毎週土曜日は陸上部の早朝鍛練会、
今年最初の練習会に参加しようと考えていたが、
辻ちゃんのFBとはっしーさんのブログにアップされた九重の雪景色が目に焼き付いていた。
5時起床、天気予報は晴れ、気温も高くなりそう。
全く準備はしていなかったが、ソロでの雪山行きを決めた。
家人が寝静まっている明け方、できるだけ静かにゴソゴソと山支度、
登山靴、アイゼン、スパッツ、コンロ、鍋、カップ、ライターに地図、
記録用の山手帳、筆記具、水500cc、非常食はラン用のゼリーにビスケット・・・
ポットに熱々のコーヒーを入れリュックに詰め込んで自宅を出発、
途中のコンビニでおにぎり、あんパン、カップ麺を調達し牧ノ戸峠へ向かった。
ミルクロードを北外輪山に上がると道路脇には残雪、
阿蘇谷は雲海、気温は1℃、気分は高揚、ワクワクしてくる。
途中の道路は完璧に除雪され、チェーン無しで8時前に牧ノ戸峠着。
登山靴に履き替えて、アイゼンを付け、スパッツを回したら沓掛山に向かってスタート!
気温は氷点下3℃くらい?
足場はガチガチのアイスバーン、
滑らないようにアイゼンを効かせて力強く台地を踏みしめながら歩く。
ザクッ、ザクッとアイゼンが氷を突き刺す音が冬山らしい。
登山道脇の木々にはエビの尻尾のように雪が付き、
誰かが作った雪だるまが温かく迎えてくれた。
沓掛山を越えたら平坦な雪道、久住別れを前に北に進路を取り星生山を目指す。
雪の白と岩場の黒、真っ青な空、誰もいないマイナーなコース。
踏み跡も少なく静かな時間が流れていく。
息を切らし大汗をかいて尾根まで上がったら、目の前に山頂が見える。
星生山山頂から由布岳遠景、
いったん久住別れまで下り天狗ヶ城1780m。
中岳1791m、青空に山男が映えるなぁ(笑)
中岳から見下ろす御池は完全凍結、人が歩いても大丈夫、冬山の世界が広がっている。
眼下に広がる久住高原を眺めながら飲むコーヒーが美味い。
振り返れば歩いてきた天狗ヶ城(左)と中岳(右)が輝いていた。
最後に多くのハイカーがゆっくりと食事していた名峰久住山1786.5mに登ったら、
たくさんのアイゼンに耕され?サクサクの状態の登山道を登山口まで。
一歩足を踏み出すごとにキュッキュッと雪が締まる感触を楽しみ
13時30分に登山口に無事到着。
山手帳を読み返すと、なんと5年4ヶ月ぶりの九重行き。
走ってばかりで山が遠のいているではないか。
今年は山行きも!
※前回九重連山縦走http://blog.goo.ne.jp/bentenjoger/d/20080904
1/4(土) climb 5h20min 12km