愛煙家の多事総論

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ファーストライフ

2007-05-03 20:57:12 | 国際情勢
都会の喧騒の中に身を浸すと、足早に動く人間が多いことに気づく。遅刻しそうなのか、早く目的地に到着して空いた時間で何かしたいのか、意味もなく足早なのか・・・。そんなせっかちさの研究成果が、発表された。


せっかち度世界一はシンガポールなど3都市=歩行速度の英研究


【ロンドン2日】世界で最もせっかちな都市はシンガポール、コペンハーゲン、マドリード―。英ハートフォードシャー大のリチャード・ワイズマン教授が都市住民の歩く速度を生活ペースの目安として調べたところ、こんな結果が出た。また、全世界的にみて人々の歩行速度は10年前に比べて10%速くなっており、特にアジアが顕著だとしている。(写真はロンドン市内の歩行者)

ワイズマン教授は各都市の成人住民35人に60フィート(約18メートル)歩いてもらい、平均所要時間を調査。その上で、米カリフォルニア州立大の教授が10年前に調べた結果と比較してみた。

それによると、最も速かったのはシンガポール、コペンハーゲン、マドリードの3都市。10年前との比較では、シンガポールが30%、中国の広州が20%も速まっていた。一方、速いと思われていた都市は比較的遅く、ニューヨークは8位、ロンドンは12位、東京は16位だった。最もゆっくりしていたのはマラウイのブランタイアとバーレーンのマナマという。

ワイズマン教授は「一般的に歩く速さは、どれだけ急いでいると感じるか、どれだけ機敏に物事をすべきだと感じているかによって決まる」と述べ、「人がメールを送り、10分以内に返事がないと『相手はどこにいるんだ』と考える今日の状況は驚きだが、(調査結果は)もっぱらテクノロジーの進歩がもたらしたものだと思う」と指摘。「自分の生活があまりにせっかちになっているのではと心配な人は、しばしば一番目に食事を終えていないか、通りを歩く人々の後ろにいていらいらしないか、待ち客の短い列があると店を出ていないか自問してみるべきだ」と語っている。〔AFP=時事〕



あ~シンガポールが1位か~・・・あそこは経済街が昔からせっかちだったけど、タイ人街やインド人街はかなりマターリとしていたけどなぁ。

そこらへんもせっかちになってしまったのだろうか。

そして以外だったのが、東京の16位。
朝の通勤時、乗り換えの時の足の速度なんかはかなりのもんだと思ってたが。


しかし、この教授の

>しばしば一番目に食事を終えていないか、通りを歩く人々の後ろにいていらいらしないか、待ち客の短い列があると店を出ていないか自問してみるべきだ

言われてみれば思い当たるなぁ・・・。
自分は、前を歩いている人間が通り一杯に横に広がって、ダラダラと歩いていると、イライラを通り越して腹が立つ。これもやっぱりせっかちになっている証拠なのだろうか。


わざわざ遅くするのも変な話だけれど、時にはゆったりと歩くのも良いのかも知れない。
人がせっかちになり、足が速くなればなるほど人の流れも早くなる。人の流れに流されないように、しっかりと地面を踏みしめて一歩一歩歩いてみよう。


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