今日は長洲マラソン大会に参加した。
この大会はなにしろレベルが高い。
10kmの部は高校生が42人、一般が35人の合計77人。
大牟田高校、九州学院高校・・・校名だけでレベルの高さが伺える。
一般の部は郡市対抗駅伝の選抜も兼ねており韋駄天のような若い選手がぞろぞろしている。
今日は、そんなエリートランナーの邪魔にならないように、
でも気持ちでは負けないように、
久しぶりに陸上部の名前が胸に入ったユニフォームでスタートラインの後方に並んだ。
10時25分、号砲と共にエリートランナーが飛び出した。
後方の一般参加の普通のランナーも勢いよくスタート。
まずはスポーツセンター内の300mのトラックを3周、
周回遅れにならないように実力以上のスピードで突っ込む。
しかし、見る見るうちにエリート集団が離れていき、
2周目に入る頃には既に第2集団のトップを、風を切って走っていた。
エリート集団は約60人、第2集団は残りの17人といったところか・・・。
競技場を出ると1km地点、
既に前方のランナーは200m以上前?
これは一人旅になりそうな予感。
最初から口呼吸、ハァハァと息を切らしながら走る。
走る。
走る。
3.5kmくらいのところで後方から規則正しい足音、
5分後にスタートした5kmの部のトップが迫ってきた。
少し引っ張ってもらおう・・・そんな気持ちがあったのに、
あっという間に抜かれていく。
そこから5kmの中間点までに、
5kmの部の2位のランナー、3位のランナー、4位のランナー・・・
次々に抜かれていく。
う~ん、気分的に良くない。
5kmの周回コースを2周する10kmの部、
5kmを過ぎると5kmの部のランナーはいなくなり、
また、10kmの部のランナーも前方には見えない。
気持ちが折れる地点だが、気合い一発、
「残り5!!」
と自らに叫びペースを上げた。
ちょっと川内選手を意識してモチベーションアップ効果を狙ってみた。
【St~5km地点まで】
3'52"→4'10"→4'10"→4'16"→4'10" (20'40")
5km地点を過ぎてペースアップ、
競技場の前を通過した時に前方の高校生ランナー2人が見えた。
その差200~300m、
少しずつだが背中が近づいているように感じる。
いけるか。
ハァハァと息を切らし肺がパンパン、
汗が目にしみて痛い、
しかし、俄然ファイトが湧いてきた。
45歳を目前にして高校陸上部を追う・・・格好いいぜ。
ちょうど8km地点で高校生ランナーを一人かわす。
長くてすらっとした足の高校生、脇腹を押さえて辛そうだ。
偉そうに「ファイト!」って言いながら抜いたのは良くなかったな(反省)
そして、もう1人の高校生が前方に見えている。
ゆっくりとした軽い足取り、一歩の幅がものすごく広い。
しかし、スピードが落ちている。
少しずつ、少しずつ、距離を詰める。
そして、併走。
地元の学生らしく、沿道の保護者?から名前を呼ばれて応援を受けている。
国道501号に出ると逆風、高校生が後ろについた。
一気に引き離したいところだが、足音は消えない。
9km地点通過、
沿道の交通整理のスタッフの方から
「ラスト!」と、力強い声で背中を押される。
「はいっ」と答え気合いのラストスパート!!
もう背後に足音は無い。
競技場前の緩やかな登りも頑張る。
口呼吸でノドがヒリヒリ、ゼイゼイハァハァ、
競技場に入ると残り300m、
なんと振り切ったと思った高校生が残り100mで抜いてきた。
踏ん張ろうかと思ったが、
ここは地元高校生に譲るべきと大人の判断。
(踏ん張ったら肉離れしたかもしれないし・・・)
最後は軽く流してゴール!!
記録は41分8秒。総合77人中63位。一般の部35人中22位(ちなみに21位の方は37'34")
忘年会続きでベスト体重+2.5kgの重い体でよく頑張った。
満足、満足、爽やかな達成感を味わいました。
【5km~Goal】
4'03"→4'01"→4'12"→4'09"→4'00" (20'28") 41'08"
1/9(月) 大会参加 41'08" 10km + jog 3km