ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

新年

2009年01月09日 15時02分45秒 | ご挨拶
(大変遅ればせではありますが)明けました。
昨年まで書いていた日記は、催し物の告知などを除き、すべてネット上から削除いたしました。お読みいただき、本当にどうもありがとうございました。新年早々CMするようなさもしい根性の持ち主ではないとご理解いただきたいのですが、過去の日記は今月中に、『ビロウな話で恐縮です日記』というタイトルもそのまま、太田出版から刊行される予定です。日記の内容を取捨選択し、新たに脚注をつけ、おまけコーナーを書き下ろしましたので、本屋さんで見かけられました際には、お手に取ってみてください。
結局CMするんやんけ! この、さもしい根性の持ち主めが!
すまない。そして、どうかお心を平らかに、続きを読んでいただきたいのだが、ただでさえ途切れがちだったこの日記が、なぜ昨年後半からいよいよもって途切れる傾向にあったのか、理由を説明します。ていうか、言い訳します。
それはずばり、拙者現在、長期にわたって逃避行中だからなのである! そのためパソコンをネットにつなげないことが多いのである!
「アナログ派の彼氏の部屋に転がりこんで、同棲をはじめたんです~v」とか言いたかった……。でももちろん、現実とはそんな甘ったるいものではない!
有り体に言うと、火宅のドアを開けた時点ですでに本やら漫画やらゲラやらで足の踏み場がなく、自分ちなのに自分ですら、玄関で靴を脱いでパソコンのある部屋まで辿りつくのに川口探検隊なみの危険と困難をくぐり抜けねばならぬ毎日に嫌気がさし、現在長期流浪の生活を送ってるということだ。「有り体に言うと」と言ったくせに一文が長い。
つまり、汚部屋から脱出して家なき子なんです!
折を見ては火宅に戻って本やらなんやらを片付けているのだが、万里の長城やピラミッドや奈良の大仏を作るために駆り出された人々はこんな気持ちだったのかなと古代に思いを馳せるほど、終わりの見えぬ苦役。以前だったらとっくに腰痛に悩まされている頃合いなのだけれど、近ごろますます肉がついて頑丈になったせいか、掃除してもしてもビクともしない重量級の腰を獲得した点が、現状況下での唯一の救いだ。救いか?
日記が復活するとき。それは火宅が整理整頓の行き届いた姿に生まれ変わったとき。そんな日が本当に来るのだろうか。明けない夜はないと信じて掃除に励む所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。