

2024-06-23 04:00:00 | イエスは勝利者だ・ブルームハルトとの出会い
世界史に週1回を休む習慣を創出したのは、

ユダヤ教の安息日厳守の律法なのです。

安息日は、ヘブライ語で「シャバッド」といい、

金曜日の日没から土曜日の日没まででをいいます。

そしてシナゴーグで礼拝を守ります。

石角さんの本には安息日は

・怒りなど激しい感情をいだいてはならない

・生産活動、自然に対する加工をしてはならない

・具体的には

  電気を使用してはならないし、パソコンに触ってはならない

  電子メールも使用してはならない、携帯電話も使用してはならない

  車を運転してはならない

  お金を勘定してはならない、札束に触れてはならない

  新聞を読んではならない、テレビもみてはならない

  学校の勉強もしてはならない


ここまで徹底した安息日の効能は


1・心を健康にする効果がある

普段の日は1日2食で戒律による粗食ですが、安息日は、

日頃食べない肉や魚が出ますし、大人にはぶどう酒、子どもには

ぶどうジュースがでます。

食事の時は、家族友人とユダヤの祈りと歌唱大会なります。

日本の学校でも躍ったマイムマイムのような踊りをします。


2・ユダヤ教の学習に役立つ

安息日の会食で聞く会話、

シナゴーグで聖書やユダヤ教細部を学びます。


3・人間の絆を強める

そして安息日は家族が集まり、

祈り、話し合いますので家族がシナゴーグに集まり

同胞たちで支え合います。

ラバイは「人間は6日間、物質的な豊かさを蓄え、

考えることを追求しますが、精神的なことに

1日向けることは人生の調和となる」と言う通りです。


石角さんはユダヤ教徒になるまで日本教徒でしたから、

ユダヤ教徒になれば収入の1/7は減ると心配したそうです。

しかし、安息日に全く何もしないことになったら、

大変心地よいというのです。

これまで取り残されてはいけないと新聞、ネット情報を見て、

株や経済などの浮き沈みに右往左往する日々だったようですが、

安息日を守ることでそれらを一切、捨てたそうです。

そして外部情報に左右されないで心を落ち着かせることが

何ものにも代えがたいものだということを知ったといいます。

この安息日は、キリスト教にもみごとに継承され、

イエスの復活された日として、日曜を主日礼拝を制定し、

厳格に守られるようになりました。

特にペテコステ派では厳守されています。

私も最初に出会ったペンテコステ派の教会では、

牧師から、


・教会で死んでもいいので礼拝を厳守せよ

・いかなる経済的状況でも什一返金せよ


を叩き込まれ、それから今日まで30年間、守ってきました。

その厳守の上に神は働いてくださり、祝福を与えてくださいました。

しかし、日本教徒の代表格である無教会では、その真逆なのです。


・礼拝を聖書研究とし、守っても守らなくてもどうでもいい

・什一返金などする必要性は全く必要なし

・洗礼、聖餐など教会の聖礼典を無視し、どうでもよいし、

 どうしても洗礼をしたいものは、風呂の水をかぶっておけばいい(注・01)


上記3つは、

イエスが厳命された下記のみ言葉を破ってしまうことなのです。

しかもこれらを馬鹿にして、イエスの厳命を無視することは、

申命記やレビ記に書かれているように祝福ではなく、

呪いを刈り取ることになります。


マタイによる福音書
26:26 一同が食事をしているとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱えて、それを裂き、弟子たちに与えながら言われた。「取って食べなさい。これはわたしの体である。」
 26:27 また、杯を取り、感謝の祈りを唱え、彼らに渡して言われた。「皆、この杯から飲みなさい。
 26:28 これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。


洗礼をしたいものは、風呂の水をかぶっておけばいい(注・01)
無教会グループである愛農聖書研究会につながっていた方で、千葉県のKさんという方から、私が直接、お聞きしたことです。Kさんは、通っている教会で洗礼を受けるべきかどうか迷っていて、愛農聖書研究会の指導者であった、無教会3代目の伝道者、高橋三郎師に相談した時に返ってきた言葉でした。
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