弁天ジョガーの気ままにラン

繰り返す肉離れを振り返る

走歴13年。
これまで何度も故障し、その度に地道なリハビリを行い復活してきた。
走歴13年は、故障歴13年、復活歴13年でもある。

肉離れも何度も経験し、
感覚的に肉離れしそうなシチュエーションは認識している。
飲み会の翌日、
走り過ぎて疲労がたまった時期、
何某かの体調不調な時。。。
そんな時のランで、ちょっとしたスピードアップやふんばりなど急に力を入れたとき、
ピキッとくるのが肉離れ。
負傷個所は、ふくらはぎやハムストリングだ。

肉離れは、筋肉の一部が切れたり、筋膜が破れたりすることで
医学的には筋断裂と呼ばれる。

肉離れをしたときは、
まずは安静、冷却、圧迫。
2~3日で日常生活での痛みはなくなる。
痛みが消えたら、ゆっくり動かすことがリハビリのスタートだ。
温めてストレッチを行い、筋肉内に形成される瘢痕線維の方向を縦方向にそろえることが重要だ。

これは、断裂した筋肉の欠損部分が、まず血液が充満し、次第に線維組織が形成され、
コラーゲン線維に富んだ瘢痕組織に変化して治っていくのだが、
この段階でリハビリを行い規則的な牽引力をかけることで線維芽細胞が刺激され
コラーゲン線維を牽引された方向と平行に形成するようになる。
その結果形成された瘢痕組織は、牽引力に強く柔軟性が備わり、
後日筋肉の収縮に際しても破壊されにくい強い足になる。

通常、負傷1週間後からスロージョグをはじめ、
1か月後から時々レースペースまでスピードをあげ、
2か月後から時々全力走をやってみる。
4か月後に完全復活が目安だ。

で、現実論。
今回の肉離れの原因と経過を振り返る。
1月3日フードパル駅伝で軽肉離れ。
年末からの連日の走り込みと前日の2時間LSDで疲労がたまった状態で駅伝に参加し、
登坂でラストスパートをかけ、突然の強い力が筋肉に加わり負傷。
典型的な肉離れ発症のパターンだ。

で、痛みは2日でひいたのでスロージョグで1月20日までリハビリを行い、
1月27日の天草フルマラソンで復活ラン。
ゴール後に違和感はあったものの、完走できたので治ったものと誤った自覚。

フルの1週間後の2月2日、職場の駅伝大会で花の1区を任され、
襷ゾーンを目前にラストスパートをかけ一人かわそうとして肉離れ再発。。。
学習効果がない。

痛みが引いた1週間後の2月10日からリハビリラン開始。
スロージョグだけでスタミナを守り、
2月17日の熊本城マラソンに参加。
何とか完走。
しかし、故障個所に強い張りと違和感が残る。
筋肉疲労なのか肉離れ再発なのか自己診断できず、
その後はスロージョグを続けていたが、
3月9日の陸上部の金峰山マラニックで肉離れ再発。。

5日間で痛みは消えリハビリランを開始し、
大人しくしておくべきだったのに、
3月21日のあんずの丘マラソンに出走し、ラストの登坂で肉離れ再発。

3日間で痛みは消え、リハビリランを開始し、
3月31日の菊池桜マラソンに出走。
スタート後の混乱の中で前のランナーをかわそうとスピードアップした瞬間にピキッと再発。
すぐに止めるべきだったのに、痛めた足で1.5kmほぼ走って今の状態となった。

今の状態の原因は、完全復活していないのに、
大会に参加し、出すつもりのなかったスピードを出そうとしたことだ。

4月は、痛みが消えたと思ってリハビリランを開始するも、
スロージョグでも痛みが出て、ほとんど走れていない。

この10連休、しっかりと歩いている。
数百メートル走ったりもしているが、けっして無理をしないよう、
それでいて適度な負荷をかけるよう心掛けている。

昨日から縄跳びを始めた。
1分間100回×3回
たったの3分なのに疲労感たっぷり。
膝曲げ、つま先着地はハムストリングへの負荷が良い感じ。
跳ぶことがトレーニングだが、縄を回す腕も疲れる。
思った以上に縄が回らない。
二重跳びにもチャレンジ。
昨日は最高3回(笑)
今日は最高11回。
目標は20回だ。

既にマラソンシーズンは終了。
秋のシーズンインまで4か月ある。
リハビリに十分な時間がある。
肉離れを繰り返さないよう、慌てずゆっくり上げていこう。

5/2(木) 休足






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