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ビロウな話で恐縮です日記

日常の隙間を埋める試み
と仕事情報

宣伝です

2012年10月12日 00時10分07秒 | 出来事
ちっとも日記を書いていないが、生きてますか~?(自分への問いかけ)
はーい、ぼちぼち生きておりまーす。(自分への返答)
今日、炊飯器を開けてみたら、保温していたご飯が「強飯」(ルビ・こわいい)になっていたよ。雑炊にして食べたんだが、歯が欠けるかと思うほど強飯ぶりを保持していたよ。(自分への報告)
 註:強飯=蒸した飯。かたい。携帯保存食にもしたらしい。ちなみに我が家の強飯は、べつに蒸したわけではなく、干からびちゃっただけっぽい。

仕事もぼちぼちしています。文庫や単行本になったものがいくつかあるので、宣伝してしまいます。

○文庫化されたもの
『悶絶スパイラル』(新潮文庫)
松苗あけみさんのかわゆい絵が目印です! なんと今回は、巻末に松苗さんの解説漫画が収録されております。おお……お…お……(歓喜の慟哭)。身に余りすぎる光栄に、ぶるぶる震えました。松苗さんが描いてくださった拙者の弟の想像図は、残念ながら1000パーセントフィクションです。こんなかっこいい弟だったらなあ(詠嘆)。松苗さんのカバー絵&解説漫画のみで、買う価値10000パーセントの文庫であります。肝心の本文はというと……、十年一日のアホエッセイです。面目ない。

『神去なあなあ日常』(徳間文庫)
金子恵さんの美麗な絵が目印です! 染みいるような山と川の色合いだのう……。解説はノンフィクション作家の角幡唯介さんにお願いいたしました。角幡さんの新刊『アグルーカの行方』(集英社)、絶賛発売中です! むちゃくちゃおもしろくスリリングで、おすすめです!(←『神去』ではなく、むろん『アグルーカの行方』のことです) あと、「一日に五千キロカロリー食べて、なおかつ痩せたい」という場合、北極に行くといいとわかりました。体力と精神力と勇気に少々自信がなく、私は実行に移せそうにないが。いや、ダイエット云々というヘナチョコな次元ではなく、とにかく『アグルーカの行方』は素晴らしいノンフィクションでした。「いつの時代にも、未知の世界を目指して旅立つひとたちが必ず存在するのだ」という事実に触れると、どうしてこんなに高揚し、ロマンと切なさを感じるのだろうか。自分には到底極地探検はできないから、憧れる。それももちろんあるけれど、なにかもっと根源的な部分を突き動かされて、ロマンと切なさを感じているような気がする。「行って、帰ってくる」のが、物語の基本形だという。だとしたら、未知の世界を目指して旅立たずにはいられないひとの姿には、食べもののみでは本当の意味で生きることができず、常に「物語」を渇望してさまよってしまう、「人間」という生き物の謎が凝縮されているのではないか。というようなことを、拝読しながら感じ、考えたのであった。
……なんだっけ。あ、そうそう、『神去なあなあ日常』は、林業を題材にした小説です。おすすめ……か…な……? 『アグルーカの行方』の熱烈プッシュぶりとの、この落差。面目ない。

『まほろ駅前番外地』(文春文庫)
瑛太さんと松田龍平さんの写真が目印です! お二人のお写真バージョンのカバーは期間限定だそうです。お二人のかっちょよさは自信をもっておすすめします! 解説は翻訳家の池田真紀子さんにお願いいたしました。池田さんが訳されたジェフリー・ディーヴァーの新刊『ソウル・コレクター』(上下巻、文春文庫)、絶賛発売中です! ディーヴァー、いったい何人いるんや! 一人か、ほんまに一人なんか。こっちが読むスピードを上回る速さで、質量兼ね備えた作品をどんどん生みだすって、どんだけ超人なんや! 訳されている池田さんも超人である。「ディーヴァー」が五十人編成ぐらいのプロダクション名ではなく、個人名だとはにわかには認めがたく、思わず妙な関西弁になってしまったぞ。
……なんだっけ。あ、そうそう、『まほろ駅前番外地』の中身はというと……、小説だな。うん。またこのパターンかいっ。面目ない。

○単行本
『本屋さんで待ちあわせ』(大和書房)
先日ちらりと触れましたが、本にまつわるエッセイや書評を収録した一冊です。日常エッセイ集『お友だちからお願いします』(大和書房)にひきつづき、スカイエマさんのセンスあふれる絵が目印です! ぜひ、二冊のカバー絵を見比べてみてください。肝心の中身のおすすめポイントは……、お気軽にお読みいただけるかと存じます。以上。以上なのかいっ。面目ない。

わたくしの新刊(文庫化、単行本)に関しては、たぶん絶賛(←歯切れ悪い感じ)発売中です! 半ば屍となりつつ全力を振り絞ったつもりなので、気が向かれましたらレジまでお持ちいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

『本屋さんで待ちあわせ』刊行イベント

2012年10月03日 18時22分45秒 | 出来事
明日、書評エッセイ集『本屋さんで待ちあわせ』(大和書房)が発売になります。
そこで、10月14日(日)に、
精神科医かつ作家の春日武彦さんと、
リブロ池袋本店で対談イベントをさせていただくことになりました。
春日さんとは、読売新聞の読書委員会(←新聞の書評欄を担当する会)でご一緒した仲なのです~。
当時のエピソードや、書評について、本についてなどうかがえたらなと
思っておりますが、なしくずし的に「ダラダラ、でへへ」対談になりそうな予感も……。
いやいや、楽しいお話しを引きだすべく、がむばります!
よろしかったら、ぜひご来場いただければと存じます。
事前に整理券(先着順、定員60名)が必要だそうなので、
リブロ池袋本店で『本屋さんで待ちあわせ』をお買いあげいただきました際に、
「整理券ほしいよ!」と店員さんにお申し出ください。
詳しくは、下記をご覧ください(またもホームページがコピー&ペーストですみません)。

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日程:10月14日(日)
開催時間: 15:00~
会場:西武池袋本店別館9階 池袋コミュニティ・カレッジ 28番教室
お問い合わせ:リブロ池袋本店(03-5949-2910) 

【お申し込み方法】
リブロ池袋本店にて『本屋さんで待ちあわせ』(1,470円税込)を
お買い上げのかた(先着60名)に整理券が配布されます。
※リブロ池袋本店別館地下1階文芸書売場レジにて、本書をお買い上げの際に
係のかたにお申しつけ下さい。

ホームページ:http://www.libro.jp/news/archive/002904.php

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『お友だちからお願いします』発売中です

2012年08月12日 14時44分08秒 | 出来事
そろそろエッセイの新刊が本屋さんに並んでいるころだと思います。
『お友だちからお願いします』(大和書房、税込み1470円)!
内容は、いつもどおりの日常アホエッセイです。
どうぞよろしくお願いします。

装画は、スカイエマさんに描いていただきました。
きゃっほーい!
とってもきれいでかっちょいい絵なので、
みなさま本屋さんで見かけられましたら、レジへゴーだ。
レジへゴーしたほうがいいんじゃないかな、と思う理由は
もうひとつあって、
実は十月だかに書評集も刊行予定なのです
(自分の本のはずなのに、刊行月すらうろ覚えという……)。
そちらのタイトルは、
『本屋さんで待ちあわせ』(大和書房)
です。ただいま絶賛、ゲラ作業中。
そしてですね、『本屋さんで待ちあわせ』の装画も、
スカイエマさんにお願いずみなのです!
『お友だちからお願いします』と『本屋さんで待ちあわせ』を
二冊並べると、カバーの絵に仕掛けが……。
むぐむぐ、まだ内緒だ。
とにかく、二冊ともお手もとにそろえていただきたい!
そういう願いをこめて、まずは『お友だちからお願いします』を
おすすめする次第であります。
スカイエマさん、美麗で楽しい装画を、本当にどうもありがとうございます!

しかし、装画が素晴らしいからといって、
カバーだけ剥いでレジへゴーしないでくださいね……。
残された本体がさびしさに震えます。

『お友だちからお願いします』を、どうせ読まないだろうと思って
母に渡したところ、こっちの予想を裏切って、母は読んだらしい。
昨日、電話がかかってきて、
「勝手にお母さんを登場させてるけど、あんたの書きかたじゃ、
お母さんが変なひとみたいじゃないの!」
と文句を言われた。
「まあまあ、フィクションだからさ」
となだめたら、
「そっか。それもそうね」
と、あっさり引き下がった。
ちょろい。
エッセイなので、ノンフィクションです。

田村彰英さんと対談させていただきます

2012年08月01日 11時05分20秒 | 出来事
現在、東京都写真美術館で、
田村彰英さんの個展「夢の光」が開催中です!
すんごい写真の数々が展示されておりますよ~。
期間中に、「作家とゲストによる連続対談」も行われるのですが、
不肖わたくしめが、そのうちの一回、田村さんのお相手を務めさせていただくことになりました。
ど、どーすればいーのだ、まるっきり写真の素人なのに!
「いーのいーの、専門的な話はほかの機会にするから」(田村さん談)
ひぃー、すみません!
素人丸出しの質問になってしまうかと思いますが、
いろいろとお話をうかがわせていただきたく、気合いは充分です!
みなさま、ぜひご来場ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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田村彰英個展「夢の光」
関連イベント「作家とゲストによる連続対談」
第三回「写真を読む、写真を楽しむ」←私はこちらに参加させていただきます。
日時:8月25日(土)14:00~15:30
場所:東京都写真美術館 2階ラウンジ
応募方法:事前予約は行っておりません。
当日午前10時より1階受付にて入場整理券が配布されます。
定員:50名(先着順)
※個展のチケットをお持ちのかたが対象です
(もちろん当日、イベントお申し込み時に、チケットをご購入可能です)。
※当日以前に、すでに個展をご覧になったかたは、半券をお持ちください。

詳しくは、東京都写真美術館のホームページをご覧ください
(コピー&ペーストでお願いします。申し訳ない)。

東京都写真美術館トップページ
http://www.syabi.com/

東京都写真美術館ホームページ内、田村さんの個展のページ及び関連イベントのページ
http://syabi.com/contents/exhibition/index-1591.html#event

キノベストークイベント

2012年01月21日 04時12分54秒 | 出来事
2月4日(土)に、紀伊國屋書店さんが主催される「キノベス」のトークイベントに参加させていただきます。
翻訳家の岸本佐知子さんとの対談です。やっほーい。いちおう、「辞書の魅力、ことばのおもしろさ、本のもつ可能性」について語りあう、ということになっていますが、はたしてどうなることやら……。
よろしかったら、ぜひご来場ください。

詳しくは、以下のページをご覧いただけますでしょうか。(コピー&ペーストでお願いします)

http://www.kinokuniya.co.jp/label/20120120094545.html

日  時|2012年2月4日(土) 19:00開演 (18:30開場)
会  場|紀伊國屋サザンシアター (紀伊國屋書店新宿南店7F)
料  金|500円 (税込・全席指定)

○前売取扱(店頭販売)
キノチケットカウンター
 (新宿本店5階/受付時間10:00~18:30)
紀伊國屋サザンシアター
 (新宿南店7階/受付時間10:00~18:30)
○電話予約
紀伊國屋サザンシアター
 03-5361-3321 (10:00~18:30)
○お問い合わせ
紀伊國屋サザンシアター
 03-5361-3321 (10:00~18:30)

第52回 東京名物神田古本まつり

2011年11月01日 17時30分00秒 | 出来事
「東京名物神田古本まつり」のイベントのひとつとして、
鴻巣友季子さんと対談させていただきます。
鴻巣さんは翻訳家としてはもちろんのこと、
書評家としてもすごいかたなので、
古本から書評まで、「本のあれこれ」について語りあうつもりです。
たくさんの古本屋さんをぶらぶら覗きつつ、
お散歩感覚でぜひお立ち寄りください。

日程:11月1日(火)
開催時間: 17:30~19:00(開場16:30)
入場料:1,000円(東日本大震災復興支援として全額寄付されます)
会場:東京古書会館 地下ホール

【応募方法】
電話予約: 東京古書会館「対談予約係り」 03-3293-0161(代)まで。
受付時間: 月~金 10:00~17:00
◎ お名前とお電話番号をお知らせください。受付番号をご案内します(お一人様2名まで予約可)。
◎ 先着順。定員150名になり次第、受付を終了させていただきます。
◎ 入場料1,000円(東日本大震災復興支援として全額寄付されます)。

ホームページ:http://jimbou.info/news/furuhon_fes_index.html

三重の森林と木づかいフェア

2011年10月15日 09時30分00秒 | 出来事
三重県の尾鷲市で開催される、
「三重の森林と木づかいフェア」に参加させていただきます。
尾鷲は海も山もあって、食べ物もおいしいし、とてもいいところです。
いまも林業が盛んで、みなさんが情熱をもって山の手入れをなさっています。
『神去なあなあ日常』のとき、取材で大変お世話になり、
私はといえば飲んだくれてご迷惑をおかけしたのでした……。
どこへ行っても恥を振りまいております。
にもかかわらず、フェアにお声がけいただけて恐縮&恐悦至極でござる。
今回は、実際に山仕事をなさっておられるかた、
「森の聞き書き甲子園」という、とても面白い試みに取り組んでおられるかたと
鼎談させていただき、いろいろお話しをうかがう予定です。
お近くのかた、近くはないけど尾鷲観光の合間にぶらりとというかた、
ぜひ足をお運びいただければ幸いです。
詳細は以下に(またもコピー&ペーストですみません)。

日程:平成23年10月15日(土)
開催時間:10:00~16:00
※鼎談「森林フォーラム2011」は13:30~15:00
参加費:無料
会場:三重県立熊野古道センター(尾鷲市向井12-4)
定員:200名(先着順)
お申し込み方法:参加ご希望のかたは、氏名、所属、連絡先(メールまたは電話番号)を明記のうえ、メールもしくはファックスにてお申し込みください。
お申し込み先:三重県 環境森林部 森林・林業経営室
メール:yamagk04@pref.mie.jp
FAX:059-224-2070
お問い合せ先:三重県 環境森林部 森林・林業経営室(電話059-224-2991)

どうぞよろしくお願いします。

『舟を編む』刊行イベント

2011年09月16日 00時27分23秒 | 出来事
『舟を編む』の刊行を機に、イベントをさせていただきます。
詳しくは以下をご覧ください(三省堂書店のホームページへは、コピー&ペーストでお願いします)。

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日時:9月20日(火) 開場18時 開演18時30分

場所:三省堂書店 神保町本店 8階特設会場

備考:『舟を編む』(1,575円税込)を、三省堂書店神保町本店にてお買上またはご予約ください。
先着100名様に、1階レジカウンターにて整理券を配布しております。
お電話でのご予約も承ります。
サイン会は対象書籍のみとさせていただき、既刊本、他社本は対象外とさせていただきます。

電話:三省堂書店 神保町本店 TEL03-3233-3312(代)

ホームページ:http://www.books-sanseido.co.jp/shop/kanda.html
 ※詳細はお店へお問い合わせください。

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いまのところ、岩波書店『広辞苑』編集部のかたと、三省堂書店の辞書売場の書店員さんにご協力いただき、
辞書の魅力についてお話しをうかがおうと思っております。
辞書ってほんと、楽しい書物なのです!
お時間がおありのかたは、ぜひともご参加ください。
みんなで辞書愛に目覚めちゃおうぜ……!(え、いや……?)

新刊が出ます

2011年09月15日 23時44分34秒 | 出来事
一冊目は、文庫『あやつられ文楽鑑賞』(双葉文庫)です。
文楽がいかにおもしろい芸能であるか、熱く(暑苦しく?)語った
エッセイです。
文楽小説『仏果を得ず』も双葉文庫になっておりますので、
あわせてお読みいただければ幸いです。
イラストは勝田文さんに描いていただきました。
カバーの絵がとてもきれいでかわいいうえに、
本文にもたくさんイラストが載ってます! うれしいなあ。

もう一冊は、単行本『舟を編む』(光文社)です。
明日(16日)ぐらいから、書店さんに入荷するはずです。
これは辞書小説です。
「辞書小説って、なんじゃそりゃ」と思われるかもしれませんが、
辞書を作ろうと奮闘する人々が主人公の小説です。
辞書の魅力について、言葉ってなんなのかについて、
思いの丈をこめたつもりですので、ぜひお手に取ってみてください。
とはいえ、基本ラインはアホノリです。すみません……。
真面目な題材であっても、私が書くとアホノリになってしまうのは
なぜなのか……。って、私が書くからか。ほんとすみません……。
楽しくお気軽に読んでいただけるかと存じます。猫も登場するだよ。
イラストは雲田はるこさんに描いていただきました。
雲田さんには、連載時からずっとイラストを描いていただいておりまして、
それがうまく活かされた装幀になってます。
私は単行本の装幀にはすごく思い入れがあって、
うまくいかないと相当がっかりすると思うのですが(幸いにして、
いままでがっかりしたことは一度もないのですが)、
『舟を編む』は、雲田さん、デザイナーの大久保伸子さんのおかげで、
「うひゃっほー!」と快哉を叫んでしまったほど、
とても素晴らしい本のつくりになっております。
(装幀は)自信をもっておすすめいたします。

しかし、勝田文さんに雲田はるこさんとは、
ものすごくゴージャスな布陣ですね。
漫画を愛してきて、よかっ……た……(感涙)。
「豪華なイラストのかわりに、おまえは太る運命なのだ」と
神に言われたら(どういう因果関係なのかまったく不明だが)、
私は喜んで太りを受け入れます。
そういうわけで、今日もグラフは右肩上がりでした。

プラントハンター参上!

2011年07月21日 19時33分36秒 | 出来事
「プラントハンター」という職業をご存じですか?
なに、知らないとな!? でしたら、拙者が書いた『森を歩く』って短編をお読みになってみてください。「松尾捨松」という名のプラントハンターが出てきます。短編集『きみはポラリス』(新潮文庫)などに収録されているよ! 
それとは全然関係ないけど、人形浄瑠璃(文楽)についての小説『仏果を得ず』が、双葉文庫になったよ! 一家に二冊ぐらい購入しよう!

どさくさに紛れて、いきなり自著のCMをしているが、「はいはい」と聞き流してやってください……。
肝心なのは、「プラントハンター」だ。
世界中を旅して、めずらしい植物を採集してくる職業なのです。採集してどうするかというと、園芸用として売りだしたり、製薬会社に売って薬の原料にしたりするらしい。めずらしい植物は当然、秘境に生息してることも多いから、採集は命がけです。
つまり「プラントハンター」とは、「冒険家」兼「植物学者」兼「めずらしい植物専門の植木屋(花屋)さん」といった感じの職業なのであーる。

さて、そういうロマンあふれるプラントハンター・西畠清順さんと、対談させていただきます。
真夏にもかかわらず、新宿紀伊國屋書店に桜の花が咲くとかって噂も聞きました。なになに、どういうこと!? 花咲かじいさん?
平日の昼ですが、お時間がおありのかたは、ぜひどうぞ!
プラントハンターのお仕事について、西畠さんにいろいろうかがおうと思ってます。

■日  時|2011年8月2日(火)14:00開演(13:30開場)
■会  場|新宿・紀伊國屋ホール(紀伊國屋書店新宿本店4階)
■料  金|1,000円(全席指定・税込)
■前売取扱|キノチケットカウンター(紀伊國屋書店新宿本店5階10:00~18:30)
■電話予約|紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間10:00~18:30)

終演後には、西畠さんのサイン会も予定されています。(せ、拙者の本も販売していただけるようなので、ご希望があればサインさせていただきまする)




『ふむふむ おしえて、お仕事!』発売中です

2011年06月23日 23時26分51秒 | 出来事
つづけざまにお知らせばかりで恐縮です。無粋ながら、またも宣伝でござる。
雑誌「yomyom」で連載させていただいていた企画が、
『ふむふむ おしえて、お仕事!』(新潮社)として一冊にまとまりました。
絶賛(と、事実誤認とわかっていながら自分で言うむなしさよ……)発売中!
十六人の働く女性に、それぞれのご職業についてうかがわせていただいたインタビュー集です。

職業の内訳は以下の十五種類です。
靴職人、ビール職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、漫画アシスタント、フラワーデザイナー、コーディネーター、動物園飼育係、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督、ウェイトリフティング選手、お土産屋、編集者。

興味を惹かれる職業はおありでしょうか。ぜひお手に取ってみていただければうれしいです。なぜなら、登場するみなさんが、人間としておもしろいから! 真剣に仕事に打ちこんでおられるかたばかりなのですが、そのぶん情熱もすごくて、いい塩梅に妙です(いや、もちろんいい意味で)。
世の中には本当にいろいろな職業があり、そのひとごとのスタンスで仕事に取り組んでおられるのだなあ。天職だろうとそうじゃなかろうと、とにかく自由な気持ちで苦しんだり楽しんだりしながら仕事していければいいなあ。というようなことを、インタビューさせていただいて、改めて感じたのでありました。
装画は、えすとえむさんに描いていただきました。これがまた、とってもかっこよくてユーモアあふれる絵なのです! 機会があったら、書店でぜひぜひ実物をご確認くださいませ~。

ご登場いただいたみなさまの情熱に比して、私ときたら……。鶏の唐揚げをバクバク食べてる場合じゃないぞ、自分。今日は、「蒸し暑いなあ。冷や奴でも食べたいものだ」と思っていたにもかかわらず、なぜか唐揚げを大量に摂取してしまったのだった。胃袋ばっかり一人前(いや、三人前ぐらいか)だ。

大森立嗣監督と対談させていただきます

2011年06月03日 18時00分00秒 | 出来事
映画『まほろ駅前多田便利軒』の監督・脚本の大森立嗣さんと、
ワイルドシティまほろ、もとい、町田市で対談させていただきます。
6月5日(日)、14時からです。
映画『まほろ』について、町田市でのロケについてなど、
いろいろうかがいたく思っておりますので、
お時間がおありでしたら、ぜひご参加ください。
無料ですが、6月3日までに、事前のお申し込みが必要です。
町田商工会議所による「まちなか通り・ネーミング事業 シンポジウム」の
一環として開かれるイベントです。
どうぞよろしくお願いします。


「まちなか通り・ネーミング事業 シンポジウム」
日時:6月5日(日)
開催時間:14:00~16:30
*大森立嗣監督×三浦しをんの対談は第一部(14:10~15:05)、
第二部(15:15~16:25)は町田市長や商店会関係者によるパネルディスカッション。
会場:まちだ中央公民館7階ホール

http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/chuokominkan/cul07.html

(すみません、コピー&ペーストでお願いします。場所は、町田の「109」のなかです)

募集人数:6月3日(金)17:00までにお申し込みいただいた方、先着50名
参加費:無料
お申込み:町田商工会議所 指導課 TEL:042-724-6614
(受付は平日9:00~17:00)


映画『まほろ駅前多田便利軒』公開中です

2011年04月25日 21時05分28秒 | 出来事
映画『まほろ駅前多田便利軒』(大森立嗣監督)が公開中です。
だれの小説が原作なのかってことを、部屋の隅に押しやって大声で申しますが、
す・ご・く・い・い・映・画・で・す!
個人的にとても好みの映画で、原作の多田や行天やそのほか登場人物すべてに、「きみたち、こういうふうに映像化していただけてよかったなあ。幸せもんだなあ、うらうら」と言いたい気持ちです。
ワイルドシティまほろ、もとい、町田市の魅力も全開で、友人あんちゃんと映画を見たあと、「あれは町田のどこそこだよね」「私、あの公衆トイレの存在にいままで気づいてなかったよ。迂闊!」などと、ひとしきり語りあいました。町田をご存じのかたには、きわめておすすめであります! あ、これもしかして、すごく狭い範囲にしかアピールしないおすすめポイントか?
映画のなかで「まほろ」という町がいきいきと描かれておりますので、町田をご存じないかたにも、もちろんおすすめであります! ぜひ映画館へ足をお運びいただければ幸いです。

映画の公式サイトはこちらです(またもコピー&ペーストですみません)。
サイトもすごく凝ってて楽しいです。

http://mahoro.asmik-ace.co.jp/

また、現在、町田市民文学館では、
映画公開記念「THE MAKING OF まほろ駅前多田便利軒」展
を開催中です。

町田市民文学館のサイトはこちらです。

http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/index.html

映画の撮影で使った衣装などはもちろんのこと、下村富美さんの挿絵原画、山田ユギさんの漫画原画などなど、お宝を多数展示していただいています。こういうとき、小説ってなにも展示するものがなく、窮余の一策として私も生原稿を偽造(?)しました。俺の自筆原稿なんか見たって、なんもうれしくねー。すみません。
あと、壁新聞(?)も作りました。小学生かよ! ほんとにすみません。でもでも、徹夜して全力マックスで作ったので、ご覧いただければうれしいです。ネタ帳を拡大コピーして壁新聞に貼っつけまして、実際に書いていくうちに、どこがどう変わっていったのかを公開しています。なにごとも予定どおりには進んでいかない、ということが如実にわかるネタ帳公開になっているのではないかと……。とほほー。
町田市民文学館のみなさまのご尽力により、さまざまな角度から、映画『まほろ駅前多田便利軒』をお楽しみいただける内容にしていただいております。
こちらも、ぜひともご来場いただければ幸いです。

明日のイベントは中止です

2011年03月12日 13時21分48秒 | 出来事
明日のイベント(まほろ映画対談)は中止となりました。
以下、町田市商工会議所のホームページから引用させていただきますと、

「東北地方・太平洋沖地震」の発生による甚大な被害の状況と今後の余震が懸念されることから3月13日(日)にホテルザ・エルシィ町田で予定されていたシンポジウム(対談・パネルディスカッション)は中止といたします。

とのことです。
本当に申し訳ありません。


まほろ映画対談

2011年03月09日 13時19分45秒 | 出来事
『まほろ駅前多田便利軒』が映画になりました。公開は4月23日からです。
いつもながらコピー&ペーストで申し訳ないのですが、映画の公式サイトはこちらです。楽しいつくりになっているので、ぜひ覗いてみてください。

http://mahoro.asmik-ace.co.jp/

肝心の映画はいかがかというと……、す・ご・く・い・い・で・す!
試写会でちょいとお先に見せていただいたのですが、個人的にものすごく好みの映画でした!(鼻息)
公開をどうぞお楽しみに!

さてさて、映画公開にさきだち、ワイルドシティーまほろ(えーと、つまり町田市です)で、大森立嗣監督と対談させていただくことになりました。参加費無料。事前のお申しこみが必要だそうです。

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町田商工会議所による「まちなか通り・ネーミング事業 シンポジウム」の一環として、
3月13日(日)、大森立嗣監督と三浦しをんが対談を行います。
映画「まほろ駅前多田便利軒」の公開(4月23日)にさきがけ、小説、映画の舞台「まほろ市」のモデルとなっている町田の魅力について語ります。またそれぞれの創作・制作秘話も聞けるまたとないチャンスです。
参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。下記をご確認の上、お近くの方はふるってご参加ください。

「まちなか通り・ネーミング事業 シンポジウム」
日時:3月13日(日)
開催時間:14:00~16:30
*大森監督×三浦しをんの対談は第一部(14:10~15:05)、第二部(15:15~16:25)は町田市長や商店会関係者によるパネルディスカッション。
会場:ホテル ザ・エルシィ町田(http://www.ellcy-machida.com)地下1階珊瑚の間
定員:400人
(定員に達した段階で、受付終了となります。あらかじめご了承ください)
参加費:無料
お申込み:町田商工会議所 指導課TEL:042-724-6614(受付は平日9:00~17:00)