去年もちょうど今ごろに、チョコレートの話を書いています。
イタリアのチョコレート
で、今年も百貨店のバレンタイン・チョコレート・フェアなるものを覗いてみました。
ベルギー・フランスのチョコレートが幅を利かせる中で、イタリアのものは、
アメディ(12枚入り3675円)
カファレル(ガールズ缶14粒入り2100円)
バッビ(トートバック付き4個入り 2310円)
マイヤーニ(8粒入り、ミニカー付き2100円)
といずれも既に知った顔ぶれ・・・
他にないものかと探していたところ、
GUIDO GOBINO
っていうのを見つけました。
なんでも、パンフレットによると、創業は1964年。
グイード・ゴビーノの父、ジュゼッペが2人の仲間と共に、現在のGUIDO GOBINO社の前身である工房をトリノに誕生させたとのこと。
この会社のイチオシは、クレミーニ・アル・サーレっていう生チョコに近い感じのもの。
イタリア語をご存知の方ならすぐにお分かりでしょうが、アル・サーレは「塩味の」と言う意味です。
その名の通り、リグーリア産の天然海塩を使用しているとのことで、その塩味がさらにチョコレートの風味を引き出すというもの。
私はお友達へのプレゼント用に、(ちなみに相手は女性、ダンナにはこんな貴重なチョコレート買えません)もう少し日持ちのする、チャルディーネと言うコインのようなチョコレートのシリーズを買いました。
冒頭の写真です。送る前にちゃっかり写真を撮る私・・・
それにしても、派遣労働者の問題とか、株価が8000円を切るとか、円高とか、経済事情が悪化する中で、一粒1000円以上もするチョコレートが飛ぶように売れていく様を見ると、一体日本はどうなってるんだろう?
って思ったりもします。
あっでももちろんそれを買ってる人は一生懸命働いたお金で購入しているわけだから、それを非難するとかじゃないんですよ。
だけどなんだろ、格差社会みたいなものをこのチョコレートフェアでヒシヒシと感じたわけです。
なんていうかなぁーーー。
昔は、明治や森永のスーパーのチョコの上に、メリーとかゴンチャロフとか、モロゾフとか、アンリシャルパンティエとか、百貨店で贈答品として扱われる菓子メーカーがあって、その上に、さらに高級ブランドとして、ピエール・マルコリーニとか、ゴディバとかがあるって感じだったんですけれど、百貨店の催事場を見る限り、いわゆる超一流パティシエによる、超高級チョコ(アルノー・ラエール・パリとか、ヴァンデンダーとか、ルレ・デセールとかドゥバイヨルとか舌をかみそうな名前のお店)のほうが人気で、メリーなどの、600円~2400円ぐらいのチョコを販売しているお店はガラスキって感じでした。
まっでもギリギリになると、会社で配る義理チョコなんかを買うために、600円前後のチョコレートのほうが、一気に30個とか買われて、最終的に売上げを抜くのかもしれませんけど。
それに、多分そういうお店は地下にある、常設売り場で稼いでるからいいのかもしれません。
ただ、なんとなくね、もう20年近く前から、服やバッグのライセンスブランドって言うのがどんどんなくなって、〇〇ジャパンって感じでみんな日本法人を設立しちゃって、「有名ブランド=インポートプランド」に変わりつつありますが、それと同じような感じを受けました。
つまり、安いものと、超高級な物、その間がない感じ。
日本では、「高級な鞄を持ってる人=お金持ち」
じゃなくて、エルメスの鞄を持っていても、お昼はコンビにのおにぎりだったりする。それも厳しくて、自炊してお弁当を作って持っているOLさんも。
そうやって、お金を貯めて、月のお給料より高い鞄を買う。
これって日本人だけのような気がします。
いやまぁお金の使い方は人それぞれですからね、悪いことじゃないんですけれど、買うものが日本の良いものじゃなくて、みんな海外(それもほとんどがヨーロッパブランド)だから、この変に経済が上向きにならない原因があるのかも。
日本のOLが先を争って買う高級なものって、少ないですねぇーーー
なかなか大変です。
チョコレートからなんか長くなっちゃいました。
皆様オススメのチョコブランドなどお聞かせいただけると嬉しいです。
ついでにクリックもよろしくね。
イタリアのチョコレート
で、今年も百貨店のバレンタイン・チョコレート・フェアなるものを覗いてみました。
ベルギー・フランスのチョコレートが幅を利かせる中で、イタリアのものは、
アメディ(12枚入り3675円)
カファレル(ガールズ缶14粒入り2100円)
バッビ(トートバック付き4個入り 2310円)
マイヤーニ(8粒入り、ミニカー付き2100円)
といずれも既に知った顔ぶれ・・・
他にないものかと探していたところ、
GUIDO GOBINO
っていうのを見つけました。
なんでも、パンフレットによると、創業は1964年。
グイード・ゴビーノの父、ジュゼッペが2人の仲間と共に、現在のGUIDO GOBINO社の前身である工房をトリノに誕生させたとのこと。
この会社のイチオシは、クレミーニ・アル・サーレっていう生チョコに近い感じのもの。
イタリア語をご存知の方ならすぐにお分かりでしょうが、アル・サーレは「塩味の」と言う意味です。
その名の通り、リグーリア産の天然海塩を使用しているとのことで、その塩味がさらにチョコレートの風味を引き出すというもの。
私はお友達へのプレゼント用に、(ちなみに相手は女性、ダンナにはこんな貴重なチョコレート買えません)もう少し日持ちのする、チャルディーネと言うコインのようなチョコレートのシリーズを買いました。
冒頭の写真です。送る前にちゃっかり写真を撮る私・・・
それにしても、派遣労働者の問題とか、株価が8000円を切るとか、円高とか、経済事情が悪化する中で、一粒1000円以上もするチョコレートが飛ぶように売れていく様を見ると、一体日本はどうなってるんだろう?
って思ったりもします。
あっでももちろんそれを買ってる人は一生懸命働いたお金で購入しているわけだから、それを非難するとかじゃないんですよ。
だけどなんだろ、格差社会みたいなものをこのチョコレートフェアでヒシヒシと感じたわけです。
なんていうかなぁーーー。
昔は、明治や森永のスーパーのチョコの上に、メリーとかゴンチャロフとか、モロゾフとか、アンリシャルパンティエとか、百貨店で贈答品として扱われる菓子メーカーがあって、その上に、さらに高級ブランドとして、ピエール・マルコリーニとか、ゴディバとかがあるって感じだったんですけれど、百貨店の催事場を見る限り、いわゆる超一流パティシエによる、超高級チョコ(アルノー・ラエール・パリとか、ヴァンデンダーとか、ルレ・デセールとかドゥバイヨルとか舌をかみそうな名前のお店)のほうが人気で、メリーなどの、600円~2400円ぐらいのチョコを販売しているお店はガラスキって感じでした。
まっでもギリギリになると、会社で配る義理チョコなんかを買うために、600円前後のチョコレートのほうが、一気に30個とか買われて、最終的に売上げを抜くのかもしれませんけど。
それに、多分そういうお店は地下にある、常設売り場で稼いでるからいいのかもしれません。
ただ、なんとなくね、もう20年近く前から、服やバッグのライセンスブランドって言うのがどんどんなくなって、〇〇ジャパンって感じでみんな日本法人を設立しちゃって、「有名ブランド=インポートプランド」に変わりつつありますが、それと同じような感じを受けました。
つまり、安いものと、超高級な物、その間がない感じ。
日本では、「高級な鞄を持ってる人=お金持ち」
じゃなくて、エルメスの鞄を持っていても、お昼はコンビにのおにぎりだったりする。それも厳しくて、自炊してお弁当を作って持っているOLさんも。
そうやって、お金を貯めて、月のお給料より高い鞄を買う。
これって日本人だけのような気がします。
いやまぁお金の使い方は人それぞれですからね、悪いことじゃないんですけれど、買うものが日本の良いものじゃなくて、みんな海外(それもほとんどがヨーロッパブランド)だから、この変に経済が上向きにならない原因があるのかも。
日本のOLが先を争って買う高級なものって、少ないですねぇーーー
なかなか大変です。
チョコレートからなんか長くなっちゃいました。
皆様オススメのチョコブランドなどお聞かせいただけると嬉しいです。
ついでにクリックもよろしくね。
バビ...ウエハースでは物足りない
ゴディバ...甘過ぎ
で 私が出した答えは マルコリーニ・デルレイ・ノイハウスが好きです
もちろん知らなくって美味しい物沢山あるんだろうなぁと
思ったりしますが こちらで手に入る限りってことで...
私も昨年までは 1粒¥1,000を買っていた組です
確かに美味しかったけど 今年の\1,575になったものは
手が出ませんでした マルコリーニ 4粒買えるし
私もエルメス好きなので耳が痛いけど
確かに自作の軽食弁当持ってきて エルメス走っている人います
コンビニどころか義理チョコでさえ\300代だったりする
まぁ値段じゃないのは確かなのだけどね
う~ん これも上手く書けない
確かに日本でも良い物はあるのだろうけれど
中途半端に高いしメンテも大変なので
身近にある有名ブランドに走るっていうのはありますね ( 自分がね )
縫い直してでも長く使える良い物を買った方が
結果的には安いんじゃないかなぁって思ったりもします
ヴィトンなんてまさにそう ほんと丈夫だし
ただ私は毎日持つには重すぎるのでエルメスの1枚革とか
いっそレスポとかで手を打ってるって感じです
価値観もあるだろうけど ウエイトってあるよね
美味しい物食べて 格好はボロボロって人もいれば
生活はやっとでも 車は立派とか...
でも車と生活レベルとは意外に=って気がしませんか?
( 他の物と比べるとって意味ですけどね~ )
とても私の口には入りましぇ~ん。
マイヤーニのフィアトは、地元ですから、時々
すこ~し安くなったときに買ってます。
私のご愛用は、リンツのリンドールか、
コープのBIOのミルクチョコレート(板チョコ)。
ははは、これで精一杯。
基本的に、イタリア製チョコは、あんまりおいしいと思いません。
安いものと高級なもの、その間がないというのは
今のイタリアも同じです。
あ、食品はそんなことはないですけど・・・。
服とか文房具とか買うとき、困ります~。
金銭感覚の違いの背景はやはり、不動産事情の違いに尽きるような気がします。
賃貸にいるのが割りに合わない欧米では自立=家購入になるので、ここでかなり厳しい節約生活が始まるわけです。でも家は自分の城ですから、満足感もあるわけで、ブランド服なんか着ていなくても精神的に満たされるように思います。まして、マンションの価格は上がることはあっても日本のように下がったりはしないですからね。
イタリアでもバレンタインムードになってますよ。でも日本ほどではありませんね(笑)
デパ地下のチョコ商戦がちょっと懐かしいなあ。。。
もちろん、価値観の違いで、そんな人からすると、ノーブランドのカバンなんてよく恥ずかしげもなく持てるなって思うんでしょうけどね。
私の中では、なんとなく美しさの基準(?)があって、自分では、セールならともかく、正規の値段で買えないものは買わない。
ってルールがあります。
例えば、ネットですごい安いブランド物を買うとか、外車の中古を買うとか。
なんか、見た目だけを追及しているっていうより、姑息な感じがするんですよね~。
もちろん、価値観だし、友達にネットで安くブランド物を購入しているひともいますから、=嫌いってわけじゃないんですけど、自分じゃたぶん一生やらないだろうなって思います。
(あ、車は、外車の中古ってことで、トヨタとか日産とかの中古は、質実剛健ってイメージになるんですけどね。)
いやーーー。私もエルメス大好きで、(って言うほど何個も持ってるすごいコレクターなんかじゃないんですけど)人のこと言えないんですけれど、自分がイタリア関係のハンドバックに関わる仕事をし始めるとね、イタリアのすごく上質な革を使った鞄が、輸入価格で日本ではどうしても6万~8万ぐらいしちゃうんです。
そうなると、もうちょっと出せばヴィトンが買えるからか、イタリア製でもいわゆるノーブランドのバッグって本当に今売れなくて・・・
自分が売る側の立つと、日本人はブランドに弱いなぁーなんてついつい思っちゃうわけです。
でも、実際自分だってね、私はイタリア人から直接買うから安くしてもらえるけれど、百貨店の店頭で、イタリア製だけどノーブランドの鞄にそこまでのお金を出せないと言うのも事実だし、それだったら、たぶんヴィトン買っちゃうんだと思います。(持ってないけど)
あとは思い切って鰐皮かなぁーーー
何度も修理してアメ色になるまで使い込む。っていうのも大事だと思うし、そういう意味でちゃんと修理をしてくれるヴィトンやエルメスっていいなと思います。
なので、ブランド物をお持ちの方を非難するとか、ホントそういういみじゃないんですよ。
ただ、まぁ世の中には借金したり、それこそサラ金で首が回らないのに、ブランド物を買う人っているので、そういう意味でね、その持ち物や値段が自分にふさわしいかどうかを考えることも大事かと思ったしだいです。
>私のご愛用は、リンツのリンドールか、
私も大好き!!!
チョコの中で一番好きかも。
あのほお張ったとき口いっぱいに広がるチョコの大きさが日本ではない感じで・・・
>基本的に、イタリア製チョコは、あんまりお
>いしいと思いません。
ですねぇーーーー
ジャンドゥイヤ類はおいしいけれど、それ以外はざらついたチョコが多いですよね。
滑らかな口どけってないような・・・
でもご存知でした? リンドールってもちろんスイスのリンツ社ですが、あれって実はピエモンテに工場があるんですって。だから厳密にはイタリアのチョコなんです。
なので、イタリアのメーカーじゃないけれど、私はイタリアのチョコの中でリンドールが一番好き。って明言しちゃってます。
>安いものと高級なもの、その間がないという
>のは今のイタリアも同じです。
>あ、食品はそんなことはないですけ
>ど・・・。
>服とか文房具とか買うとき、困ります~。
そうかも。服もねほとんどが今イタリア以外で作ってますものね。
超高級なものと安いものの間がないっていうのはいまや世界的な動きなんでしょうか・・・
>金銭感覚の違いの背景はやはり、不動産事情
>の違いに尽きるような気がします。
>賃貸にいるのが割りに合わない欧米では自立
>=家購入になるので、ここでかなり厳しい節
>約生活が始まるわけです。でも家は自分の城
>ですから、満足感もあるわけで、ブランド服
>なんか着ていなくても精神的に満たされるよ
>うに思います。
おおぉーーーー鋭い分析!!!
日本人ほど貯金好きな人種はいない。っていいますけれど、将来への不安を抱えているからこそ、逆に刹那的な買い物に走るのかもしれませんね。
マンションってホント、中古になると、よほど立地が良くないと分譲でもどんどん下がりますものね。
だからこそ、立てては潰しってことの繰り返しなのかもしれませんね。
>イタリアでもバレンタインムードになってま
>すよ。でも日本ほどではありませんね(笑)
そうなんですね。
最近イタリアでは、ハロウィンもちょっとずつメジャーになってきていますし、なんていうかそういう商業的な物もずいぶん入り込んで来た感じがしますね。
>私の中では、なんとなく美しさの基準(?)
>があって、自分では、セールならともかく、
>正規の値段で買えないものは買わない。
>ってルールがあります。
あーーーーこれワカル。
いや例えばね、同じ程度の機能のホッチキスを100円ショップで買ったりはするんですよ。
だけどおっしゃる通り、ブランド物を1割かそこら安いだけの並行輸入物を買うぐらいだったら、正規のお店でちゃんとギャランティーカードの入ったものをが欲しいですよね。
あっもちろん並行輸入がニセモノだっていうわけじゃないんですけれど、ほら、ヴィトンとかエルメスって修理してもらうとき、どこで買ったのかって領収書見せろって言う場合もありますでしょ。私は友達の修理について行っただけなんですが、外国で買ったものに関しては、領収書を見せてましたもの。
そんなの私なんてとっくの昔にポイって捨てちゃうタイプなので、ふぇーーーって思いました。
だからこそ、ちゃんとしたところで買わないと後々大変なのかもって思っています。
おっしゃる通り、見かけだけのブランド好きはなんとなく姑息な感じがします。
本当にエルメスを愛していて、その哲学とかも理解して、毎年同じ革のものを少しずつ買い揃えるとか、そういう人とは違って、なんていうか、質屋さんとかで買う人って、ブランドものだったらなんでもいい。人に見栄を張るだけだから、違う色のを持って、自慢したい。そういう感じに思えますよね。
まっそう言いながらも、海外で買うときは、税金分安くなるからウレシーなんて思って買うんですけれど。ハハハ
なにを選んでいいのか・・・本当に分かりません。実際に1粒千円のものはそれなりの味がするのでしょうが、自分で買って、ポイポイ食べる値段じゃないですよね~
やっぱりプレゼントだからこそ、お値段張ってもそれなりの包装をしてくれて特別感のあるものが好まれるんでしょうね。
私も昨日銀座のグッチカフェに行って、チョコレート買おうと思ったら、開店してまだそんなに時間がたっていないのに売り切れでしたよ!
ミラノと銀座でしか(しかもお店に行かないと)買えないっていう、ありがたみとチョコにグッチのロゴが入っているとういうところが人気の秘訣なんでしょうね。
ちなみに4個入りで2000円が一番安いものでしたよ。
朝早くから並んで買うほどの気力はないので、ヴァレンタインがすぎてから出直そうと思ってます。
でも景気が悪い悪いといわれている中、少しでも女の子がチョコに消費して経済活性化に役立てばみんなHAPPY?
それに、もらった男の子もとりあえずお返ししなければならないから、またそこで消費があるわけだし。
あながち悪いことでもないのかもね!!!
そうでした、そうでした。
バレンタインデーにはお返しってものがありましたね。
私ね、今のダンナとつきあってたころ、バレンタインデーのお返しにドライヤーもらったんですよ。
それを会社の女の子に言ったら、「そ・そ・それってエルメスのドライヤーですか?」って笑われましたもの。
いや、でもホント欲しかったんですよ。
私髪の毛が多くて長いから、本当にドライヤーって2年ぐらいでダメになっちゃうんですよ。
こうフィラメントが焼けちゃうっていうか、あとはハードに使いすぎて折りたたみの部分がカクンってなっちゃったりとか、とにかくしょっちゅう買い換えなくちゃいけなくて、でも当時買いに行く時間がなかったので、お返しにドライヤー買って。って言ってたんですね。
だからリクエストのものがもらえて嬉しかったんですが、友達からは笑われました。
とにかく、この不況の最中、好む好まざるに関わらず何かを強制的に購入してプレゼントしちゃうっていうのは、お金が回ってよいことかもしれませんね。