SADEの10年ぶりの新作、『Soldir Of Love』の日本盤発売日の3月3日がせまっています。USAでは見事にアルバムチャートで1位を獲得だそうです。SADEのファンもずっと彼女のシーンへの帰還をまっていたんですね。
そして、マックスウェルもグラミーで、『BlACK summers’ night』が最優秀R&Bアルバム受賞。「Pretty Wings」が最優秀男性R&Bボーカルパフォーマンスで受賞しています。
SADEとマックスウェルはかなりのFavアーティストです。あんた好きなもん多すぎっていわれそうですが…。好きなものを見つけれることは人生を楽しくすると思うんですが。たしかに気が多いかも。まーそれはおいといて、この2組のアーティストの共通項は、シャーデーのスチュアート・マシューマンです。92年の『Love Deluxe』発表後、SADEはまたしばらく休養期間に入ります。ただ充電が必要なのは、けっこうボーカルのアデューっぽい。この時は、アデューの妊娠・出産が長期の活動停止の理由でしたが。スチュアートをはじめとする他の3人はミュージシャン魂を持った人たち。やはりCreativeなものを定期的に放出せずにはいられないと思います。
その一環として、スチュアートは、外部のアーティストのプロデュース活動も行います。
http://basinger.hp.infoseek.co.jp/matthewman.htm(以前まとめた彼のWORK)
その一人がマックスウェルだったのです。96年の彼のデビュー作『Urban Hang Suite』に大きく関わります。当時も、男性盤シャーデーというキャッチコピーでマックスウェルはデビュー。おれが彼に目がいったのもその言葉ですもん。実際、SADEの1st、2ndのような雰囲気のある音です。あの頃、スチュアートが多用していたサックスPlayも満喫できる。もちろんマックスウェル自身も曲を書くアーティストですから、彼のカラーも色濃く出た作品ですが、SADEの匂いも充分感じる作品なのです。SADEへの飢えをマックスウェルで補っていたら彼の魅力にもはまったという感じです。
そんな中、96年、前述のスチュワート、アンドリュー・ヘイル、ポール・スペンサー・デンマンの3人でグループを結成。(もともと彼らはプライドというジャズ・ファンク系バンドを組んでいた)それが「SWEETBACK」でした。アデューも彼らの自分抜きでの活動には賛成で、「私をずっと待ってもらうのも彼らに酷だわ。」というような発言もしています。自分もシーンから距離を置き、またいろいろなものを吸収し、彼らもそれぞれの活動をし、そして集まってまた素晴らしい作品を作るという感じです。
スウィートバック、グループ名もいい感じ。映画からインスパイアーされたそうです。そのSweetbackはこれまで2枚のアルバムを発表しています。SADEのアルバムのブランクは、8年とか10年とかありますが、その間にファンの飢えを満たすかのように、Sweetbackのアルバムがあるのです。ただ、アデューがいなかったら興味がないという人もいると思います。でもSADEをより知ろうと思ったら、このSweetbackを聞くことで、アデューの存在感がまたわかるような気もします。Sweetbackでも、アメール・ストウェルという新人の女性ボーカリストを招いていますが、やはりそれはSADEではないのです。やはりSADEはシャーデー・アデューあってのSADEなんだな~というのもわかります。
96年の1st『SWEETBACK』はとても雰囲気のあるアルバムです。BGM的な感じがあります。音楽をPlayすると空間の空気を変えるアルバムです。インストが半分なのもあるかもしれません。いわゆるAmbient Music(環境音楽)っぽくもある。SADEより打ち込み色は強い。元祖アンビエントといわれるサティとかが好きなおれとしては、その匂いも感じるアルバムです。彼らがそれを意識して制作したのかはわかりませんが。1曲目の「GAZE」からTripします。ライナーノーツにもありましたが、未来都市の夕暮れを感じさせる。基本、無機質的な空間をイメージさせる。そして心地いいリズムプログラミング。
前述したアメール・ストウェルの「You Will Rise」ではスチュアートのサックスが初期のSADEっぽくもありますが、やはりSADEとはちがいます。リロイ・オズボーンは準シャーデーのメンバーのような黒人男性ボーカリスト。優しいボーカルです。
そんな中、ボーカルもので際立つのが、マックスウェルを招いた曲、「SOFTLY SOFTLY」なのです。当時のマックスウェルの基本のファルセットボーカルから始まりますが、終盤、エモーショナルシャウトが入ります。同じアーティストなのかと思うくらいのボーカルパフォーマンスです。
冬の嵐のように安定していて
羽のように柔らかく、石のように鋭い
あなたの手を握って私は参ってしまった
優しく 優しく
そっと壊して
この世界観にもひかれる。
ある意味、シャーデーとマックスウェルは共演してることになります。アデューと共演したいアーティストは多いと聞きます。SADEを絶賛するアーティストも多い。あのプリンスさえもSADEを特別のアーティストとして位置づけてるし。しかし、アデューが誰かのアルバムに招かれたとか聞いたことがありません。そういう意味では、The Neptunesが「By Your Side」のRemixをてががけたのはすごい事だな。スタジオでファレルとアデューは出会ったのかな。余談ですがネプチューンズはあの孤高の天才PrinceのRemixもしてるからすごい。
SADEも新作を出し、マックスウェルも今年『black SUMMERS' night』を出すはず。楽しみですね。
そして、マックスウェルもグラミーで、『BlACK summers’ night』が最優秀R&Bアルバム受賞。「Pretty Wings」が最優秀男性R&Bボーカルパフォーマンスで受賞しています。
SADEとマックスウェルはかなりのFavアーティストです。あんた好きなもん多すぎっていわれそうですが…。好きなものを見つけれることは人生を楽しくすると思うんですが。たしかに気が多いかも。まーそれはおいといて、この2組のアーティストの共通項は、シャーデーのスチュアート・マシューマンです。92年の『Love Deluxe』発表後、SADEはまたしばらく休養期間に入ります。ただ充電が必要なのは、けっこうボーカルのアデューっぽい。この時は、アデューの妊娠・出産が長期の活動停止の理由でしたが。スチュアートをはじめとする他の3人はミュージシャン魂を持った人たち。やはりCreativeなものを定期的に放出せずにはいられないと思います。
その一環として、スチュアートは、外部のアーティストのプロデュース活動も行います。
http://basinger.hp.infoseek.co.jp/matthewman.htm(以前まとめた彼のWORK)
その一人がマックスウェルだったのです。96年の彼のデビュー作『Urban Hang Suite』に大きく関わります。当時も、男性盤シャーデーというキャッチコピーでマックスウェルはデビュー。おれが彼に目がいったのもその言葉ですもん。実際、SADEの1st、2ndのような雰囲気のある音です。あの頃、スチュアートが多用していたサックスPlayも満喫できる。もちろんマックスウェル自身も曲を書くアーティストですから、彼のカラーも色濃く出た作品ですが、SADEの匂いも充分感じる作品なのです。SADEへの飢えをマックスウェルで補っていたら彼の魅力にもはまったという感じです。
そんな中、96年、前述のスチュワート、アンドリュー・ヘイル、ポール・スペンサー・デンマンの3人でグループを結成。(もともと彼らはプライドというジャズ・ファンク系バンドを組んでいた)それが「SWEETBACK」でした。アデューも彼らの自分抜きでの活動には賛成で、「私をずっと待ってもらうのも彼らに酷だわ。」というような発言もしています。自分もシーンから距離を置き、またいろいろなものを吸収し、彼らもそれぞれの活動をし、そして集まってまた素晴らしい作品を作るという感じです。
スウィートバック、グループ名もいい感じ。映画からインスパイアーされたそうです。そのSweetbackはこれまで2枚のアルバムを発表しています。SADEのアルバムのブランクは、8年とか10年とかありますが、その間にファンの飢えを満たすかのように、Sweetbackのアルバムがあるのです。ただ、アデューがいなかったら興味がないという人もいると思います。でもSADEをより知ろうと思ったら、このSweetbackを聞くことで、アデューの存在感がまたわかるような気もします。Sweetbackでも、アメール・ストウェルという新人の女性ボーカリストを招いていますが、やはりそれはSADEではないのです。やはりSADEはシャーデー・アデューあってのSADEなんだな~というのもわかります。
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96年の1st『SWEETBACK』はとても雰囲気のあるアルバムです。BGM的な感じがあります。音楽をPlayすると空間の空気を変えるアルバムです。インストが半分なのもあるかもしれません。いわゆるAmbient Music(環境音楽)っぽくもある。SADEより打ち込み色は強い。元祖アンビエントといわれるサティとかが好きなおれとしては、その匂いも感じるアルバムです。彼らがそれを意識して制作したのかはわかりませんが。1曲目の「GAZE」からTripします。ライナーノーツにもありましたが、未来都市の夕暮れを感じさせる。基本、無機質的な空間をイメージさせる。そして心地いいリズムプログラミング。
前述したアメール・ストウェルの「You Will Rise」ではスチュアートのサックスが初期のSADEっぽくもありますが、やはりSADEとはちがいます。リロイ・オズボーンは準シャーデーのメンバーのような黒人男性ボーカリスト。優しいボーカルです。
そんな中、ボーカルもので際立つのが、マックスウェルを招いた曲、「SOFTLY SOFTLY」なのです。当時のマックスウェルの基本のファルセットボーカルから始まりますが、終盤、エモーショナルシャウトが入ります。同じアーティストなのかと思うくらいのボーカルパフォーマンスです。
冬の嵐のように安定していて
羽のように柔らかく、石のように鋭い
あなたの手を握って私は参ってしまった
優しく 優しく
そっと壊して
この世界観にもひかれる。
ある意味、シャーデーとマックスウェルは共演してることになります。アデューと共演したいアーティストは多いと聞きます。SADEを絶賛するアーティストも多い。あのプリンスさえもSADEを特別のアーティストとして位置づけてるし。しかし、アデューが誰かのアルバムに招かれたとか聞いたことがありません。そういう意味では、The Neptunesが「By Your Side」のRemixをてががけたのはすごい事だな。スタジオでファレルとアデューは出会ったのかな。余談ですがネプチューンズはあの孤高の天才PrinceのRemixもしてるからすごい。
SADEも新作を出し、マックスウェルも今年『black SUMMERS' night』を出すはず。楽しみですね。
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