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ipod アイポッド  Genius ジーニアス機能は使えるか?

2009年01月14日 | インテリア・グッズ
 08年9月にipodの新機種が投入されました。クラシック(大容量型80GB)を持っていたのですが、この新機種購入しようか、悩んだ末、政府の給付金、1万2千円を見込んで購入しました。(半分ネタですが)
 今回、値段も据え置きで120GBへ容量もUp。形も若干薄くなって洗練された感じ。グラフィック機能も格段に向上していると思います。
 今回最大の購入要因は、新機能のジーニアス。これは、自分のコレクションCDアルバムの曲から、お気に入りの曲と相性のいい曲を自動的にセレクトしてplayしてくれるという機能。その元になるデータは、ipod使用者のプレイリスト(オリジナル編集曲順)との事。まだ私のCDコレクション、すべてipodに落としていませんが現在まででおとしたアルバムデータでやってみました。
 サンプル1曲目は、マイケル・ジャクソン「ビリージーン」。この曲と相性のいい曲25曲がセレクトされました。すべて紹介しきれないので、ざっと分析。MJからはBeat It / Smooth Criminalが選曲 。当時のライバル、Princeの「ビートに抱かれて」、80’sということでしょうか、ワムやTears For Fears、チャカ・カーン「Feel For You」、デヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」。マドンナからの選曲は「Vogue」。ジョージ・マイケルの「Faith」もあり。若手では、なぜかノー・ダウト「Don’t Speak」ジャスティン・ティンバーレイク、デスチャ。「ビリージーン」はR&B色が強いと思いますが、あまりR&B的な音がない。どちらかといえば、同時代のヒット曲のオムニバス的な感じ。
 サンプル2曲目は、Jam&Lewisの運命を変えた1曲、The SOS Bandの「Just Be Good To Me」。
 選ばれたのは、同じジャムルイ製作のAlexの「Fake」「Saturday Love」。全体的にブラコンの曲が選ばれている感じ。シャラマー、フレディ・ジャクソン、ジャネットは「恋の法則」、Kool&The Gang、ルーサー・ヴァンドロス。プリンスは「Controversy」。GUYなんかの曲もありますね。この曲になるとR&B色が一気に強いセレクト。
 ちょっとジャンルを変えて、jazzyな「My Funny Valentine」でしてみると、デイブ・グルーシンのインストの曲や、ホリー・コールの「Calling You」別のアレンジの「マイ・ファニー」。ノラ・ジョーンズの曲も選ばれてます。ジョージ・ベンソン、ポール・ハード・キャッスル。意外なところでは、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」。やはりちょっとJazz&フュージョンっぽいセレクト。
 他にも、クリスマスの曲を選んだら、連動して他のクリスマスの曲も選ばれました。ジーニアス(天才)というだけでそれなりのセレクトをしている感じです。すべての曲にこの機能が働くのではなく、データのない曲は反映されません。
 私は、状況に合わせて曲を選ぶのが大好きなので、よくオリジナル編集をしているのですが、そんなこだわりの私をうならせる選曲ではない感じです。ただこのジーニアス機能も、使う人のデータが集積されていけばどんどん発展していく感じ。結局は自分のセンスで曲をきくのですが、こうして他のセンスを見れる事は自分の選曲の参考にはなりますよね。
 後、NEW ipodグラフィック機能があがったし、曲からアルバムやアーティストも選択できて使いやすくなりました。まだ進化していくのでしょうか。


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