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The Bells /Color Me Badd(カラー・ミー・バッド) by Jam&Lewis

2008年12月02日 | お気に入りの1曲
Written by Elgie Stover/Anna Gaye/Marvin Gaye
Produced by Jimmy Jam & Terry Lewis

 12月になりました。もう冬ですね。この季節によく聞くorクリスマス・ソングっぽい曲も語ります。
 今回は、93年のカラー・ミー・バッドの2nd『time and change』からのこの曲です。カラー・ミー・バッド(以下CMB)は2組の親友同士が合体した4人組ボーカルグループ。肌の色で語るわけではないのですが、ヒスパニックやブラックやインディアンなどのハーフで、様々な人種の4人ですが、そのコーラスワークはめちゃソウル。彼らの曲に魅了されたのは、映画『New Jack City』で使われた&デビュー曲「I wanna sex you up」。斬新で心地いいこの曲は夏の夜のヘビーローテ曲でした。R&B1位(Hot100でも2位)ダブルミリオンというヒット。そして、ジャム&ルイスが全面製作したサントラ『Mo Money』にも招かれ「Forever Love」がスマッシュヒット。彼らのコーラスの美しさを引き出した曲だと思います。
そんな流れで2ndにもジャム&ルイスは2曲提供します。その1曲がジャムルイの作曲ではなく、マービン・ゲイのカバーソング。(余談ですがこの『time and change』は名盤だと思います。)
 ジャム&ルイスは、デジタルの打ち込みではなく生のバンドスタイルでこの曲をレコーディングします。Keyのドラムは、弟子バンドのミント・コンディションのリーダーでもあるストークリー。彼のドラムも素晴らしいです。ジミー・ジャムもキーボード、テリーもベース&パーカッションで参加。レトロ感をだすためレコード針の雑音をいれる演出もジャム&ルイスならでは。生のストリングスでバックも演出。素晴らしい仕上がりの1曲です。
 歌はちょっと悲しい失恋ソングなのですが、すごく心にしみます。リードボーカルのブライアンのボーカルパフォーマンスが素晴らしい。白人でこのパワフルなソウルさ。鳥肌たつくらいの熱唱。そしてバックのコーラスワークもオーソドックスさがこの曲にピッタリ。
 なんか心が痛い時によく聞いて癒されてました。

ダーリン、僕にはもう
愛が触れ合う音色が聞こえない
その音色の響きが君にも聞こえるかい
君なしじゃ
愛が触れ合う音色は聞こえないのさ、ベイビー



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